自分から本音で打ち明け話をしてくる
しぐさの心理学について、解説していきます。
相手が、自分から本音で
打ち明け話をしてくる場合は、
うっかり秘密を漏らしてしまわないように、
くれぐれもご注意ください。
なぜなら、自分から
打ち明け話をしてくる人は、
あなたにも打ち明け話をしてもらおうと
考えているからです。
また、自分から本音を言ってくる人は、
あなたにも本音を言ってもらおうと
考えているからです。
この世界には、鏡の法則が
流れていますので、
自分から打ち明け話をすると、
相手も打ち明け話をしてくれる
ようになります。
また、自分から本音で話すと、
相手も本音で話してくれる
ようになります。
したがいまして、
人間関係に巧みな人は、
知ってか知らずか、その作用を
上手に使ってくるのです。
実際に、鏡の法則について、
知識として学んだことがない人であっても、
厳然とこの世界に流れている法則ですから、
体験や観察から、その作用を感じ取り、
実践的に使いこなせるようになっている人が
かなり多くいるのです。
ですから、相手の本音を聞きたいと思ったら、
自分から本音を話してきますし、
相手の打ち明け話を聞きたいと思ったら、
自分から打ち明け話をしてくるのです。
もし、いきなり相手が本音や
打ち明け話をし始めたら、
用心した方がいいということです。
もちろん、あなたと仲良くなって、
本音で付き合いから、
自分も本音を出すんだという
純粋な動機の人もいます。
そのような人であれば、
こちらも本音でぶつかって、
仲良しになればいいでしょう。
しかしながら、そうではなくて、
あくまでも、本音や打ち明け話だけを
聞きだそうと企んでいる人には、
くれぐれもご注意ください。
感覚が鋭くなってくれば、
「あれ?なんとなく、おかしいな」とか、
「ここでいきなり本音に入る?」とか、
怪しい雰囲気を感じ取れるものです。
そこのところは、人間関係における
修行ですね。
実践で、感覚を養っていってください。