こ〜んに〜ちは〜|´ρ`)ﾉ
今日は快晴の福岡です。
久しぶりに気温が高いですねー
さて、今日は愛情不足に陥っている人の特徴についてお話いたします。
私たちは、子どもの時に親など、自分を育ててくれた人と、どのような関係にあったかによって、愛情不足を抱えながら生きるか、そうでないかが決まってきます。
そもそも愛情とは何かということなのですが、愛にまつわるエネルギーのことであり、そのエネルギーを与えてもらうことを、「愛情を注いでもらう」という言葉で表現します。
日本ではこのエネルギーのことを「氣」といいます。
ですので、
氣を配る とか、
氣にしてあげる といったことは、
愛情を注ぐことの具体的な行為を表しています。
それをもう少し具体的に表現すると、
目をかける とか、
声をかける、
触れ合う、
氣にかける、
といったことになります。
また一緒に遊ぶことは、お互いのエネルギーを回して交換し合う行為になります。
子どもを育てる時に、ただご飯を食べさせればよいとか、欲しい物を買ってあげればよいというだけでなく、こうした愛情のエネルギーを与えるということも必要なんですね。
そしてこれが一番大事なんですが、まず親自身が、愛のエネルギーで満ちている必要があります。
人にはみな、それぞれにエネルギーフィールドというものがあるわけですが、このエネルギーフィールドが充実している時は、大抵の場合、その人と一緒にいると、安心でき、くつろいだり、自分らしくいることができますし、自分は愛されているという感覚を得ることができます。
しかし、エネルギーフィールドにあるはずのエネルギーが、なんらかの理由で不足したり、枯渇している時は、疲労、ストレス、不安など、心が不安定な状態にあり、当然のことながら、誰かにエネルギーを分け与える余裕などありません。そういう時は、まず、自分自身がエネルギーを補給して、エネルギー的に満ちている状態まで回復する必要があります。
ところが、この日本では戦後の高度経済成長以降、核家族化が進み、主婦がワンオペで家事や子育てをしている状況が増えました。
そのため、子育ての主体となっている母親が、常にエネルギー不足の状態に陥り、子どもに十分な愛情をかけられないという状況が増えていきました。
こうした環境で育った子どもというのは、常に潜在的な「枯渇感」を抱えてしまうようになります。
この枯渇感は、十分に食べさせてもらえたとか、好きなものを買ってもらえた、行きたい学校に行かせてもらえたといったことでは埋められないものです。
つまり、どれだけ気にかけてもらえたのか、どれだけ目をかけてもらえたのか、どれだけ触れ合うことができたのか、どれだけ一緒に遊んでもらえたのかということを通して、愛情のエネルギーを与えてもらえたかということなのです。
十分な愛情を受けて育った子どもは、やがて親のエネルギーフィールドから、自分で自主的に出ていきます。これが自立です。
自立している人というのは、自分で愛情のエネルギーを作り出すことができますし、ストレスなどで足りなくなってしまった時は、自分で満たす方法を心得ています。
ですから、こういう人は、いつでも前向きで、生き生きしていて、自分の信念や人生の目的に対してまっすぐです。そして愛情に満ちていて、周囲からも信頼されているでしょう。
一方で、愛情不足のまま育ち、枯渇感を抱えたまま生きている人というのは、無意識の内に、周囲の人たちから、愛情のエネルギーを奪おうとしてしまいます。
というのは、その人自身が、まず健全な形で愛情のエネルギーで満たされたことがないというのと、その人の親が慢性的にエネルギー不足だったので、与えてもらえるどころか、むしろ奪われてきていることの方が多いからです。
なので、潜在的な枯渇感を抱えている人というのは、自分自身のエネルギーを満たすことにおいて、「誰かから奪う」という方法しか知らないことがほとんどです。なぜなら、自分がそうされてきたからですね。
人はみな、自分が実際に体験してきたことしか、することができないものです。
だから、エネルギーを奪われて育ってきた人は、エネルギーを奪う方法しか知らないのです。
それが、「エネルギーバンパイヤ（エナジーバンパイヤ）」と言われている人です。
でも、冷静に考えてみると、私たちはみな、大なり小なり、エネルギーを奪われる体験をしてきています。そして程度の差はあれ、無意識の内に、誰かから奪っていることもあると思います。
しかし、それがもう奪うばっかりになってしまっている人のことを、エネルギーバンパイヤというわけなんですね。
このエネルギーバンパイヤを含め、愛情不足に陥っている人には、いくつかの共通した特徴があります。
それが以下の項目です。
１．自分は被害者であると主張する
誰かに対して、常に被害者でいます。
そしてその人に対して、「あなたのせいで〜」といった言葉を使います。
相手に罪悪感を感じさせることで、エネルギーを奪おうとするわけですね。
なので、この人は、いつでも「加害者」に対して謝罪を要求します。
また、人の悪口を言ったり、自分がどんなに被害者なのかということを話して、同調してもらおうとしたりします。同調されることでエネルギーを奪っているわけですね。
２．周囲に対して無関心を装う
このタイプの人は、よそよそしく、無関心で曖昧な返事しかしません。
そうすることで、周囲はその人のことを心配したり、注意を向けたり、氣にかけなければならなくなってしまいます。
そうして、自分を氣にかけてもらうことでエネルギーを奪っているわけです。
３．相手の欠点や誤りを見つけて批判する
このタイプの人は、相手を質問攻めにしたりします。そして相手の欠点を見つけ出して、それを批判します。とにかく相手の自信を失わせることで、その人からエネルギーを奪っていきます。
４．威圧でコントロールする
このタイプの人は、基本的に攻撃的です。そして「力」を使って相手をコントロールしようとします。DV、暴力、モラハラなどのあらゆるハラスメント、いじめ、脅迫など。
そうやって、相手が自分を守るために何かを差し出すことを通して、欲しいエネルギーを奪っているんですね。
もし、自分の身近にこのような人がいた場合、あなたはその人からエネルギーを奪われているかも知れません。
大抵の場合、エネルギーを奪う人のそばからは、人は離れていくものです。なぜならその人と一緒にいると、エネルギーを取られて疲れてしまうからですね。
そのため、エネルギーを奪う人というのは、いつでも孤独な感じになってしまい、結局いつまでも「枯渇感」を抱えたまま、悪循環にはまってしまいます。
さて、そこから抜け出す手立てはあるのでしょうか？
次回からは、各特徴について一つずつ、より詳しい解説と、対処方法をお伝えしていきたいと思います。
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