ヤードバーズ（Yardbirds）を脱退した ジェフ・ベック（Jeff Beck）が，ロッド・スチュワート（Rod Stewart），ロン・ウッド（Ron Wood），エインズレー・ダンバー（Aynsley Dunbar） らと 1967年に結成，後に ニッキー・ホプキンス（Nicky Hopkins）も加入した ジェフ・ベック・グループ（Jeff Beck Group）．
その後，エインズレー・ダンバー（Aynsley Dunbar）が脱退し，代わって ミッキー・ウォーラー （Micky Waller）が参加し 1st アルバム 『 Truth （トゥルース） 』 を録音．
1969年になると，メンバー間の確執により ミッキー・ウォーラー（Micky Waller）が脱退し，代ってドラムが トニー・ニューマン（Tony Newman）が加入，2nd アルバム 『 Beck Ola （ベック・オラ） 』 の録音と前後して ニッキー・ホプキンス（Nicky Hopkins）が脱退，その後，ロッド・スチュワート（Rod Stewart）や ロン・ウッド（Ron Wood）も フェイセズ（Faces）加入により脱退と，解散に至る第一期 ジェフ・ベック・グループ（Jeff Beck Group）．
そんな 第一期 ジェフ・ベック・グループ（Jeff Beck Group）が，1st アルバム 『 Truth （トゥルース） 』 のリリースと前後して，ロード・マネージャーであったピーター・グラント（Peter Grant）の元，プロモーションを兼ねて 1968年6月14日ニューヨーク州ニューヨーク・シティのフィルモア・イースト公演を皮切りに，8月3日カリフォルニア州ロサンゼルスはシュライン・エクスポジション・ホール公演まで行われた，バンド結成後初となる北米ツアー（1st レグ）に続き，11月11日イリノイ州はシカゴのキネティック・プレイグラウンド公演を皮切りに12月8日カリフォルニア州はサンフランシスコのフィルモア・ウェスト公演まで行われた，この年，2度目となる北米ツアー（2nd レグ）から，2nd レグ序盤に 3夜連続（10月22日，23日，24日）で行われた，マサチューセッツ州ボストンはボストン・ティー・パーティー公演のオーディエンス録音を収録し 2010年4月にリリースされた 『 Definitive Boston Tapes 1968 （No Label） 』 です．
本商品は私的に所有しておらず，今回 「 ★名盤・名音源、再紹介 」 として告知されたので，購入したもの．
因みにタイトルの 「 1968 」 は，再紹介の便宜上付与されたもので，ジャケット等には記載されていません．
音像は近く，ベース音等に歪み感があるものの，録音位置の関係なのか，ヴォーカルは少し小さいものの，他パートの出音は相応にバランス良く，3公演とも粗 同じような質感の録音で，1968年と言う録音された年代を考慮すれば，非常に高音質のオーディエンス録音と言えると思います．
メーカー情報では
『第1期ジェフ・ベック・グループとして初のアルバム「トゥルース」リリース後の北米ツアーより、1968年10月22日～24日、ボストンはティー・パーティ・クラブ（1967～1971年にかけて営業していたコンサート・ホール）での公演を、オーディエンス録音（1Genコピー）で収録。
共演は、カナダのキングストン・マーケット、アメリカのアース・オペラでした。（翌69年5月にもティー・パーティーに出演しています）とにかく音質が非常に素晴らしく、You Shook Meイントロのベックの響き渡るナチュラルなトーンにいきなり感動してしまう事でしょう！（ディスク1のShapes Of Thingsがカット・イン、Shapes～Rice Pudding曲間カット、Bye Bye Baby Bye Bye2:23でカット、ディスク2のShapes Of Thingsがカットイン、ディスク3のIt's My Own Fault、A Natural Woman、Shapes Of Things、Beck's Bolero、Bluesがカット・インは既発同様です）この定番音源ですが、過去にリリースされたもので「Boston Tea Party 1968」、「Boston Two Days」、「Party All Night」、「Let's Have A Party」etc...様々なアイテムがありますが、ダビングにより歪みが目立ったもの、イコラ過剰なもの、ピッチが正確でないもの（時系列に並んでないものもありました）等、デメリットがあった為、今回のリリースはまさに朗報と言えるでしょう！
Rice Pudding、You Shook Me、Let Me Love You、I Ain't Superstitious、Shapes Of Things、Morning Dew、Rock My Plimsoulと、「ベック・オラ」「トゥルース」から組み込まれた楽曲群での見事なプレイは言うまでもありませんが、Jeff's Boogie、It's My Own Fault、Sweet Little Angel、Talk To Me, Baby、Blues De Luxe等、ブルース・コードで繰り広げられるアンサンブルがとにかく素晴らしく、ロッドが後にこのときのツアーが非常に手ごたえあったものだったと述懐している通り、インプロ全開のプレイの数々は間違いなく全てが聴きどころとなっています！まさに、ミッキー・モストの影響が強かった1967年ごろとは異なり、ベックの個性が全開の、第1期JBGが最も充実した極上のアンサブルを理想的な音質、理想的な編集でたっぷりと堪能できるファン必携のアイテムが海外より限定プレスCDにてリリース決定です。
★beatleg誌 vol.120（2011年12月号）のレビュー要約です。ご参考まで。
第一期ジェフ・ベック・グループのボストン3公演を、オーディエンス録音で収録した3枚組プレスCD。
1968年10月22日から24日まで3日間、ボストン・ティー・パーティーで行なわれたライヴである。この3公演は、『BOSTON TWO DAYS』(Scarecrow027/28)『LET'S HAVE A PARTY』(GS1069)『PARTY ALL NIGHT』(Breakdown109)などの2枚組既発盤と同じマスターによるものだ。しかし本盤はファースト・ジェネレーション・コピーでの収録となっている。
22日と24日のベースの音が大きく、音のバランスや曲間のカットにより曲冒頭に欠落があったりする箇所があるのは、既発盤同様だ。ピアニストのニッキー・ホプキンスが加入して46公演目ということもあってニッキーの活躍が目立ち、「It's My Own Fault」「Blues De Luxe」「Natural Woman」などで素晴らしいピアノプレイが聴ける。もちろんベックのヘヴィーなブルースギターも良く、特に22日のギタープレイは最高だ。3日ともセットリストを変えていてブルースのカヴァーも演奏しており、当時の新曲「Rice Pudding」ではミック・ウォラーのドラムとロン・ウッドのベースをフィーチュアしている。全体的にヴォーカルの音が小さめだがロッドがパワフルに歌っているのは分かる。22日は「Bye Bye Baby Bye Bye」の曲中にカットあり。収録時間は62分27秒。
23日のはギターの音が非常にクリアに録れており、ジェフのプレイを十分堪能できる。23日の「Rock My Plimsoul」の曲中にカットがあり、「I Ain't Superstitious」後半の音が不安定になる。また、「RicePudding」の途中でベックが「Satisfaction」のリフを少し弾いている。収録時間は50分50秒。24日のは音が終始不安定ぎみで、曲間のカット箇所が一番多い。さらにラストの「Blues」の曲中が大幅にカットされているので、収録時間は47分41秒と一番短い。』
Definitive Boston Tapes 1968 （No Label）
Live At Boston Tea Party,Boston,MA,USA
22nd, 23rd & 24th October 1968
Disc 1
[22nd October 1968]
01. You Shook Me
02. Let Me Love You
03. Jeff's Boogie
04. It's My Own Fault
05. Rock My Plimsoul
06. Shapes Of Things
07. Rice Pudding
08. Sweet Little Angel
09. I Ain't Superstitious
10. Bye Bye Baby Bye Bye
Disc 2
[23rd October 1968]
01. Talk To Me, Baby
02. Jeff's Boogie
03. Blues De Luxe
04. Rock My Plimsoul
05. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
06. Shapes Of Things
07. Rice Pudding
08. I Ain't Superstitious
Disc 3
[24th October 1968]
01. You Shook Me
02. Morning Dew
03. It's My Own Fault
04. Rock My Plimsou
05. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
06. Shapes Of Things
07. Beck's Bolero
08. Rice Pudding
09. Blues
Jeff Beck : Guitar
Rod Stewart : Vocal & Rhythm Guitar
Ron Wood : Bass
Nicky Hopkins : Piano
Mick Waller : Drums
[22nd October 1968]
Let Me Love You
Rice Pudding
[23rd October 1968]
Jeff's Boogie
I Ain't Superstitious
[24th October 1968]
Morning Dew
Beck's Bolero
[参考]
1968 Tour Date
January
27 Un-Known Vanue,Norwich,UK
February
03 Unknown Venue,Egham,UK
08 BBC Elstree Centre,Borehamwood,UK
09 Nottingham Britannia Rowing Club,Nottingham,UK
17 Hammersmith Odeon,London,UK
：：：：
：：：：
May
10 Unknown Venue,Dartford,UK
11 Unknown Venue,Bradford,UK
12 Kirklevington Country Club,Kirklevington,UK
18 Odeon Theatre,Weston-super-Mare,UK
25 Co-op Hall,Chesham,UK
June
[North American Tour / 1st Leg]
14 Fillmore East,New York City,NY,USA
⇒ 2 Shows
15 Fillmore East,New York City,NY,USA
⇒ 2 Shows
16 Daytop Village,Staten Island,NY,USA
18 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
19 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
20 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
21 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
22 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
26 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
27 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
28 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
29 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
July
05 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
06 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
07 Fifth Dimension,Ann Arbor,MI,USA
09 La Cave,Cleveland,OH,USA
10 La Cave,Cleveland,OH,USA
11 La Cave,Cleveland,OH,USA
12 Catacombs Club,Houston,TX,USA
13 Catacombs Club,Houston,TX,USA
17 Louann's,Dallas,TX,USA
19 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
20 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
21 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
22 Winterland Arena,San Francisco,CA,USA
23 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
24 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
25 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
26 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
27 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
August
02 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
03 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
10 Kempton Park Racecourse,Sunbury-on-Thames,UK
⇒ [National Jazz & Blues Festival 1968]
September
06 The Manor House,London,UK
14 Norwich,UK
30 Folkets Hus,Stockholm,SWEDEN
October
01 Folkets Hus,Stockholm,SWEDEN
02 Folkets Hus,Stockholm,SWEDEN
03 Folkets Hus,Stockholm,SWEDEN
04 Rigoletto,Jönköping,SWEDEN
05 Pop-Club, Brøndby Strand,DENMARK
[North American Tour / 2nd Leg]
11 Kinetic Playground,Chicago,IL,USA
12 Alma College,Alma,MI,USA
13 Hullabaloo,Mentor,OH,USA
18 Fillmore East,New York,NY,USA
19 Fillmore East,New York,NY,USA
20 Alexandria Roller Rink,Alexandria,VA,USA
22 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
23 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
24 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
25 Electric Factory,Philadelphia,PA,USA
26 Electric Factory,Philadelphia,PA,USA
31 Fillmore East,New York,NY,USA
November
01 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
02 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
03 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
05 Memorial Hall,Kansas City,KS,USA
08 Houston Music Hall,Houston,TX,USA
09 McFarlin Auditorium,University Park,TX,USA
10 Independence Hall,Baton Rouge,LA,USA
15 Thee Image Club,Sunny Isles Beach,FL,USA
16 Thee Image Club,Sunny Isles Beach,FL,USA
22 Grande Cleveland,Cleveland,OH,USA
23 Grande Cleveland,Cleveland,OH,USA
27 Eagles Auditorium,Seattle,WA,USA
29 Shrine Auditorium,Los Angeles,CA,USA
30 Shrine Auditorium,Los Angeles,CA,USA
December
05 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
06 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
07 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
08 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
21 Roundhouse,London,UK
28 Curtis Hixon Convention Hall,Tampa,FL,USA
[関連記事]
「Grande Ballroom 1969 （Gift CDR）」
「Windsor 1967 （Gift CDR）」
「Dallas 1968 （Wardour-506）」
「Fillmore West 1968 （No Label）」
#2022-03-22 #2010-04
その後，エインズレー・ダンバー（Aynsley Dunbar）が脱退し，代わって ミッキー・ウォーラー （Micky Waller）が参加し 1st アルバム 『 Truth （トゥルース） 』 を録音．
1969年になると，メンバー間の確執により ミッキー・ウォーラー（Micky Waller）が脱退し，代ってドラムが トニー・ニューマン（Tony Newman）が加入，2nd アルバム 『 Beck Ola （ベック・オラ） 』 の録音と前後して ニッキー・ホプキンス（Nicky Hopkins）が脱退，その後，ロッド・スチュワート（Rod Stewart）や ロン・ウッド（Ron Wood）も フェイセズ（Faces）加入により脱退と，解散に至る第一期 ジェフ・ベック・グループ（Jeff Beck Group）．
そんな 第一期 ジェフ・ベック・グループ（Jeff Beck Group）が，1st アルバム 『 Truth （トゥルース） 』 のリリースと前後して，ロード・マネージャーであったピーター・グラント（Peter Grant）の元，プロモーションを兼ねて 1968年6月14日ニューヨーク州ニューヨーク・シティのフィルモア・イースト公演を皮切りに，8月3日カリフォルニア州ロサンゼルスはシュライン・エクスポジション・ホール公演まで行われた，バンド結成後初となる北米ツアー（1st レグ）に続き，11月11日イリノイ州はシカゴのキネティック・プレイグラウンド公演を皮切りに12月8日カリフォルニア州はサンフランシスコのフィルモア・ウェスト公演まで行われた，この年，2度目となる北米ツアー（2nd レグ）から，2nd レグ序盤に 3夜連続（10月22日，23日，24日）で行われた，マサチューセッツ州ボストンはボストン・ティー・パーティー公演のオーディエンス録音を収録し 2010年4月にリリースされた 『 Definitive Boston Tapes 1968 （No Label） 』 です．
本商品は私的に所有しておらず，今回 「 ★名盤・名音源、再紹介 」 として告知されたので，購入したもの．
因みにタイトルの 「 1968 」 は，再紹介の便宜上付与されたもので，ジャケット等には記載されていません．
音像は近く，ベース音等に歪み感があるものの，録音位置の関係なのか，ヴォーカルは少し小さいものの，他パートの出音は相応にバランス良く，3公演とも粗 同じような質感の録音で，1968年と言う録音された年代を考慮すれば，非常に高音質のオーディエンス録音と言えると思います．
メーカー情報では
『第1期ジェフ・ベック・グループとして初のアルバム「トゥルース」リリース後の北米ツアーより、1968年10月22日～24日、ボストンはティー・パーティ・クラブ（1967～1971年にかけて営業していたコンサート・ホール）での公演を、オーディエンス録音（1Genコピー）で収録。
共演は、カナダのキングストン・マーケット、アメリカのアース・オペラでした。（翌69年5月にもティー・パーティーに出演しています）とにかく音質が非常に素晴らしく、You Shook Meイントロのベックの響き渡るナチュラルなトーンにいきなり感動してしまう事でしょう！（ディスク1のShapes Of Thingsがカット・イン、Shapes～Rice Pudding曲間カット、Bye Bye Baby Bye Bye2:23でカット、ディスク2のShapes Of Thingsがカットイン、ディスク3のIt's My Own Fault、A Natural Woman、Shapes Of Things、Beck's Bolero、Bluesがカット・インは既発同様です）この定番音源ですが、過去にリリースされたもので「Boston Tea Party 1968」、「Boston Two Days」、「Party All Night」、「Let's Have A Party」etc...様々なアイテムがありますが、ダビングにより歪みが目立ったもの、イコラ過剰なもの、ピッチが正確でないもの（時系列に並んでないものもありました）等、デメリットがあった為、今回のリリースはまさに朗報と言えるでしょう！
Rice Pudding、You Shook Me、Let Me Love You、I Ain't Superstitious、Shapes Of Things、Morning Dew、Rock My Plimsoulと、「ベック・オラ」「トゥルース」から組み込まれた楽曲群での見事なプレイは言うまでもありませんが、Jeff's Boogie、It's My Own Fault、Sweet Little Angel、Talk To Me, Baby、Blues De Luxe等、ブルース・コードで繰り広げられるアンサンブルがとにかく素晴らしく、ロッドが後にこのときのツアーが非常に手ごたえあったものだったと述懐している通り、インプロ全開のプレイの数々は間違いなく全てが聴きどころとなっています！まさに、ミッキー・モストの影響が強かった1967年ごろとは異なり、ベックの個性が全開の、第1期JBGが最も充実した極上のアンサブルを理想的な音質、理想的な編集でたっぷりと堪能できるファン必携のアイテムが海外より限定プレスCDにてリリース決定です。
★beatleg誌 vol.120（2011年12月号）のレビュー要約です。ご参考まで。
第一期ジェフ・ベック・グループのボストン3公演を、オーディエンス録音で収録した3枚組プレスCD。
1968年10月22日から24日まで3日間、ボストン・ティー・パーティーで行なわれたライヴである。この3公演は、『BOSTON TWO DAYS』(Scarecrow027/28)『LET'S HAVE A PARTY』(GS1069)『PARTY ALL NIGHT』(Breakdown109)などの2枚組既発盤と同じマスターによるものだ。しかし本盤はファースト・ジェネレーション・コピーでの収録となっている。
22日と24日のベースの音が大きく、音のバランスや曲間のカットにより曲冒頭に欠落があったりする箇所があるのは、既発盤同様だ。ピアニストのニッキー・ホプキンスが加入して46公演目ということもあってニッキーの活躍が目立ち、「It's My Own Fault」「Blues De Luxe」「Natural Woman」などで素晴らしいピアノプレイが聴ける。もちろんベックのヘヴィーなブルースギターも良く、特に22日のギタープレイは最高だ。3日ともセットリストを変えていてブルースのカヴァーも演奏しており、当時の新曲「Rice Pudding」ではミック・ウォラーのドラムとロン・ウッドのベースをフィーチュアしている。全体的にヴォーカルの音が小さめだがロッドがパワフルに歌っているのは分かる。22日は「Bye Bye Baby Bye Bye」の曲中にカットあり。収録時間は62分27秒。
23日のはギターの音が非常にクリアに録れており、ジェフのプレイを十分堪能できる。23日の「Rock My Plimsoul」の曲中にカットがあり、「I Ain't Superstitious」後半の音が不安定になる。また、「RicePudding」の途中でベックが「Satisfaction」のリフを少し弾いている。収録時間は50分50秒。24日のは音が終始不安定ぎみで、曲間のカット箇所が一番多い。さらにラストの「Blues」の曲中が大幅にカットされているので、収録時間は47分41秒と一番短い。』
Definitive Boston Tapes 1968 （No Label）
Live At Boston Tea Party,Boston,MA,USA
22nd, 23rd & 24th October 1968
Disc 1
[22nd October 1968]
01. You Shook Me
02. Let Me Love You
03. Jeff's Boogie
04. It's My Own Fault
05. Rock My Plimsoul
06. Shapes Of Things
07. Rice Pudding
08. Sweet Little Angel
09. I Ain't Superstitious
10. Bye Bye Baby Bye Bye
Disc 2
[23rd October 1968]
01. Talk To Me, Baby
02. Jeff's Boogie
03. Blues De Luxe
04. Rock My Plimsoul
05. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
06. Shapes Of Things
07. Rice Pudding
08. I Ain't Superstitious
Disc 3
[24th October 1968]
01. You Shook Me
02. Morning Dew
03. It's My Own Fault
04. Rock My Plimsou
05. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
06. Shapes Of Things
07. Beck's Bolero
08. Rice Pudding
09. Blues
Jeff Beck : Guitar
Rod Stewart : Vocal & Rhythm Guitar
Ron Wood : Bass
Nicky Hopkins : Piano
Mick Waller : Drums
[22nd October 1968]
Let Me Love You
Rice Pudding
[23rd October 1968]
Jeff's Boogie
I Ain't Superstitious
[24th October 1968]
Morning Dew
Beck's Bolero
[参考]
1968 Tour Date
January
27 Un-Known Vanue,Norwich,UK
February
03 Unknown Venue,Egham,UK
08 BBC Elstree Centre,Borehamwood,UK
09 Nottingham Britannia Rowing Club,Nottingham,UK
17 Hammersmith Odeon,London,UK
：：：：
：：：：
May
10 Unknown Venue,Dartford,UK
11 Unknown Venue,Bradford,UK
12 Kirklevington Country Club,Kirklevington,UK
18 Odeon Theatre,Weston-super-Mare,UK
25 Co-op Hall,Chesham,UK
June
[North American Tour / 1st Leg]
14 Fillmore East,New York City,NY,USA
⇒ 2 Shows
15 Fillmore East,New York City,NY,USA
⇒ 2 Shows
16 Daytop Village,Staten Island,NY,USA
18 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
19 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
20 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
21 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
22 Steve Paul's The Scene,New York Cityu,NY,USA
26 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
27 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
28 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
29 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
July
05 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
06 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
07 Fifth Dimension,Ann Arbor,MI,USA
09 La Cave,Cleveland,OH,USA
10 La Cave,Cleveland,OH,USA
11 La Cave,Cleveland,OH,USA
12 Catacombs Club,Houston,TX,USA
13 Catacombs Club,Houston,TX,USA
17 Louann's,Dallas,TX,USA
19 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
20 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
21 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
22 Winterland Arena,San Francisco,CA,USA
23 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
24 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
25 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
26 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
27 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
August
02 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
03 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
10 Kempton Park Racecourse,Sunbury-on-Thames,UK
⇒ [National Jazz & Blues Festival 1968]
September
06 The Manor House,London,UK
14 Norwich,UK
30 Folkets Hus,Stockholm,SWEDEN
October
01 Folkets Hus,Stockholm,SWEDEN
02 Folkets Hus,Stockholm,SWEDEN
03 Folkets Hus,Stockholm,SWEDEN
04 Rigoletto,Jönköping,SWEDEN
05 Pop-Club, Brøndby Strand,DENMARK
[North American Tour / 2nd Leg]
11 Kinetic Playground,Chicago,IL,USA
12 Alma College,Alma,MI,USA
13 Hullabaloo,Mentor,OH,USA
18 Fillmore East,New York,NY,USA
19 Fillmore East,New York,NY,USA
20 Alexandria Roller Rink,Alexandria,VA,USA
22 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
23 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
24 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
25 Electric Factory,Philadelphia,PA,USA
26 Electric Factory,Philadelphia,PA,USA
31 Fillmore East,New York,NY,USA
November
01 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
02 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
03 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
05 Memorial Hall,Kansas City,KS,USA
08 Houston Music Hall,Houston,TX,USA
09 McFarlin Auditorium,University Park,TX,USA
10 Independence Hall,Baton Rouge,LA,USA
15 Thee Image Club,Sunny Isles Beach,FL,USA
16 Thee Image Club,Sunny Isles Beach,FL,USA
22 Grande Cleveland,Cleveland,OH,USA
23 Grande Cleveland,Cleveland,OH,USA
27 Eagles Auditorium,Seattle,WA,USA
29 Shrine Auditorium,Los Angeles,CA,USA
30 Shrine Auditorium,Los Angeles,CA,USA
December
05 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
06 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
07 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
08 Fillmore West,San Francisco,CA,USA
21 Roundhouse,London,UK
28 Curtis Hixon Convention Hall,Tampa,FL,USA
[関連記事]
「Grande Ballroom 1969 （Gift CDR）」
「Windsor 1967 （Gift CDR）」
「Dallas 1968 （Wardour-506）」
「Fillmore West 1968 （No Label）」
#2022-03-22 #2010-04