皐月賞前予想。 | ちんげんさいみやび

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仕分けがめんどくさい。

 


シンエンペラーに坂井瑠星。


これで5戦全て違う騎手。

それでいて[2.2.0.0]と崩れず。


シユーニ×ガリレオでベタに中山2000mタイプに思えるが、

春の中山で速い時計になった時に対応してこれるか?



サンデーを持っていない事でダービーはさらに不向きだろうから、

仮に3~5着くらいのチョイ負けだったとしたら、

秋は凱旋門賞狙って欲しいんよね。



よく『ダービー勝ったら凱旋門賞行きます』とか、

『負けたので国内で』とか言いますケド、


どっちも逆でしょ、と思う。



ダービー勝つ馬は国内向きで、

負けた馬こそ日本国内では能力を発揮し切れていない可能性。




資金的な問題で『勝ったら』というのは理解できますが、

シンエンペラーはそのあたり問題無し。



矢作厩舎マルシュロレーヌは国内では地方ダートのG1勝ちも無い中で、

ブリーダーズカップディスタフ出走に踏み切り見事勝利。



日本国内で実績が出ていないのは能力が足りていないのではなく、

能力を発揮し切れていない可能性。



シンエンペラーは凱旋門賞全弟という血統で、

ホープフル、弥生賞を勝ち切れずの2着というのは、

能力が足りていないと言うより、能力の本質がズレてるからだと思う。



矢作先生も凱旋門賞走らせたくてオーナーに買ってもらっただろうし、

ダートのフォーエバーヤングとともに世界に出てもらいたいな。





*****


桜花賞を勝ったステレンボッシュ。


ホープフルステークスを勝ったレガレイラ。

祖母ランズエッジ、

三代母ウインドインハーヘア。


どんだけ走るんだウインドインハーヘア系。




ちなみに京成杯2着のアーバンシックも祖母ランズエッジ。



母のエッジースタイルはレガレイラ母ロカの全妹で、
レガレイラ≒アーバンシック


母の父ハービンジャーは、先日大阪杯を勝ったべラジオオペラ。

父ではブラストワンピースを出したが、
牡馬は大型の子が多く、不器用で能力を発揮出来ない子が多かった。

フレームの軽い牝馬はダンチヒ系らしいスピードの破壊力を出せて、
ノームコアやナミュールが香港やドバイでも好走。


内在するポテンシャルは高いのに、能力を発揮出来るフィールドがちょっとズレたりして、
日本のレースでは能力を出し切れなかったとしても、

牝馬であれば繁殖としてポテンシャルを伝えれる。





レガレイラ母ロカはデビュー戦圧勝で、
2戦目ジュベナイルフィリーズでは1番人気に推されたが8着。

その後未勝利のまま引退したが、

忘れな草賞では後にオークス、秋華賞を勝つミッキークイーンに0.1差の2着。


戦歴では新馬戦1着のみの[1.1.1.3]でしたが、
オークス馬にヒケを取らないポテンシャル。


まぁ、ウインドインハーヘア系とはいえ、
ハービンジャー×ダンスインザダークじゃ春クラシックじゃ加速負けするだろ、と。


今なら思う。


レガレイラ誰乗るんかね。