3年前の出来事で、現在進行中の事業を

ご紹介します。


地方の比較的大きな都市であるA市で、


約3000坪(1ha)の、元バスターミナルとして

使用していた土地のオーナー会社から、


この土地の処分を依頼されました。


このオーナーは健康食品で著名な会社です。


現地の不動産会社や建設会社にも依頼は

したが、結果が出てこないということでした。


現在は、特に地方都市の中心市街地以外の

地域での不動産の売買や活用は一筋縄では

いきません。


現地を調査し、都市計画区域やインフラ状況、

周辺地域の人の流れなどを見聞し、


A市の商工観光課長や商工会専務理事とも

打合せを行いました。


その結果、現地から数百メートルの距離に

あるクリーンセンター(焼却炉)が老朽化し、

改築予定があるが、地元住民から反対の

声が出ているということがわかりました。


そのクリーンセンターを見せて頂きました。

A市の大半のごみ処理はその施設で焼却

していますが、


その施設ではダイオキシンの発生を防止でき

ません。しかし、施設を解体して、同じ場所で

改築することはできません。


現在、余熱利用施設として、市民に低料金で

開放している温水プールが近くにあります。


A市では、この余熱利用施設を解体し、この

場所に新たにクリーンセンターを建設したい

意向でした。


私は、A市役所に行き、余熱利用施設の利用

実態を見せて頂きました。


とても採算が採れている訳ではありませんが、

クリーンセンターの設置の見返りに、A市で

負担している金額は予想以上に少なかったの

です。つまり、利用状況は悪くはありません。


また、現地周辺の医療施設などにも伺い、

地域の福祉に関してヒアリングをしました。


このとき、私の脳裏には、元バスターミナル

の活用については既に結論が出ていました。


再びA市で、クリーンセンターの計画と進捗

についてヒアリングするとともに、余熱利用施設

をバスターミナルに改築し、パイプラインをA市

負担で整備し、A市と土地オーナー会社が共同

で事業を行い、施設維持管理は専門業者に

委託するというものです。


余熱利用施設は、デイケアサービスや医療施設

を含む福祉増進施設として蘇ることになります。


この事業計画は現在進行中です。


地方都市での地域再生事業の一例ですが、官民

が協力できる事業の構築ができれば申し分ありま

せん。


こういう事業は、地元の様々な方々と連携して、

役割を分担して行うことになります。


皆さんの地元でも上記と類似の物件があると

思います。


東京、東京と言わず、是非、地元の活性化に

事業として取り組んで頂きたいと思います。