皆さま、こんにちは!大型教習に行ってきました。先週は風邪で痛恨のキャンセル、2週間ぶりです。
今日も盛大に3回倒しましたが、おかげさまで波状路がなんとなく掴めてきましたよ。
・立った姿勢はお尻が落ちない
・左足は1速を踏み込む
・(右足はリアをコントロール)
・基本は半クラッチ
・失速したらアクセル
・視線は正面
・調整するには戻りたい向きの反対方向に体重移動
最初の落馬は段々のところでアクセルをかけるタイミング合わず、でした。やっている最中に真下すぎて目視できないのでかける場所の目測が利かない。それから、立っている状態でリアを使うというのが難しい(要練習)。
あきらめて半クラッチ低速で妥協するか、と気持ちを方向転換したら光が見えました。要するに、大型はパワーがあるのでそもそもアクセルをかける必要はない。だからといって駆け抜けちゃうと規定の時間をオーバーしてしまう。
半クラッチでパワーを抑えると速度は下がる。すると失速して転倒する危機が訪れる。アクセルはそこで使えばよい。なぜならば、失速するのは足下の障害物のせいだから、結果的に段々をアクセルで乗り越えることになる。
もうひとつ、合点がいったのは波状路に入る前の速度。これまで、7人の教官たちがそれぞれ洞察を生かしてアドバイスをしてくれてきていたが(本当にありがとうございます)、ある者は勢いをつけて入れと言い、ある者は低速でやさしく入れといい、またある者は、とバラバラすぎて結局なんなんだかちっとも分からない。
しかし、今日の流れで考えるとわたしの結論はこうだ。速くもなく、遅くもなく、自分がコントロールしている感覚を持って波状路に入ればいい。あとは現場でなんとかできるから。
このように、さまざまな指導が自分の納得のいく一貫した方法にまとまったところが本日の大きな進歩でした。方針が決定しただけで本当にやりやすくなった、これを少しずつ低速に近づけていくと自然に最初からアクセルワークができるようになると思います。
「自然に」というのがまた結構おもしろくて、スラロームも教習所のパイロンは幅が狭いのでアクセルを開くと暴走して曲がりきれなかったのが、ふとバイクを寝かせる角度を深くしてみたら、転倒を避けるために身体が勝手にアクセルを開く。
乗っている人にはものすごく当たり前のことなのだと思うけれど、ビギナーはその身体が勝手に動くというのがない。これまでの教習所の外での練習が複合的に結びついて、ああ、わたし乗り方を身につけてきているんだ、と少し感動がありました。
練習を終えて、もうひとりの教習生はみきわめをもらい、さて ysato は、と先生が向き直ります。「なんか今日、100回に1回の打率でいけそうな気がしてきましたが、もう少し安定してからにしたいです」「無理にとは言いません」
ありがたやありがたや。どうやら、現在は卒業ラッシュでもあり、卒検はとんでもなく混んでいるらしい。そう考えると、繁忙期に急がないのは迷惑とは言い切れないのかもしれない。お言葉に甘えて教習車をバンバン倒させてもらいながらしっかり学習して卒業しよう。免許取ったらすぐに大型のレンタルバイクに行くぞう!
本日は以上です。ではまた!