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 11月19日(日)の午後は,前日に引き続き,JR横浜タワー12F(屋上)の うみそらデッキで,開催された 『 YOKOHAMA うみそら Jazz LIVE Vol. 2 』 の 2日目へ.

 

 このイベントは 「 Vol. 2 」 とあるように,今年の 3月4日(土),4日(日)に 「 Vol. 1 」 が開催されており,今回はその第二弾となります.

 

 演奏は前回同様に 12:30~14:30~16:30~3 Stageで,45分 / Stage 前後の予定.

 

 この日の出演は,第6回ちぐさ賞に輝いた 宮脇惇さんで,メンバーは ピアノの 海堀弘太さん,ベースの 長谷川慧人さん,ドラムの 大江航平さんを配したカルテットによるライヴ.

 12時10分頃,うみそらデッキに到着.
 この日は快晴で,昨日の寒さに比べ,風も殆ど無く,屋外ライヴには丁度良く,逆に少し厚着をしていると汗をかく位の陽気.

 

 屋上からの風景

 
 ガラスがあるので,バックが写り込んでますね(笑)

 開演15分前位に,ステージ前にキャンプチェア的な椅子が用意されたので,すかさず着席.

 定刻になり,演者がステージに登場.
 司会者の紹介の後,宮脇惇さんにバトンを渡され,MC を行いますが,演奏時間が短時間の関係もあって,基本はタイトル紹介とメンバー紹介程度で進行していきます.

 

 1st Stage は,プッチーニ(Giacomo Puccini)のオペラ 『 Tosca (トスカ) 』 の 第3幕の「 Aria (アリア) 」 がベースになっているとかいないとか言われている ヴィンセント・ローズ(Vincent Rose)の名曲 ”Avalon” がオープニングを飾ります.

 

 曲紹介に続けて,こちらも,ジャズ系のライヴ等では良く演奏される ブルックス・ボウマン(Brooks Bowman)の ”East Of The Sun, West Of The Moon” を演奏.

 
 座席位置的に,譜面台が邪魔して海堀弘太さんを撮影できず(泣)

 3曲目は 「 天気も良く,暖かいので,ボサノヴァでも 」 との MCに続けて,アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の ”No More Blues”.

 

 4曲目は 「 秋なので,秋に因んだ曲を 」 との MCに続けて,ヴァーノン・デューク(Vernon Duke)の ”Autumn In New York” を演奏.

 

 最後は,「 この曲は,多くの方が聴いたことのある曲だと思います 」 との MCから,ヴィンセント・ユーマンス(Vincent Youmans)の ”Tea For Two” を演奏し,1st Stage を締め括りました.

 

 最後は司会者から短いインタビューと言うか感想を聴かれ....

 

 次は,14時30分~の 2nd Stage でしたが,電車で桜木町に戻り,ぴおシティ地下2Fで遅めの昼食がてら軽く呑んで(笑)

 
 馬刺し,真ホッケフライ

 3rd Stage の15分前に,再度 うみそらデッキへ.

 ガラス越しなので,今一ではありますが,富士山も綺麗に見えています.

 

 空には月も.

 

 黄昏時で良い感じの時間です.

 

 開演15分位に椅子が用意されたので,1st Stage 時とは別の位置を選択し,すかさず着席.

 定刻になり,演者がステージに登場.
 司会者の紹介の後,1st Stage 同様に,宮脇惇さんにバトンを渡され演奏が始まります.

 

 3rd Stage は,「 ビッグ・バンドでは良く演奏される 」 と前置きをして,フランク・フォスター(Frank Foster)の ”Shiny Stockings” がオープニングを飾ります. 

 

 2曲目は,映画 『 The Sound Of Music (サウンド・オブ・ミュージック) 』 の劇中歌で,リチャード・ロジャース(Richard Rodgers)の ”My Favorite Things”.
 この曲は私的にも好きな曲なので,演奏されてラッキーでした.

 

 3曲目は,何故か ザ・ビートルズ(The Beatles)の ”Here, There And Everywhere”.
 これは,私的には意外で,ある意味,サプライズ的な感もあったのですが,ジャズより一般的に知られていると思うので,これはこのような場所でも演奏には良い選曲かも知れません.

 

 最後は,ターナー・レイトン(Turner Layton)の ”After You've Gone” で締め括りました.
 私的に,この曲は,久し振りに聴きました.
 他のアーティストのライヴでも,余り演奏されないのではないでしょうか.

 


 そして演奏終了後にお客さんからアンコールを望む手拍子が起きて,そのままアンコールに突入.
 アンコールに応えて,秋の定番曲である ジョゼフ・コズマ(Joseph Kosma)の ”Autumn Leaves” を演奏して,この日のステージを終了しました.

 

 最後は司会者から短いインタビューと言うか感想を聴かれ....

 

 屋外でのクラリネットの音も心地良く,安定のメンバーによるカルテット演奏は,息も合って素晴らしい演奏で,演奏曲も,スタンダードでは,割と定番の曲が演奏されたので,お客さんも楽しめる内容だったと思います.

 


 3rd Stage の ”My Favorite Things” のアレンジや,アンコールとして演奏された,”Autumn Leaves” での 大江航平さんの切れのあるドラムソロ等,聴き所満点のライヴでした.

 
 [Member]
  宮脇 惇 : Clarinet
  海堀 弘太 : Piano
  長谷川 慧人 : Bass
  大江 航平 : Drums

 [Set List]
  1st Stage / 12:30 〜
   01. Avalon
   02. East Of The Sun, West Of The Moon
   03. No More Blues
   04. Autumn In New York
   05. Tea For Two

  3rd Stage / 16:30 〜
   01. Shiny Stockings
   02. My Favorite Things
   03. Here, There And Everywhere
   04. After You've Gone
      [Encore]
   05. Autumn Leaves



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