皆さま、こんにちは!連休ですね!来週になればもう少し暖かくなりそうですがまだ寒い!
というわけで、本日は室内、メンテナンス講習に行ってきました。先日の e-bike のお店の企画です。レンタルバイクの販促の意味合いもあるのか、ありがたく無料で受講させてもらってきました。
集合時間は昼13時、それから2時間は整備の基礎について座学、最後に3人ずつ4班に分かれて実技(ハンドル交換、パンク修理、オイル交換、チェーン清掃)という流れでした。以下、実技でやったことをまとめておきます。
1)ハンドル交換
使う工具は、マイナスドライバーとラチェットレンチ。六角レンチでもよい。ラチェットレンチには回る向きを固定する切り替えがある。クラッチの付いている左のほうがクラッチのワイヤを嵌めるところだけ工程が多い。
2)パンク修理(チューブレス)
使う工具は、刺さった釘等を抜くペンチ、穴を大きくするグルグルした錐(名称不明)、穴を塞ぐための芯(名称不明、パンク修理セットで買うと入っていると言われた)、穴を密封するための糊(同上)、はみ出た芯を切り取るための鋏(同上)。
芯を入れてやるために穴を大きくするあたりで空気はものすごく抜ける。空気を入れる道具はないから、あくまで応急処置で、とりあえず一番近いバイク屋まで向かうことになる。ガソリンスタンドの空気入れは4輪用でバイクには使えないことが多いそうだ。
3)オイル交換
使う工具は、まず、支えるスタンド。それから、メガネレンチを使ってネジをはずす。ワッシャーをなくさない。穴から出てくるオイルはポイパックという箱ティッシュくらいの大きさの紙に落として吸わせる。終わったら、トルクレンチで締める。トルクレンチは、正しい量だけ締めたことが分かるレンチ。
4)チェーン清掃
必要な道具は、ウエス、チェーンクリーナー、ブラシ、チェーンルブ。最初、チェーンクリーナーをウエスに吹き付けて1周させる。スプロケット等も拭く。次に、ブラシで継ぎ目などを擦る。チェーンルブを外側、内側、中央部の順に吹き付けて、最後にタイヤについた油をパーツクリーナーで拭き取る。
正直、道具がいろいろで、それぞれ適した部位と使い方があるのに全部同じに見えて、分かりにくくて閉口しました。ハンドル交換とパンク修理はネジを外したり締めたりするのに力もそれなりに必要で、自分ひとりでちゃんと安全なくらい直すことができるか、かなり微妙(バイクの操作と同じくらい道具を使う練習が必要かも)。
オイル交換も、スタンドがないと古いのを抜くのがたいへんな感じで、果たしてスタンドを買って手間暇かけて自分でやるほどのメリットはあるのかと思うとこれも微妙。となると、自分にできそうなのはチェーン清掃くらいか。
せっかく実習させてもらいましたが、基本的に整備はやっぱりバイク屋さんにお願いすることにしました。いつなんどき、どのような何が起こるかは分からないので、何も知らないよりは知っていたほうがいいというところに参加した意味はあったということにして。
自分で Youtube 等を見て、やれちゃう人は多いと思うのですが、自分は機械ものは壊しちゃったり、元に戻せなかったりしたらどうしようと不安が先に立って興味はあってもなかなか一人で触る勇気はなかったので、どんな感じなのか体験する非常にありがたい機会ではありました。
ではまた!
