自と他が選ぶ“看板料理”という意味『Waffle cafe Y』 | Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

Food to happiness ~スペインバルを目指す男の食楽記~

スペインバルの開業を目指し、お店での食べる意味を楽しみながら綴ります。フードアナリスト最高資格1級習得“NORY”がお届けします。

浅草にある『Waffle cafe Y』さん。

昼はCafe,夜はスペインバルという業態のお店。

雰囲気は照明を落とすだけでかなり変わる。
タパスやお酒も揃っていて、お店作りは面白い。

しかし、面白いのはこのお店の看板料理。

ワッフルはサクサクでアイスと一緒に食べるとなお美味しい。
店名にもなっているので、ワッフル目当ての方はかなり多い。

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そして、面白いのはもう一つ。
食べログの口コミ評価を見ていると“ひよこ豆とモツのトマト煮込み”が美味しいとの書き込みが結構多い。
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スペインではカジョス、イタリアではトリッパの煮込みなどと言われますが、ポピュラーながらも作るのは非常に手間のかかる代物。

しかし、実際に食べてみるとこれが美味しい。カジョスはいろんな店で頼んでいるが、これは飛び抜けて美味しい。

味は好み、しかしながら美味しいものは多くの人が共感できる。

食べログは口コミサイトゆえ、気に入らない人、気に入らない店もあるだろう。
嘘や悪徳な例もないとは言い切れない。

しかし、個人の意見とはいえど、共感できる味・感動・ものというのも確かにあるということだ。

お店が食べさせたいものは、全ての商品だと思うが、それが“評価”されるものはごくわずか。
クチコミからくる勝手にランキングされた“看板商品”も、また一つ、そのお店の隠れた名物料理になる。

力を入れる商品につけられる“評価”。それもひとつのお店の味にもなるのではないでしょうか。

Waffle cafe Yカフェ / 浅草駅(つくばEXP)田原町駅稲荷町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5
昼総合点★★★☆☆ 3.5