二重矛盾 | 緋ノ響馨

緋ノ響馨

実話綴の緋と演技性の獣,響.

離れたものから連結する事の

解けない習慣の様な

 

混乱させる手法に長けた切実な苦痛を

隅で笑う人形の心理的助長

 

鮮やかに矛盾

反応の無い香りの構成を愛す

 

喜劇描写が吐いて余る程

赤い衝動が走り出す暗示を泳ぐ夜に

 

象徴を探し印象を操作し

景色に触れようと試みる目的の無い形容

 

燦爛とした絶対という救済は

手解きという法悦の中で燃えた儘...

 

2017.12.11