皆さん、こんにちは!月曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか?わたしは路肩でレッカーを待ってます。
今日は勤め先がお休みで、Vストロームを借りたんですよ。エンジンと足まわりはジグサー150、250と同じで、車体がひとまわり大きく重量があるというやつね。
借りる前にバイク屋で念のため、足つきチェックをします。見た目はぜんぜん違うけど、シート高も同じで問題点のありようもない。滑り出しもスムーズ、シフトチェンジの懐が深いところも同じ。重量というのは、Vストロームは 189kg 、重い方のジグサー250 は 154kg でその差は 35 kgです(ジグサー150 は 139kg)。
乗った感じは、でかい!でも、足がついているので教習車を思えば乗れなくなくもなさそうな感じ?というファーストインプレッションで出陣だ!
今日の目的地は、自宅近くの「耳鼻科」にしました。花粉症の薬を取りにいかなくてはならないのにずっと行くのが延び延びになっていた。えーい。おためしバイクとかぶせちゃお、てな感じ。
この目的地の選定にはもうひとつ目的があって、今日借りているレンタルバイク屋は、これまで GSX125 と CB125 を借りた、畑の中の例のバイク屋で、毎週土曜日に練習会を開いたり、ツーリングに行ったり、大会に出たりしていて、ここで買えば、仲間に入れてくれて、乗り方を教えると言うのです。とても魅力的なのですが、遠方なので、自宅から通えるのかという不安がありました。迷うなら、走ってみよう不如帰(意味なし)。
目的地を Google map にセットします。28㌔、57分。なに!?昨日のモンキーより遠いではないか!しかも、こちらの道は、交通量のずっと多い国道を西から東に横断することになる。で…できるのか、自分…。いや、昨日20㌔余を走れたなら今日できないはずはないはず…。
走り出してすでに後悔が見え隠れします。先日、電車で遠征した国道より交通量がすごいんですよ。片側4車線、左専用、直進、直進、右専用、のトラックぐわーっと走る道を、Google map ちゃんはそらぞらしくも「右です」と1言言うんです。無茶ぶりもいいとこです。でも、それができなきゃそのまま流されるままにどこか見知らぬ遠い土地に行くしかないんです。必死の形相で後続の車に「アタシは車線を変更する!事故りたくなければ譲るんダ!」とアピールする。
こんな、ものすごく頑張っているところに、似たようなサイズのバイクが現れました。よかった!この場所を走ってても場違いじゃないんだ。強気でがんばれ!と自分を鼓舞してお兄ちゃんのうしろに車線変更。右へのウインカーを出したところでナビに目をやる。おや、アタシの道は直進だったかに…。
左のいっこ隣の車線のスピードに戻りたい戻れない心うらはら、諦めて右折するとナビは「Uターンしてください」。なに!Uターンだと?!んなことできるか!!アタシにできるUターンは、横断歩道を押して渡るやつだぞ!そして今日の車体重量は189㌔。押せるか?!とまどいはもうアレね、そろそろ禁区…それはちょっとできない相談ねっ!!!
人間さまがこのように内心キレキレのところ、Google map 搭載のナビさまは過ぎたことは意に介さず、いとも簡単にオプションBを出してくる。「道なり、6㌔直進です」えっこの道でも直進なの?だったら最初からそう言いなよ…。
だが、そこから先にはまた、オプションB なら Bなりの苦難が待ち受けています。二車線の生活道路は車の渋滞で、狭い道を今度はトラックならぬ、バスが通る。のろのろ進んでは信号があり、脇から車が入ってくる。自転車が現れる。こんな感じで、果たして目的地に行けたとして、今度は時間的に(暗くなる前に)帰ってこれるのだろうか?!
「右折です」そのときナビはそう言った。なだらかな下り坂の途中に、たしかに道は右にある。他の車も右に行く者もいる。車の途切れをうまくみきわめて発進…。というのが、顛末ですね。何の、って、ほら、今日のブログの最初に「いまレッカー待っているところ」って言ったじゃないですか。立ち転けたんですよ、バランスを崩して。あっ!と思って、支えようとしたんです。でも、Vストロームは、重かったんです!!!!
そのあとも大変でした。交通の複雑なT字路で大の字で通行止めちゃったんですから。いずこからかお兄ちゃんとお姉ちゃんが走ってきて、とりあえず車体を起こすのを手伝ってくれたのですが、タイヤにロックがかかった?のかバイクは押しても進まない。シフトをNにすべくガチャガチャする。なにかの拍子に動き出し、とりあえず歩道に乗せるも、道が狭くて尻が車道にほんのり出ています。

損傷は、ゆっくり右に倒れたため、ハンドルガードが折れたくらいで済みました。あとは傷、ですね。レンタルバイク屋に連絡して、警察に来てもらって事故証明とって。

レッカーというより、お店の軽トラが来たのは2時間後でした。レッカー屋の都合がつかなかったのだそうです。しょーがないから近くのマルエツで惣菜食べながら待つ。弁償額は3万円でした。この額で済んでよかった(あとから追加でもっと請求されても驚かないが)。
あんまり長くなるのもなんなのでまとめると、足つき、排気量、重量のほかに、重心の位置(バランス)が車両の選択に重要であることが分かりました(教習車のNCで分かっていたことだけどそれがどういう意味なのか分かってなかった)。今回の転倒の原因は、重さじゃない。よろめかなければ、支える必要は生まれなかったのだから。
とにかく、少なくともこの大きさのバイクの選択肢は当面のところ、一気に消えました。注意して乗ればワンチャン大丈夫、っていうのはやはりナシなのだ。なにが起きても対応できる感覚を持たないかぎり、やっちゃうときはかならず来る。だから準備を余念なく、こわくないサイズから進めていくのが妥当なのだ。
店の人に言います。「ジグサー150くらいがいい感じがしてきました。ここで買って、練習会に通いたいです」今日くじけた、あの道を通って…。
商談の日にちを来週の日曜に設定しようとしたら、その日はレースだから、とそらされてしまいました。いったい、バイク屋というのは、謎な人たちです。結局、売りたいんでしょうか、売りたくないんでしょうか。
家に帰って、こうして今日のことを振り返り、昨日のツーリングも、ぜんぜんビギナーズラックだったのだと思うようになりました。昨日、こんな目に遭っていても、もっとひどい目に遭っていてもちっともおかしくなかった。モンキーではなく、Vストロームも借りようと思えば借りることはできた。でも、選ばなかったのは、身に過ぎることを知っていたのだ。しかし、次に進むにはチャレンジしなければならない。それが今日のVストロームだった。そして、そうなんだとしたら、今日の立ち転けは、知っている店で有事には来てくれる人がいることをちゃんと準備して挑んだナイスファイトだったといえないだろうか。
今日のところは以上です。皆さまも立ち転けには、くれぐれも注意なさいますよう!ではまた!
