NHKオンデマンドの「華麗なる宮廷の女たち」第1回。われらがナポレオンの妻ジョゼフィーヌが主人公です。


史実を映像で見せながら、スタジオのゲストが主人公の人物像を語るという構成の番組で、この回は女優小池栄子、精神科医名越康文、作家中村うさぎ、フランス文学者鹿島茂が集まった。


集められた史実で自分にとって新しいと思ったのは、カリブ海のマルティニーク島生まれで、貴族ではあったものの初めはフランスの社交界に馴染まず、夫にも愛されず修道院に過ごした過去があったことである。女子ばかりのなかでマナーを覚え、ナポレオンの前に姿を現したときにはちゃんとお姉さんが教えてあげられるように準備されていた。そして、ジョゼフィーヌが32歳、2人の子持ちではあったが、経験の乏しい26歳のナポレオンは一目惚れ、夜を共にしたあとに求婚したのだそうだ。一方、寡婦のジョゼフィーヌは遊ぶ相手に不自由はなく、ナポレオンとの結婚は子どもの養育費のためだったという。


ナポレオンが住まったフォンテンブロー宮殿の絢爛と、ジョゼフィーヌの浪費ぶりも映像だとよく理解できる。死後、国家予算の3分の1の負債を残すほどのお金の使いぶり。た