8月最後の土曜日となった,8月26日(土)の夜は,相鉄本線相模鉄道)の 希望ヶ丘駅から,徒歩1分の Jazz Live house CASK にて行われた,ユーフォニアム(Euphonium)奏者:海野百合香さんのリーダー・ライヴ 『 Yurika Umino Quartet 』 へ.

 Yurika Umino Quartet は,リーダーでユーフォニアム(Euphonium)の 海野百合香さんを筆頭に,ギターに 野内遼介さん,ベースに 入船裕次さん,ドラムに 森永哲則さんを配したカルテット編成.
 因みに,ここ最近,海野百合香さんは ユーフォニアム(Euphonium)を小さくした感じの バリトン・ホーン(Baritone Horn)を使用しています.
 腰を悪くしたような話も過去していたので,音色が近く,なるべく負担がかからない楽器にしたのでしょうね.

 

 土曜日と言うこともあって,17時30分開場予定,18時00分開演予定という早い時間設定も,自宅からの時間を考えると良いですし,且つ,開場から開演までが 30分と言う時間設定も,私的には有難いです.

 前の用事の関係もあって,開場30分程度前に,相鉄本線希望ヶ丘駅に到着.

 

 相鉄線も色々な路線が乗り入れるようになって,都内からも便利になったでしょうね.
 時間調整がてら駅近くの 日高屋へ.
 「 町中華で飲ろうぜ 」 では無いですが,良いですよね.

 

 開場時間に合わせて,日高屋を出て,会場へ.

 

 開場時間になって,中に入り,受付をして空いている席へ.
 今回は,ステージに向って何時もと逆方向にしてみました(笑)

 

 そしてドリンクとフードを注文し,開演時間を待ちます.
 丁度,お客さんも入り出す時間なので,フードは少し時間が掛かりますが,開演までには到着.
 
 
 
 
 
 定刻の18時00分になり,メンバーがステージに登場.
 1st Set は,前回の大島コーヒーでのライヴでも演奏された ”Time To Smile” がオープニングを飾り,夏という事もあり ”Summer Night” の演奏へと続きます.
 MCでは 「 4拍子で演奏されるアレンジが多いが,チック・コリアの 3拍子アレンジに寄せて演奏してみた 」とも言っていました.



 ここで告知があり,来年の 1月14日(日)に,渋谷の東急ホテルの入っているセルリアン・タワーの 2F にある JZ Brat Sound Of Tokyo で,このメンバーによるライヴが行われるとの事.
 100人規模の箱なので,これは相応に今から宣伝して,人を集めないといけないですね.

 

 3曲目は,ヴィンセント・ロウズ(Vincent Rose)作の ”Whispering”
 このバンドで ”Whispering” を聴いたのは初めてかも.

 

 そして最初はデュオで,徐々にカルテットとしての演奏に進展していく,ジミー・ヴァン・ヒューゼン(James Van Heusen)作の ”Darn That Dream”.
 この ”Darn That Dream” も,過去,何度か演奏されていた曲.

 

 1st Set 最後は,前回の大島コーヒーでのライヴでも演奏された ”Simple Waltz” を演奏.
 因みに,この ”Simple Waltz” という曲は,タイトルの割に,曲はシンプルではないんですよね(笑)

 


 
 暫しのブレイクへ.

 

 
 オイル・サーデン
 
 
 ブレイクを挟んだ 2nd Set は,自身の好きな ボブ・ブルックマイヤー(Bob Brookmeyer)作の軽快な ”Jive Hoot” からスタート.

 


 因みに,この ”Jive Hoot” は私的に聴くのは初めての曲で,後からタイトルを教えて頂きました.知っている曲のアレンジ違いも新鮮ですが,初めて聴く曲はもっと新鮮です.

 

 ここで,次のライヴ告知がありました.
 このバンドでは,定期的に,この会場でライヴを行っている訳ですが,年内のライヴは,11月12日(日)12月29日(金)の 2回予定されているとのこと.
 またケーブルTVでお店が放送されるので,観れる方は録画して届けて下さいとも.

 2曲目は,リチャード・ロジャース(Richard Rodgers)作のメロディーが綺麗なバラード:”Bewitched” に続き,前回の大島コーヒーでのライヴでも演奏された ジョー・ヘンダーソン(Joe Henderson)作の ”Recorda Me”.
 この ”Recorda Me” も時々セット・リストに加わる曲です.

 

 そして,5月にリリースした,ギターの 野内遼介さんとのデュオ・アルバム 『 Only The Good Things ! 』 の最終トラックに収録されている ”Letter From Home” をデュオで演奏.

 

 そして,アルバム紹介.

 

 チャーリー・ヘイデン(Charlie Haden)作の ”La Pasionaria”(”ラ パショナリア”).
 この曲では,ベースの 入船裕次さんが,弓を使用して演奏していましたし,MCでは 「 この日の為に用意した曲 」とも言っていました.

 

 2nd Set 最後は,フランク・フォスター(Frank Foster)作の ”Shiny Stockings” を演奏し,2nd Set を締め括りました.
 そして,粗,満員のお客さんからのアンコールを望む手拍子に応え,アンコールとして ”Straight, No Chaser” が演奏され,この日のライヴは幕を閉じました.

 


 私的には,何気に 2ヶ月振りの Jazz Live house CASK,粗,1ヶ月振りのライヴ・ハウスでのライヴでしたが,進化を続けるこのカルテットの演奏に癒されつつ,楽しい一時を過ごしました.

 上述したように,来年の 1月14日(日),渋谷のJZ Brat Sound Of Tokyo でライブを行うとの事ですので,ご興味ある方は是非!


 


 [Member]
  Yurika Umino : Baritone Horn
  Ryosuke Nouchi : Guitar
  Yuji Irifune : Bass
  Tetsunori Morinaga : Drums 

 [Set List]
  1st Set
   01. Time To Smile
   02. Summer Night
   03. Whispering
   04. Darn That Dream
   05. Simple Waltz

  2nd Set
   01. Jive Hoot
   02. Bewitched
   03. Recorda Me
   04. Letter From Home
   05. La Pasionaria
   06. Shiny Stokings
      [Encore]
   07. Straight, No Chaser


 


[参考]
 Yurika Umino Quartet 「I Want To Be Like That」PV
 

 I Want To Be Like That
 
 [収録曲]
  01. Social Call
  02. O Gato
  03. 春の雨
  04. All The Things You Are
  05. Coffee Break
  06. I Want To Be Like That
  07. Skating In Central Park


 Baritone Horn & Guitar Duo YURIKA UMINO · RYOSUKE NOUCHI
 
 Only The Good Things !
 
 [収録曲]
  01. Emily
  02. Autumn Leaves
  03. The Girl From East 9th St.
  04. Days Of Wine And Roses
  05. Everything Happens To Me
  06. Bluesette
  07. くものちはれ
  08. Letter From Home

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#2023‐08‐26