皆さま、こんにちは!昨日の雨が止んでようございました。残り少ないバイクシーズン、週末を惜しんで乗らなくちゃ!!今日はカワサキプラザで Z250 です!


Vストロームの前に予約しておいたんです。z250 は最寄りの中古屋推し。もしも最初に訪問した教習所に一番近いその店で買っていれば、わたしはとっくに1ヶ月の経験を積んでいたことでしょう。だが、あのときはまだ何も知らず、素直に言うことが聞けなかったんですよね。。先日のバイク屋がレースに行くと言わなければキャンセルしていたはずですが、まあ、1軒目で決めてたらどうなってたか、あるいは、別の 250 はどうなのか、検証しに行ってみましょう!


目的地は、店から30㌔先の観光農園に設定。県庁所在地方面とは逆方向なので、おそらく交通量は少なめなのでは、という意に反し、カワサキプラザは片側2車線の国道沿い、交通量は予想より多めのスタートとなりそうです。目的の農園はレンタル担当のお兄ちゃんの地元ということで、痒いところに手が届く案内ぶり。「ただまっすぐです。右折はお店に入るときの1回だけですが、もし通り過ぎちゃったら次の角を右折したところにあるスーパーに入ると敷地を通り抜けて左レーンで戻って来られます」


説明のあと、バイクに案内されます。Z250 は水冷2気筒という種類なのだそうで、ジグサー(Vストローム)の油冷単気筒とは走りが違うとのこと(どのように違うのかは「乗れば分かる」と言われました)。車体については、最初にに推されただけあって、体格には合っています。足つきは右足をリアブレーキにかけると足裏までペッタリのシート高 795㍉。重さも 164㌔と軽めです。でも、スタンドを外して車体をまっすぐにすると、いつものアレですね、安定感がなくてふらふらする。重心の位置がタンクにある?細ーい足まわりにデブっちょの身体が乗っている感じがする。


昨日、得意げに講釈を垂れた軸だのなんだのは弾けとびました。自転車なんてどこにも隠れてない。高い位置に重いものが置かれるバランスの自転車なんて存在しない。


「大きい」「こわい」と出発前にぐずぐずすると、お兄ちゃんが試乗コースを先導してくれることになりました。バイクの様子も分からぬままに、敷地から出るにはとりあえずいきなり国道かぁ!!田園に折れてぐるっとひと回り、左折すると店に戻る T 字路の赤信号でお兄ちゃんは一時停止の先頭にバイクを停車させてこちらに歩いてきます。「ここの赤信号は長いから心配しないで。ここから右ね」「えっこのままアタシおいて行っちゃうの?」


走りについては、最初に説明のあった、水冷2気筒の特徴はまったく分かリませんでした。人気のニンジャとエンジンは同じという話もそういえばあったが、敢えていうなら、1速から2速、2速から3速へがモンキーくらい遅かったかなぁ(でも自分のシフトチェンジの技術がないからだという可能性も否めない)。3速以上は滑らかで、上げ下げでエンストはたぶんない感じがしました。


農園までの国道は、往来はあるけれど、お兄ちゃんが言っていたとおり、道はまっすぐで信号の数も少なかったので前回よりずっと気が楽でした。よほどのことがないかぎりは立ち転けるわけもない。というか、ちょっとニョロつく場面もないわけではなかったけれど、この重さはいけるふう。


よろよろの安定性については、基本に立ち返って、ニーグリップしっかりが落ち着きを作り出すような気がしました。ただ乗ってるだけだと、重心もなにも感じられないけれど、バイクは膝が中心点なんだ、とそんな感じがしました。きっと軸の絵を見てもそうなってるんじゃないだろうか(仮説)。


想定外は、経路が海岸線を走る道だったこと。突然視界に開けた水平線は空が広く、こんなところに海がいたことにびっくり。そのためか、これまで見たこともないほどバイクに遭遇しました。大小のツーリンググループも走ってました。族の人たちではないですが、色とりどりのバイクが集団で走るのを見るのは壮観ですね。寄り道ができるほど余裕がなかったのでスルーしましたが、次回があるならちゃんと調べて浜辺を散策しよう。


海のせいで横風があったのも予定外でした。車体が軽いので吹き飛ぶかと思いました(盛りすぎ)。こういうときはスピードを出すべきだったか出さないべきだったか。思い出せぬまま、黄色い線が中央に引かれている片側1車線道路、世間様にご迷惑をかけないことを優先に、クルマの流れに運ばれてほどなく目的地に到着。広い駐車場、停めやすくてサイコー。



併設のカフェでメロンカレー食べました。



では到着記念にお土産バウムクーヘン買って帰りましょうか。


お店に戻って、おじさんのほうのお店の人と話します。


Q   z400 とどう違うのか?

A   1速が強いのでエンストしにくい。サイズはほぼ一緒

Q 大型の前に 250 を買うべきか?

A 650クラスなら 400 と変わらないので買わなくていい

Q 安定感のないのはどうすればいいか

A 乗ってれば慣れる。だいたい5000〜10000㌔くらい走ると汎用的にバイクに乗る力がつく。

Q 時速30㌔で1時間と考えたら、200時間くらい乗るということか

Q 一般に人はシーズンで5000〜10000㌔乗る。ワンシーズン乗るイメージ。毎週末に 200㌔ 乗るとして…


待て。アタシは今日、片道20㌔でもういっぱいいっぱいだよ。先週は30㌔で挫折してる。すると、200㌔ 捌く力がついての、技量をつけるに足るワンシーズンに必要な距離をこなすようになれるということか。


Q 冬はどうするか

A 冬装備をしても路面は凍結するので朝夕は控える。


これも、これまで自分が寒いから乗らなくなるのでは、と心配していたけれど、そうではなかったことが発見でした。バイクが冬に向かないのはもっと物理的な理由だったのね。


最後に記念写真です。



バランスが取りにくいと文句を言った Z250。手の位置が遠いような感じもする。膝の位置は対角線の中心にあるような、ないような。


遠くを見すえて Z650 にも乗らせてもらいました。



シート高は 800 ㍉。重さは 188㌔ 。見た目はどうにかなっているふうだけれど、スタンドを払ってバイクを立てるとき、手伝ってもらいました。Vストロームより重く感じる。重心は Z250 が下はスカスカ、上が重い、という印象だったのに対し、なんかぜんぶ重い。乗るとどうなるのか、アクセルを開いてみたくなる。


今日の結論は、安定感を増したいなら、つまんないこと考えずにニーグリップでバランスをとることに慣れること。とすると、やっぱり自転車練習にも限界はあるわけで、購入プランが再浮上してきます。むー。


本日は以上です。次の一手に何を打つかが悩ましい。なんか、頑丈で軽量だというオフの種類に乗ってみたいなぁ。それでは皆さまごきげんよう、昨日は素人が分かったふうなことを語って不快にさせてすみませんでした。ではまた!