トニナsp
密度の濃い葉を放射状に展開
葉先は下方に垂れ下がりカール状になる
葉輪の中央はライトグリーンで外に向けて
グリーンにグラデーションする美しい植物
上から観察すると...
まさしく”花輪”のよう
トニナの後につづくspの意味は
動植物で学術的に未だ判然としない個体について
暫定名として通例は自生地の場所や自生する川や湖などの名称がつく
”sp”とはspecies(種)の略
つまり、トニナspベレン産とは
アマゾン川南方に位置するベレン地方に自生するトニナってこと
ホシクサ類の中では、取り分け栽培が難しいとされているトニナsp
アマゾンの気の遠くなるような大昔から
な~んも変化のない気候(熱帯)に自生してるから
自生環境レンジの幅が非常に狭く
その環境レンジにちょっとでも外れると
葉先から茶色に変化しだし枯れていきます
そんなんだから...
昔はヒジョーに高価な水草でありました
今は、低床材(ソイル)の登場で比較的栽培が優しくなりました
それでもPHやらKH、GH、軟水...求める水質条件が厳しい
ワタクシは、”反ソイル派”、”反ADA派”でありまして
”ネイチャーアクアリウム”を標榜する以上、
可能な限り”人工物”の使用はしません
...なのでワタクシの水槽の低床は砂利でございます
砂利でも十分に育つのですよ
トニナspは
メルカリで1本300円程度で売れるんだよね...
そろそろ参戦しようっかな?