はじめに
「英語の評価や、その一手法であるテストを、どのように作り、使ったらよいか、またテストでどのような能力が測れ、どう改善したら教育にも良い波及影響があるテストとなるかなどを体系的に考える学問は『言語テスティング・評価研究』と呼ばれる」
Assessment of learning
Assessment for learning
Assessment as learning
入試や外部テストに対しても、テストに出る内容や技能にだけ焦点を当てて指導する、テストのための指導ではなく、学習の質を高め、生徒の能力を高めることを目標に行うテストに向けた指導
第1章 テストをどう改善するかを学ぼう(割愛)
第2章 テスト作成に必要な理論を学ぼう
・定期テストは到達度テストの一種である。
(定期テストと模試では図っている能力は必ずしも同じではない)
➡授業での学習内容の理解度や身につけた技能・能力を測るテストである。
1)テストの作り方
・テストの目的:生徒の英語能力を確認して授業改善につなげる。成績評価に使う。生徒の学習を促進する。
・テストで測りたい能力(構成概念):テスト範囲までの到達度
「知識・技能」「思考力・判断力」「学びに向かう態度」
「読む力」「聞く力」「書く力」
「外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深めること」
「外国語を通じて積極的にコミュニケーションを測ろうとする態度を育成すること」
「外国語を通じて、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする能力を養うこと」
➡CANDO リストやシラバス、学習内容を参考にする
➡特に伸ばしたい能力は測るべき能力として、テストに含める
➡研究と関連づける。
・対象者:第2学年
・テスト範囲:教科書L1~L2
➡語彙・文法・場面の重要項目リストを作り、網羅的に選ぶ。教科書本文を一枚にまとめ、重要ポイントに蛍光ペンで印をつけ、小問ごとに、表現、理解、残りの順に出題部分を決める。
・テストの構成:
配点は、重視したい能力の配点を高くする
(指導においての重みを反映する)
・テスト形式:できるだけ現実社会のタスクに近いものにする
・実例
・実施方法や採点方法等:現在完了形を使って文が書けるかのテストの場合には、スペルや関係のない文法の誤りでは減点しない。