ヤードバーズ(Yardbirds)を脱退した ジェフ・ベック(Jeff Beck)が,ロッド・スチュワート(Rod Stewart),ロン・ウッド(Ron Wood),エインズレー・ダンバー(Aynsley Dunbar) らと 1967年に結成,後に ニッキー・ホプキンス(Nicky Hopkins)も加入した ジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group).
 その後,エインズレー・ダンバー(Aynsley Dunbar)が脱退し,代わって ミック・ウォーラー (Micky Waller)が参加し 1st アルバム 『 Truth (トゥルース) 』 を録音.
 また 1969年にリリースされる 2nd アルバム 『 Beck Ola (ベック・オラ) 』 の録音と前後して ニッキー・ホプキンス(Nicky Hopkins)が脱退,その後,ロッド・スチュワート(Rod Stewart)や ロン・ウッド(Ron Wood)も フェイセズ(Faces)加入により脱退と,解散に至る第一期 ジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group).

 今回,商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして 1967年8月11日~13日の 3日間にわたり英国バークシャーはウィンザーのロイヤル・ウィンザー・レース場(ロイヤル・ウィンザー競馬場)にて開催された 「 7th National Jazz And Blues Festival (第7回ナショナル・ジャズ・アンド・ブルース・フェスティヴァル) 」 の最終日に当たる 8月13日に出演した ジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group)のパフォーマンスのオーディエンス録音を収録した 『 Windsor 1967 (Gift CDR) 』 が登場しました.

 録音された年代を考えれば,充分に良好な高音質オーディエンス録音で収録だと思います.
 因みに,この 「 7th National Jazz And Blues Festival 」 は,以下に記載しているように,そうそうたるバンドが出演しています.

 8月11日
  スモール・フェイセス(Small Faces)
  ザ・ムーヴ(The Move)
  トゥモロウ(Tomorro)
  マーマレードMarmalade
 
 8月12日
  ナイス(The Nice)
  ポール・ジョーンズ(Paul Jones)
  クレイジー・ワールド.オブ.アーサー・ブラウン(Crazy World Of Arthur Brown)
  ゾート・マネーZoot Money
  エインズレー・ダンバー(Aynsley Dunbar)
  テン・イヤーズ・アフター(Ten Years After)
  エイメン・コーナーAmen Corner
  タイム・ボックス(Time Box)
  
 8月13日
  クリーム(Cream)
  ジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group)
  ジョン・メイオールズ・ブルースブレイカーズ(John Mayall's Bluesbreakers)
  PPアーノルドP.P. Arnold
  アラン・ボウンAlan Bown
  チキン・シャックChicken Shack
  フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)
  ドノヴァン(Donovan)
  デニー・レイン(Denny Laine)
  ブロッサム・トゥズBlossom Toes
  ペンタングル(Pentangle)

 音像は想像したより近く,多少音の籠った感はあるものの,録音された年代を考えれば高音質のオーディエンス録音と言えるのでは無いでしょうか.
 何と言っても 短い在籍期間であったドラムの エインズレー・ダンバー(Aynsley Dunbar)脱退前の貴重な音源なので,ファンならば必聴かと.

 因みに本音源も 1967年に行われたジェフ・ベック・グループのBBCラジオ放送用音源を収録した 『 Live on Air 1967 』 に,ボーナス・トラックとして収録されており,Amazon 等で購入できるようです.

 メーカー情報では
 『1967年ロイヤル・ウィンザー・レース場にて、3日連続で開催された「7th National Jazz And Blues Festival」最終日、8月13日のステージに登場した第一期ジェフ・ベック・グループのライヴを、当時としては、十分に良好な、真に高音質オーディエンス録音で収録。
 全5曲、収録時間は21分と短めですが、ドラマーにエインズレー・ダンバーを擁した、オリジナル・ジェフ・ベック・グループの、タイトで強烈なグルーブ感に満ちた、聴き応え満点のライヴを、安定した高音質で収録しています。セカンド・ジェネレーション・テープをDATにコピーしたテイクをデジタル化したものとの触れ込みで登場した音源で、もしかして、PAの真ん前で録音したのか?と思えるほどの音のダイレクト感、それでいて、音の歪みや割れが一切無い、クリアーなサウンドは圧巻で、分離感抜群の驚きのダイナミック・サウンドで、貴重なショウを再現してくれます。本来なら、このまま、何の加工も無く、プレスでのCD化が絶対に相応しい!と思うしかない第一級のスーパー音源テイク。3日間のフェスの最終日、この日はジェフ・ベック・グループの他にクリーム、フリートウッド・マック、ジョン・メイオール、ドノバンらが名を連ねており、大盛り上がりの一日ではなかったかと思われます。1968年フィルモア・ウェストのライン録音・最高音質盤と、第一期ジェフ・ベック・グループ初期の最良のライヴ音源は、間違いなく、全てのベック・ファン必聴のセットであり、今後、定番化間違いなしのタイトルと言えるでしょう。』

Windsor 1967 (Gift CDR)
 
 Live At 7th National Jazz And Blues Festival,Royal Windsor Racecource,Windsor,Berkshire,UK 13th August 1967

   01. Intro.
   02. Some Kind Of Wonderful
   03. Talk To Me Baby
   04. I Think I'll Be Leaving In The Morning
   05. Rock My Plimsoul
   06. Hi Ho Silver Lining
   TOTAL TIME (21:05)

 Jeff Beck : Guitar
 Rod Stewart : Vocals
 Ron Wood : Bass
 Aynsley Dunbar : Drums

 Some Kind Of Wonderful
 
 Rock My Plimsoul
 
 Hi Ho Silver Lining
 

[参考]












 



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#2022-03-22