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 GWの中日に当たる 5月4日(土)は,東急多摩川線下丸子駅から徒歩:6〜7分の chez l'ami noix(シェ・ラミノア)さんで行われた The Swing Cats のライヴへ.

 

 The Swing Cats は,ヴォーカルの 長島百合子さん,ピアノの 佐藤まさみさん,ベースの 荒井美咲さん,ドラムの 鈴木麻緒さんからなるカルテット編成のユニット.

 

 会場となる chez l'ami noix(シェ・ラミノア)さんは,アーティスト側のライヴの投稿等では名前は知っていましたが,初めて伺うお店です.

 開場予定:16時30分,開演予定:17時00分.
 初めてのお店で,且つ 東急多摩川線に乗るのも初めて,当然のことながら,下丸子近辺に行くのも初めてという事もあり,場所的にも,距離的にも不安があったので,早めに行動.

 結果,開場予定時刻の15分前程度に到着.
 道順も判り易く,迷うことなく到着.

 

 

 暫くして開場.
 席は自由(入場順)だったので,ステージに近いところを確保.

 

 予約時にディナー・プレートを付けているので,取り合えずドリンク(生ビール)のみを注文.
 
 

 お通し.

 
 バゲットにパテを塗ったもの.

 白ワインを追加注文.

 

 開演時刻になる頃には,お店は満席となっていました.

 定刻を 10分弱遅れて,メンバーがステージに登場.
 最初は,ヴォーカルを除いた,ピアノ・トリオと言うかキーボード・トリオの編成での演奏で,オープニングとして ”Easy Walker” が演奏されました.

 

 ここでヴォーカルの 長島百合子さんが加わり,以降,カルテット編成での演奏です.

 MCで言っていましたが,今回が,The Swing Cats として,3回目のライヴとのこと.
 因みに,1回目が 1月27日:千葉県松戸市 りべるて2,2回目が 2月22日:埼玉県上尾市 プラス・イレブン で,何れも Sold Out だったようです.

 ヴォーカルが加わりスタンダードを中心に演奏されていきます.

 

 途中に曲紹介を挟みつつ マセオ・ピンカード(Maceo Pinkard)/ウィリアム・トレーシー(William Tracey)/ドリス・トーバー(Doris Tauber)作の ”Them There Eyes” から始まり,ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin)/アイラ・ガーシュウィン(Ira Gershwin)作の ”But Not For Me”.

 

 アクセル・ストーダル(Axel Stordahl)/ポール・ウェストン(Paul Weston)/サミー・カーン(Sammy Cahn)作の ”Day By Day”,ミュージカル 『 Can Can (カン・カン) 』 の劇中歌で,コール・ポーター(Cole Porter)作の ”I Love Paris”.
 
 

 ミッシェル・ルグラン(Michel Legrand)/エディ・バークレイ(Eddie Barclay)/ジョニー・マーサー(Johnny Mercer)作の ”Once Upon A Summertime”,スティーヴ・アレン(Steve Allen)の ”This Could Be The Start Of Something”.

 

 Set 中にもメンバー紹介はありましたが,最後は ”C Jam Blues” に乗せてメンバー紹介を行い,1st Set を締め括りました.

 ブレイク中に,ディナー・プレートが出て来て,食事.

 

 このディナー・プレートは,結果的に+2,000円で提供されている訳ですが,美味しいですし,量も多くて,コスパも良くて,大満足でした.
 
 2nd Set も,1st Set 同様に,1曲目は,ヴォーカルを除いたトリオ編成での演奏で,シダー・ウォルトン(Cedar Walton)作の ”Ugetsu” が演奏されます.
 私的に,この ”Ugetsu” をライヴで聴くのは,確か 2度目.

 

 ここでヴォーカルが入って,以降はカルテット編成での演奏になります.

 

 ディズニーのアニメ 『 The Aristocats (おしゃれキャット) 』 のエンディング・テーマで,アル・リンカー(Al Rinker)/フロイド・ハドルストン(Floyd Huddleston)作の ”Everybody Wants To Be A Cat”,ボサノヴァで アントニオ・カルロス・ジョビン(Antônio Carlos Jobim)作の ”Wave”(”Vou te contar”).

 

 そして,クロード・ドビュッシー(Claude Debussy)作の ”Rêverie”(”夢想”,”夢”)の導入部から ファビアン・アンドレ(Fabian Andre)/ウィルバー・シュワント(Wilbur Schwandt)/ガス・カーン(Gus Kahn)作の ”Dream A Little Dream Of Me”,フレディ・ハーバード(Freddie Hubbard)/アビー・リンカーン(Abbey Lincoln)作の ”Up Jumped Spring”.
 因みに ”Dream A Little Dream Of Me” の導入部に ”Rêverie” を入れたアレンジは,佐藤まさみさんによるものとのこと.

 

 コール・ポーター(Cole Porter)作の ”Ev'ry Time We Say Goodbye”,ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin)/アイラ・ガーシュウィン(Ira Gershwin)作の ”'S Wonderful”.
 この ”S Wonderful” も,演奏するアーティストによりアレンジや歌い方が全然異なるので,始めは正直タイトルが判りませんでした.

 

 そして,1st Set 同様に ”C Jam Blues” に乗せてメンバー紹介を行い,2nd Set を締め括りました.
 演奏終了と同時に満員の会場から大きな拍手が起こり,それがアンコールを望む手拍子に変わり,演者はそのままでアンコールへ突入.

 最後は,アンコールに応えて,マット・マルネック(Matt Malneck)/ジョニー・マーサー(Johnny Mercer)作の ”Goody, Goody” を演奏し,この日のライヴを終了しました.

 

 私的に普段ライヴでは余り聴かない曲も演奏され,また普段聴く曲でもアレンジや歌い方によっては全然異なるイメージとなるので,2 Set とも新鮮に聴くことができ,非常に楽しめました.

 

 次回は,8月10日(土)に銀座の老舗 Swing でのライヴとのことですので,ご興味とお時間のある方は是非♪

 [Member]
  長島 百合子 : Vocal
  佐藤 まさみ : Piano
  荒井 美咲 : Bass
  鈴木 麻緒 : Drums


 [Set List]
  1st Set
   01. Easy Walker (instrumental)
   02. Them There Eyes
   03. But Not For Me
   04. Day By Day
   05. I Love Paris
   06. It Might As Well Be Spring
   07. Once Upon A Summertime
   08. This Could Be The Start Of Something
   09. C Jam Blues
 
  2nd Set
   01. Ugetsu (instrumental)
   02. Everybody Wants To Be A Cat
   03. Wave (Vou te contar)
   04. Rêverie - Dream A Little Dream Of Me
   05. Up Jumped Spring
   06. Ev'ry Time We Say Goodbye
   07. 'S Wonderful
   08. C Jam Blues
      [Encore]
   09. Goody, Goody


#2024-05-04