東日本大震災から、6年
6年前の今日
私は東京で、0歳の赤ちゃんを抱えて子育ての真っ最中でした
東北の様子をTVやラジオで見て聴いて…
東北の様子をTVやラジオで見て聴いて…
私はショックで母乳が止まってしまい
「のみたいよー!」と泣く赤ちゃんをあやしながら
なにもできない自分の小ささを感じていました
なにもできない自分の小ささを感じていました
全国のママさんたちがみな、そんな想いだったと思います
その時、心の中で決めたことがあります
「今はこの子をしっかり育てよう。そしてもう少し子どもから手を離せるようになったら、東北へ行こう」
そして昨年
下の子が2歳になり、離乳しオムツが外れ
ラジオの旅番組で 福島〜相馬、南相馬を旅しました
帰宅困難区域を車で通った時
言葉が出なくて
こうして この文章を書いている手が
震えます
誰もいない街
あの日から
誰もいない
誰も帰れない
帰りたくても
自分の家に帰れない
そんな…
今でも私は
あの時見た光景を
なんという言葉で表したらよいのか
わかりません
でも東北のみなさんは
歯をくいしばって 笑ってました
「実際ね、現場は、こんなもんなんです(笑)。
風評被害とか、いろいろ言われておりますけれど
子どもたちも元気に地元のものを食べながら、過ごしています。
ぜひ相馬に来ていただき、こういった元気な姿を見てもらいたいです」
相馬市で取材させていただいた
宇佐見さんという方の言葉を
いつも胸に刻んでいます
元気な姿を見にいこう
そして
おしゃべりを生業としている者として
元気な姿を伝えていこう
あらためて
心に刻む3.11です