中間考査を作成することになったのでポイントをまとめてみる。
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第１章 英語リーディングテストが求める読解力
１．IELTS
リーディング６０分間に４０問
※解答するさいの語数制限がある。
※解答に Not Given が含まれる。
２．TOEIC
マークシート（短文穴埋め、長文穴埋め、読解）
※誤文訂正は廃止
３．英検
高校レベルは準2級
長文の語句空所補充、長文の内容一致選択
※CAN-DOリスト➡授業を通して教えたリーディングストラテジーが使える問題
テストにとって最も重要なことは「何のために実施するのかという目的をあきらかにすること」
本書の定義は「学習指導要領の指導内容をどれだけ生徒たちが身につけ、その目標をどの程度達成しているかを調査し、教育の改善に活かすことを目的とするテスト」
テストの開発は、テスト実施の目的を明確にしたうえで、テスト細目を作成することから始める。
１．テストの目的：Lesson 1, 2 で学習した内容をどれだけ生徒たちが身につけ、その目標をどの程度達成しているかを調査し、教育の改善に活かすこと➡指導と評価の一体化
コミュニケーション英語Ⅰのリーディング達成目標
・説明や物語などを読んで、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえたりする。また、聴き手に伝わるように音読をする
・聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、話し合ったり意見の交換をしたりする/簡潔に書く
・内容の要点を示す語句や文、つながりを示す語句などに注意しながら読んだり書いたりする
・事実と意見などを区別して、理解したり伝えたりする
コミュニケーション英語Ⅱのリーディング達成目標
・説明、評論、物語、随筆などについて、速読したり精読したりするなど目的に応じた読み方をする。また、聞き手に伝わるように音読や暗唱を行う
・聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、話し合うなどして結論をまとめる/まとまりのある文章を書く
・論点や根拠などを明確にするとともに、文章の構成や図表との関連などを考えながら読んだり書いたりする
・未知の語の意味を推測したり背景となる知識を活用したりしながら聞いたり読んだりする
➡「正確に情報を得る」「主題文を理解する」「事実と意見を区別する」「概要や要点をとらえる」「文の中の語の意味や、パラグラフ間の関係を理解する」「主題文と支持文との関係を理解する」「未知語を推測する」「背景知識を活用する」
２．対象受験者：第２学年
３．問題数、長さ、問題の区分：２０～３０の読解問題、５０分程度
４．測定対象言語能力の想定使用場面：説明文を読み、正確な情報を得る、書き手の意図を理解し、自らの意見を述べる/書く。
５．テキストの種類：説明文
６．言語技能：スキミング、スキャニング、要点の理解、主題文と支持文の識別、事実と意見の区別、文章の背後にある意味や情報の推測、文脈に基づく未知語の意味の判断、文中の語と語の関係の理解、文やパラグラフの伝達機能の理解
７．言語要素：学習指導要領に示された文法事項、表現、語彙数
８．テストタスク：適切なタイトルを選ぶ、組み合わせ法、図表の完成、文章中から適切な語句を選ぶ、情報転移、短文解答、空所補充、出来事や手順に関する記述の時間順による並べ替え
９．問題数および得点配分：大問４つ、各大問に５問から１０問程度、１問につき２点から５点
１０．テスト方法：正誤問題、多肢選択式問題、単語・語句・短文解答、文章による完成法
ほか１１．受験上の指示、１２．採点基準
第１章については以上。