商品を 2点以上購入すると貰えるギフト・アイテムとして,西ドイツの RCA-Ariola が1987年にリリースした,エマーソン・レイク・アンド・パーマー (Emerson, Lake & Palmer)の CD 『 Brain Salad Surgery (恐怖の頭脳改革) 』 の復刻盤というか,トランスファー盤が再登場.

 これまたコアな企画ものが再登場です(笑)
 私的に 『 Tarkus : 1987 West GEermany 1st Press CD (Gift CDR) 』 は,2015年に入手していたのですが,何故か,これは持っていなかったので,取り合えず入手しました.

 正直,細かい部分まで聴き比べていませんが,確かに音は良いと感じます.

 メーカー情報では
 『世界中のマニア中のマニアが全員、口をそろえて言うのが「BRAIN SALAD SURGERYのベストCDヴァージョンは本作だ」ということ。
 1987年に西ドイツは「RCA-アリオラ」から「Manticore 258 174」の製造番号でリリースされたELP70年代前半期タイトルは、全てがマスターテープそのままのダイレクトコピーでドイツ独自にCD化されており、この音はここだけでしか聴けない最良音質でいて、またあまり流通数も多くないCDのため大変貴重なものです。後のリリースはその全てが(外人マニア達が「Idiot」と非難している通り)、過剰なリマスターや、ダイナミック・コンプレッション、ノーマライズといった一連の処理で音質・質感・形状がまるでオリジナルとは異なるものに変貌してしまっています。
 勿論、これには「デジタル・リマスター」という名目のもと、音質にそれぞれ差を付けることで、色々なヴァージョンを、コマーシャル・カタログとして創り出した結果なわけですが、結果として、その全てがオリジナルとは異なるサウンドに変貌しており、かなりのヴァージョンにおいて、担当者のエゴ丸出しの、聴くに堪えない「違うもの」に変化しているのは、なにもこのELPに限った事ではありません。
 また、80年代にドイツ以外の各国で初CD化(アトランティックやワーナーパイオニアからリリース)されたタルカスもノン・リマスターですが、マスタリングの差や使用したマスターテープのジェネレーション差が影響してか、このドイツ盤ほどの明瞭なサウンドではありません。とにかく、本盤で聴けるクリアー&肉太、マイルドでいて鮮烈な音のファンタジーを是非ご経験下さい。
 多重録音を極めた意欲作「恐怖の頭脳改革」の、あるがままの姿が、2015年、スピーカーいっぱいに放たれます。アルバムとしても楽曲的にも大傑作でありながら、その豊富なアイデアが当時のプロダクションの枠を少々はみ出している感もある超大作「恐怖の頭脳改革」の、その圧倒的魅力は勿論、同時にマスターの欠点(劣化ポイント等)すらも赤裸々に曝け出してくれるという、まさにファン必聴の一枚。
 本物の「恐怖の頭脳改革」を体験下さい! Come Inside! Come Inside! 』

Brain Salad Surgery : 1987 West Germany 1st Press CD (Gift CDR)
 
 Taken From West Germany RCA-Ariola Eurodisc (Manticore 258 174),
 Manufactured in 1987 "No-Remaster"

   01. Jerusalem
   02. Toccata
   03. Stil... You Turn Me On
   04. Benny The Bouncer
   05. Karn Evil 9 (1st Impression - Part I)
   06. Karn Evil 9 (1st Impression - Part II)
   07. Karn Evil 9 (2nd Impression)
   08. Karn Evil 9 (3rd Impression)

 ※) オフィシャルなので,音源は貼り付けませんが悪しからず.

[参考]
 レーベル面
 











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#2021-10-19