18年 | 緋ノ響馨

緋ノ響馨

実話綴の緋と演技性の獣,響.

抑揚が巧妙でも、最早零へ。

零へ。

過景を素晴らしい色彩に変色させる為に。

取り繕う必要の無い、其の日が来た。

嘔吐恐怖症の其れ、の様な姿。

多くの誤解は解けるか。

多くの歓喜が伝わるか。

私が私を壊す事が出来たなら、何度でもやり直せる。

受容を求めた奥底の叫びが絡まった証を。

何度叩かれても引き戻された幼少の笑顔を。

友からの最後の機会に感謝をしながら。

零へ。

 

2017.10.17