コケのないアクアリウムを目指す!⑥ | 水景のある暮らし

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アクアリウム関連の話題を中心にG1レースを軸に競馬の予想
それ以外に気になったことを書き連ねていきます。

 

お水のお話

 

 

...までの結論に近いものとして...

”飼育水”は、上水道水はNG。RO水の使用を推奨しました。

 

では、RO水でOKなのかというと...

実はRO水だけでは、ダメなんです。

 

”RO水”→限りなくH2Oに近い純水。

 

俗にいう”ミネラルウォーター”は、ミネラルイオン(鉄、マグネシウム、カルシウム...)を豊富に含有した水。

富士山麓の地域から湧き出る水は、富士山の雪解け水が数年かけて地下の鉱物ろ過を経ています。

飼育水に用いるのは絶好のお水です。

 

この”ミネラルイオン”とは、生体に欠かすことが出来ない栄養。

ワタクシたち人類もこのミネラル分の接種が不足しがちになると、長期的にいろんな部分で不健康な身体になります。

 

これは、お魚さんたちにも同様にいえること。

ミネラル分をそぎ落としたRO水では、長期的には”害水”になります。

コケが生える成分のない”害水”なわけです。

 

RO水の水質は、GHほぼ0、KHほぼ0、PH6.3

 

それでは、この”RO水”に何を添加すればよいのか...?

これまた、悩みどころですよね。

ワタクシもいろいろ悩みました。

 

 

《《大公開!ワタクシ流の飼育水レシピ》》

《《エビちゃん水槽の換水方法大公開!》》

 

RO水20Lを用意

ワタクシはこんなポリタンクにRO水を貯水しております

 

エビちゃん水槽の真下にこのポリタンクを置いております

 

自動給水システム(デジタルタイプ)

ちょっとお値段張るけれど...

ワタクシの絶対的お勧め!(ワタクシが使用しています)

だって、減った水位をもとの位置まで自動で給水してくれる優れもの

 
 

 

自動給水システム(デジタルタイプ)

こちらも以前使用しておりました

見た目のカッコよさは、こちらのほうが上

ただ...1年もたなかった...

 

自動給水システム(アナログタイプ)

デジタル機器が壊れるリスクを回避したい方向け

 

 

自動給水中
右の黒い円形のものが水位センサー
一定水準まで水位が上がるとセンサーが検知してオートで止まる
スキマーに流し込むことで、エーハイム2215サブ+2215を通ってクーラーを経てスピンパイプへと排出
多少の水温差があっても、ブレンドされエビちゃんへのダメージを極力軽減
 
この方法で換水直後に☆になったエビちゃんは過去1尾もおりません
そして、問題の《《飼育水レシピ》》
・上のポリタンクに20LのRO水を用意
ミネリッチアクアーレ7ml
 海水用(サンゴ用)らしいけど構わず注入

基本、この2点でRO水がミネラルウォーター化する

 

・PHを下げるを1.5ml

PHを下げるを1.5ml注入することで、ポリタンクのRO水のPHは3.5位に下がります

本来、一気に3.5まで下げるとPHショックに陥ってしまうかもですけど...

なんで、ここまで下げるのかというと...

水を放置しているとPHは徐々に中性に戻ろうとするんですね

その分を見越して3.5まで下げております

 

そして、このRO水は900水槽と共用しています

そのためもあって3.5にしているのもあります

このRO水を足し水にしているため、900水槽のPHは5.7位を維持しています

 

エビちゃん水槽のPHは、このままでは低すぎるので...

・アラガミルク2ml

ミネリッチアクアーレを注入すれば、こちらは不要説もあるようですが、ワタクシは両建てで注入しております

SMW、ミネリッチアクアーレ、アラガミルクは、知る人ぞ知るエビちゃん飼育の御三家

このアラガミルクと下のシュリンプミネラルを直接エビちゃん水槽に注入

こうすることによって、PHが6.5位に戻ります

 

・シュリンプミネラル 2プッシュ

 PH、KHに値は変化せずにGH値だけ上昇させる魔法の水

以上にてエビちゃん水槽の飼育水は完成です

 

これ以外になんちゃらバクターとか

抱卵を促進する得体のしれないエキスなどなど1回も使ったことありません

 

それに、エビちゃんに対して給餌もしたことないです

エビちゃんってコケ主食でしょ?

雑食性なので、☆になった亡骸なお魚もツマツマするけど、基本草食、コケ主食のはず

 

ランニングコストを極力下げること

極力オート化すること(本来ズボラな性格)

 

この2点を主眼にしたアクアリウムを目指しております

 

 

だが、しかし...

ここまでしても、まだコケは生えます。

ただし、”コケの生えなくなるベースとなる飼育水”は、完成しています。

 

つづく

次回は最終回(の予定