地方再生事業として、様々な取り組みが行われています。
私の親しい先輩も、全国を駆け回って、地方の新しい物産
の掘り起こしや、新製品開発の助言を行い、各地で講演会
を行っています。
例えばある地方の小都市で、海産物が主力商品なので、
その先輩の発想と助言をもとに、海産物を加工した新製品
の冷菓子を開発しました。
話題性はありました。間違いなく健康にも良いでしょう。
私はその先輩からその話を聞いていましたので、近くまで
行ったときに、その商品を頂こうと思い、その街に立ち寄り
ました。
新製品として売り出した約1年後です。
その製品は既に製造されておらず、販売もされていません。
街おこしの拠点となっている組合に行って問い合わせたら、
数個だけ冷凍庫に残っていました。
それを頂きましたが、食べやすく、ほのかに海産物の香りが
して美味しいのです。
なぜ製造しなくなったかと尋ねると、
「売れないから」と言われました。
どういう販路があるのかを尋ねると、
せいぜい地元の組合や小さなスーパー、組合に参加している
商店止まりです。
もったいない!!
この記事をご覧になっているあなたなら、
「うちの商品として扱いたい」
と言って頂けるかもしれません。
地元の方々が総力を挙げて盛り上がり、知恵を結集して作った
自信作をたった1年でオシャカにするとは・・・・・・。
しかし、これも地方の実態なのです。
良い発想、良い原材料、良い技術、があっても、
それが売上にまでつながらないのです。
地方でのブランディングに尽力されている方々は数多くいらっ
しゃいます。様々な心ない批判もある中で、ご苦労も絶えない
と思います。
だからこそ、そういう方々のお力になれればと考えます。