5月11日(土)の昼は,茅ヶ崎にある 学校法人平和学園 内の 賀川村島記念講堂で行われた 『 12th JAZZ LIVE CONCERT SHONAN 』 へ.
毎年,この時期に開催されている 『 JAZZ LIVE CONCERT SHONAN 』 も,今回で 12回目.
今回も,昨年 に引き続き,ピアノ&ヴォーカルの グレース・マーヤ(Grace Mahya)さんの出演で,ベースに 楠井五月(Satsuki Kusui)さん,ドラムに 菅野知明(Tomoaki Kanno)さんを配してのピアノ・トリオ編成のライヴ.
全席自由で,当日券もありとのことでしたが,仮に前売で Sold Out になってしまうと,当日券があるか否か判らなかったので,事前にチケットを購入.
会場となる 平和学園(賀川村島記念講堂)には,JR茅ヶ崎駅,あるいは,JR辻堂駅からバスなのですが,自宅に近い 辻堂駅 からバスを利用.
因みに,平和学園 を通るバス(平和学園循環,あるいは 辻13 茅ヶ崎駅南口行)は, 2本/時間程度しかないので,1本遅れると かなり到着が遅れます.
ということで,時間に余裕をもって,自宅を出て,JR東海道線で 辻堂駅へ,そしてバス(平和学園循環)で会場へ.
乗り継ぎが良ければ,ドア to ドアで,50分弱で到着することができます.
開場時間まで,20分程度あったので,開場待ちへ.
何気に,一番,最初でした(笑)
定刻通りに開場,
受付と言うかチケットのもぎり時に,この日,演奏を予定されているセット・リストが渡されました.
気に入った曲のタイトルを知ることができるので,不特定多数の人が来場するコンサートでは,重要かも知れませんね.
アナウンスでも言っていましたが,右上の日付が誤っています(笑)
ステージ向って右上には,パイプ・オルガンもあります.
少しステージを見上げる形となりますが,観客の頭等で邪魔されないように,最前列の席を確保(笑)
席に着席し,配布されたセット・リストを見ていたら,何と,2021年10月8日に丸の内の Cotton Club で行われた 15周年記念ライヴ のものと粗一緒でした.一部,曲順は入れ替えており,唯一,アンコールで演奏された ”Yokohama Honky Tonk Blues” が入っていないだけ.
この日は,多分,最近,リリースされた CD,1年前にリリースされた映像:Blu-ray,どちらもタイトルは一緒で 『 15th Anniversary : Live At Cotton Club 』 の手売りがあるでしょうから,このセット・リストは効果的です.
因みに,Blu-ray(映像)の方は MC 含めてフルで入っており,CDの方は MC がカットされて収録されています.
定刻になり,メンバーがステージに登場.
15周年記念ライヴの時と同様に,ザ・ビートルズ(The Beatles)の ”Come Together” がオープニングを飾り,トム・ウェイツ(Tom Waits)の ”Jockey Full Of Bourbon”,ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)/ジョニー・マーサー(Johnny Mercer)作で,映画 『 Breakfast at Tiffany’s (ティファニーで朝食を) 』 内で,オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)が窓辺でギターを弾きながら歌っている ”Moon River”.
”Jockey Full Of Bourbon” は,現在来日中の ダイアナ・クラール(Diana Krall)も,5月8日(水)の公演で取り上げていましたね.
そして,茅ヶ崎のスーパー・スター:桑田佳祐作で,サザン・オール・スターズ(Southern All Stars)の楽曲で,レイ・チャールズ(Ray Charles)が英語詩を付けて歌っており,サントリーウィスキー:ホワイトの CMソングでも有名な ”Ellie My Love” に続き,クイーン(Queen)の ”We Will Rock You”.
ここまでの 5曲は,15周年記念ライヴと同一順番で演奏されました.
ここで,オリジナル の ”Answer”,”Sad Samba” が演奏され,1st Set を終了します.
この ”Answer” と ”Sad Samba” は,15周年記念ライヴでは,後半で演奏されていました.
ここで 10分間のブレイク.
トイレの数が少ないので,トイレは激混みでした(笑)
ブレイク後の 2nd Set は,オリジナルの ”Lightning” がオープニングを飾り,同じくオリジナルの ”On And On” が演奏されましたが,15周年ライヴの際には,1st Set で演奏された ”Answer”,”Sad Samba” の位置で演奏されていましたね.
ここで 「 セット・リスト通りはつまらない,飽きてきた(笑) 」 と言うようなニュアンスの MC があったと思うのですが,これ以降は,何と,その場で,曲を決めて演奏していく,何時ものスタイルに.
正に,これがジャズですよね.
3曲目は,ヴァン・モリソン(Van Morrison)の ”Moondance” のリズムに乗せて,ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin)/デュボーズ・ヘイワード(DuBose Heyward)作の “Summertime” をアップ・テンポで演奏し,シームレスにメドレー形式で ”Moondance” へ遷移し,ドラム・ソロを挟んで再度 “Summertime”へ,そして “When The Saints Go Marching In” のメロディを挟み,再度 “Summertime” へ戻り終了.
ジョン・ニュートン(John Newton)作詩による賛美歌(賛美歌第2編167番)で,色々な方がカバーしている ”Amazing Grace” に続き,最後は乗りの良い レイ・チャールズ(Ray Charles)作の ”Hallelujah, I Love Her So”(”Hallelujah, I Love Him So”) で終了.
正直,この 2曲は久し振りに聴きましたが,レアです.
そして,アンコールに応えて,ピアノの弾き語りで,ジョニー・グリーン(Johnny Green)/エドワード・ヘイマン(Edward Heyman)/ロバート・ソアー(Robert Sour)作の “Body And Soul” をしっとりと演奏し,ライヴを締め括りました.
この日のハイライトは,2nd Set の 3曲目でしょうね.
これぞ,ジャズと言う感じでした.
[Member]
Grace Mahya : Piano, Vocal
Satsuki Kusui : Bass
Tomoaki Kanno : Drums
[Set List]
1st Set
01. Come Together
02. Jockey Full Of Bourbon
03. Moon River
04. Ellie My Love
05. We Will Rock You
06. Answer
07. Sad Samba
2nd Set
01. Lightning
02. On And On
03. Summertime (incl. Moondance)
04. Amazing Grace
05. Hallelujah, I Love Her So
[Encore]
06. Body And Soul
[参考]
15th Anniversary : Live At Cotton Club
残念ながらライヴ会場での販売のみ
#2024-05-11