MAU SAC







 デヴィッド・ボウイ(David Bowie)や ロキシー・ミュージック(Roxy Music),モット・ザ・フープル(Mott The Hoople)らと共に,グラムロック(Glam Rock)・ムーブメント(Movement)を引き起こした T・レックス(T. Rex)

 ギターとヴォーカルの マーク・ボラン(Marc Bolan)と,パーカッションの スティーヴ・トゥック(Steve Took)により,1967年に ティラノザウルス・レックス(Tyrannosaurus Rex)の名前で結成され,その後,バンド名を短縮.

 1969年にオリジナル・メンバーで,パーカッションの スティーヴ・トゥック(Steve Took)が脱退するも,代わりに ミッキー・フィン(Mickey Finn)が加入,1970年になるとベースに スティーヴ・カーリー(Steve Currie),ドラムに ビル・レジェンド(Bill Legend)が加入し,4人体制で活動.
 1973年にはギターの ジャック・グリーン(Jack Green)も加わり,5人体制となっています.

 本アイテムは,1973年3月にリリースされた 『 Tanx (タンクス) 』 のプロモーションを兼ねたツアーの一環で,1972年11月に次いで 2度目の来日(1973年10月)の後,1973年11月3日シドニーはホーダーン・パビリオン公演を皮切りに,11月10日ブリスベンはブリスベン・フェスティバル・ホール公演まで都合 5公演行われた豪州ツアーから,ツアー中盤(3公演目)に当たる 11月6日アデレードはアポロ・エンターテイメント・センター(通称:アポロ・スタジアム)公演のオーディエンス録音を収録し,Wardourレーベルからリリースされた 『 Adelaide 1973 (Wardour-606) 』 で,今回,新発掘された音源のようです.

 音像は近いと言うよりは,入力過多気味で,歪んでおり,正にヴィンテージ感漂うと言う感じの質感で,正直,コアなファンで無いと厳しいかも知れません.
 ”Get It On” が,エンディングに演奏されており,演奏時間を引っ張っています.
 

 メーカー情報では
 『シングル『20th Century Boy』もアルバム『TANX』もヒット・チャートを駆け上がり、全盛のただ中にいた1973年のマーク・ボラン率いるT. REX。その栄光の現場を伝える“Waz From Oz”マスターが衝撃の新発掘。輝きを永久に残すプレスCDで緊急リリース決定です!

 そんな本作に刻まれているのは「1973年11月6日アデレード公演」。その初公開オーディエンス録音です。1973年と言えば、最後の来日が実現した事でも記録と記憶に残る時期。
 まずは、その活動全景を俯瞰し、本作のポジションを確かめてみましょう。

 ・2月14日ー25日:欧州#1(6公演)
 《3月2日:シングル『20th Century Boy』発売》
 ・3月16日ー24日:欧州#2(3公演)
 《3月16日:『TANX』発売》
 ・7月20日ー9月1日:北米#1(16公演)
 ・9月28日+10月4日:北米#2(2公演)
 ・10月25日ー31日:日本(5公演)←※BUDOKAN 1973
 ・11月3日ー10日:豪州(5公演)←★ココ★

 これが1973年のT. REX。

 10月に二度目の来日公演が実現したわけですが、その直後に初のオーストラリア・ツアーも実施。本作のアデレード公演は、そんな「豪州」の3公演目。当店では日本公演のプレス名盤『BUDOKAN 1973』が大定番となっておりますが、その約2週間後(7公演後)にあたるコンサートでもありました。
 そんなショウで記録に臨んだのは、あの“Waz From Oz”。本作は、その大元マスターからダイレクトにトランスファーされた初公開ライヴアルバムなのです。そして世界が初めて触れる本作は、半世紀前の大気を肌感覚で味わえるリアル・サウンド。サウンドボード的ではなく、あくまでヴィンテージ・オーディエンスではありますが、猛烈にクリア&シャープ。大元マスターだけにダビング痕などあるはずもなく、曇りのない透き通った空気感が清々しい。そのド真ん中を貫く芯はエッジも鋭く、大気を切り裂き、キリッとしたまま手元に飛び込んでくるのです。

 そして何より「その場にいる」実感が素晴らしい。間近な歓声は(まったくと言って良いほど)ないのですが、やたら整合感のある手拍子はまるで日本公演のようでもあり、リズム隊ともしっかりシンクロしている。そして、面白いのが人気絶頂の証しでもある黄色い嬌声。曲間になると間欠泉のように吹き上がるのですが、実は演奏中もよーく耳を澄ますと、遙か彼方で囁くようなバランスで絶叫が渦巻いている。その熱量がT. REXのテンションを炙り、その熱演が大歓声を焚きつける。演奏がはっきりクッキリとしていながら、初めてT. REXと対面した観客の熱気の交感がスピーカーから噴き出してくる。本作は『BUDOKAN 1973』では聴けない「Hot Love」も美味しかったりしますが、そうした曲のレア度よりフルショウを包み込むムード、迸る熱量こそがたまらなく胸に刺さるのです。

 彼らにとって初めての上陸であり、二度と戻ることのなかったオーストラリア大陸。そんな歴史的現場を全世界に初公開する新発掘マスターです。傑作・衝撃作を連発してきた“Waz From Oz”コレクションですが、まさかT. REXの歴史的な名作まで飛び出してこようとは。掛け値なしに文化遺産以外の何物でもないライヴアルバム。どうぞ、輝きを永久に失わないプレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください。

 ★「1973年11月6日アデレード公演」の初公開オーディエンス録音。
 “Waz From Oz”による大元マスターからダイレクトにデジタル化された銘品中の銘品で、半世紀前の大気を肌感覚で味わえるリアル・サウンド。曇りのない透き通った空気感が清々しく、そのド真ん中を貫く芯はエッジも鋭く、猛烈にクリア&シャープ。よーく耳を澄ますと遙か彼方で囁くようなバランスで渦巻く嬌声も吸い込んでおり、人気絶頂の熱量をリアル体験できる文化遺産アルバムです。』

Adelaide 1973 (Wardour-606)
 
 Live At Apollo Stadium, Adelaide, Australia
 06th November 1973
 [From Original Masters]

   01. Tuning Up & Marc Bolan Intro
   02. 20th Century Boy
   03. Chariot Choogle
   04. Telegram Sam
   05. Buick McKane / Drum Solo
   06. Jeepster
   07. Hot Love
   08. Get It On
   TOTAL TIME (68:47)

 Marc Bolan : Guitar, Vocal
 Jack Green : Guitar
 Mickey Finn : Percussion, Vocal
 Steve Currie : Bass
 Bill Legend : Drums

  20th Century Boy
 
  Telegram Sam
 
  Get It On
 

[参考]
 1973
 [Japan Tour]
 October
  25 Nippon Budokan, Tokyo, Japan
  27 Nagoya Shiritsu Daigaku, Taiikukan, Nagoya, Japan
  28 Osaka Kousei Nenkin Kaikan, Osaka, Japan
  29 Hiroshima Yuubin Chokin Hall, Hiroshima, Japan
  31 Shin-Nittetsu, Ootani Taiikukan, Kita-Kyuushuu, Japan

 [Australia Tour]
 November
  03 Hordern Pavilion, Sydney, Australia
  04 Hordern Pavilion, Sydney, Australia
  06 Apollo Entertainment Centre, Adelaide, Australia
  07 Festival Hall, Melbourne, Australia
  10 Brisbane Festival Hall, Brisbane, Australia








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