1969年8月15日~17日(実際は8月15日午後~18日午前)の 3日間に渡り,米国ニューヨーク州サリバン郡はベセルで開催された大規模な野外コンサートである ウッド・ストック・フェスティヴァル(Woodstock Music and Art Festival)に出演し,その映像(「超高速」弾きのパフォーマンス 等)で一気にスターダムに伸し上がった テン・イヤーズ・アフター(Ten Years After).

 本商品は,1969年のドイツはフランクフルトにおけるプロ・ショットのリハーサル映像と,1973年4月26日ニューヨーク州ロチェスターはロチェスター・コミュニティ・ワー・メモリアル公演を皮切りに,5月12日アリゾナ州テンペはビッグ・サーフ公演まで行われた北米ツアーから,ツアー終盤に当たる 5月8日フロリダ州オーランドはオーランド・スポーツ・スタジアム公演のサウンドボード録音を収録し TRIALレーベルからリリースされた 『 Captured Live (TRIAL-309) 』 です.
 多分,映像の方は,1969年11月頃にドイツ・ツアーを行っているはずなので,その時に収録されたのではないかと思われます.
 音源の方は,サウンドボード録音なので,初心者でも楽しめます.
 
 メーカー情報では
 『ファン必見の1969年貴重映像と、1973年のレア・ライブのライン録音テイクをカップリングしたファン必携アイテムが登場です。
 まず、ディスク1には近年ドイツで放送された「Ssssh...」発表時の1969年、フランクフルトにおけるリハーサル映像を約45分収録。固定カメラですが、画質・音声ともに最高レベルで、当時のTYAの魅力に最良のピースにてダイレクトに触れることができます。2テイク収録されているI Can't Keep From Crying, Sometimes は独自の革新的な演奏スタイルを網羅した素晴らしい演奏を聴く事ができ、リハーサルならではのブルースブレイカーズ、クリーム、ジミヘンのフレーズが飛び出す所が面白いと言えます。エンディング部で弦が切れた事により、フローティングのバランスが崩れチューニング不能になり、後半部のみを再演奏するという貴重なシーンを、見ることができます。I Woke Up This Morningも2テイク収録されており、歌詞が違います。
 この時期の演奏をマスター・クオリティの生々しい画像とサウンドでたっぷり楽しめる最高の逸品!
 ディスク2には、「ROCK & ROLL MUSIC TO THE WORLD」発表時の1973年5月8日、オーランド・スポーツ・スタジアム公演を約44分、最高レベルのステレオ・サウンドボード録音で収録。お馴染みの代表曲からカバーまで多彩な内容を最高音質で楽しめます。ファン大満足の2枚組です。

 ★beatleg誌 vol.96(2008年7月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
 またしてもテン・イヤーズ・アフターの名作の登場である。今回は1DVD-Rと1CD-Rのカップリング。
 映像の方は、なんと名盤アルバム『Ssssh』リリース時の1969年のドイツはフランクフルトにおける貴重なリハーサル風景である。
 この映像は近年、ドイツにおいて放送されたもの。約45分の貴重な画像で、固定の1カメラのプロ・ショット。カラーも美しく、もちろん音質も最高のレベルで収録されている。かなり以前だが、このリハ映像はモノクロのビデオで一部において流出していたものだが、画像はぶれてるし、状態はよくなかった。今回の映像はとにかく奇麗でこれはおすすめだ。「I Can Keep…」が2テイク収録されている。タバコをくわえながらのアルヴィン・リー大将は傲慢な態度でストラトでリハを通している。時折、チック・チャーチルのオルガンに腰掛けたりしていて、またこれがかっこいい。途中、弦が切れて再演奏という面白いシーンも見られる。毎回のことながらベースのレオ・ライオンズの熱演が見物だ。曲のアレンジはオフィシャルの『Recorded Live』とほぼ同様で、中間部にクリームやジミヘンのリフをまじえたもの。「I Wake Up…」はアルバム『Ssssh』とはまったくアレンジが異なる。これも2テイク収録されていて、歌詞がちがうのも面白い。
 Disc2のCDRは、73年5月8日のオーランド・スポーツ・スタジアムにおけるコンサートを約44分にわたり、驚異のステレオ・サウンドボード録音で収録している! これはすごい。アルバム『Rock & Roll Music To The World』発表時にあたるツアーで、ごきげんなブギのタイトル曲Rock & Roll Music To The Worldから始まる。Turned Off TV Bluesもアルバム収録曲。曲間のMCなどはカットされており、おそらくは番組用に編集されたものだろうか。チック・チャーチルのオルガンを大々的にフィーチャーした大作「Station To Station…」が収録されていないのが残念だが、それでもこの時期のSB録音はかなりレアだろう。こちらのI Woke Up This Morningは『Ssssh』のアレンジと同じ。あとはオフィシャルのライヴ盤と似た進行になっている。定番のSweet Little Sixteen、そしてI'm Going Homeもあいかわらずのノリノリの出来となっている。TYAのファンは絶対に買い、だ。』

Captured Live (TRIAL-309)
 
 Filmed In Frankfurt,Germany 1969 
   [PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 45min.]
 Live At Orlando Sports Stadium,Orlando,FL,USA 08th May 1973
   [STEREO SOUNDBOARD RECORDING]
 

  Disc 1
  [1969 / DVDR]
   1. I Can't Keep From Crying, Sometimes #1
   2. I Can't Keep From Crying, Sometimes #2
   3. I Woke Up This Morning #1
   4. Intermission
   5. I Woke Up This Morning #2

  Disc 2
  [08th May 1973 / CDR]
   1. Rock & Roll Music To The World
   2. Slow Blues In 'C'
   3. Spoonful
   4. Turned Off TV Blues
   5. I Woke Up This Morning
   6. Sweet Little Sixteen
   7. I'm Going Home (Incl. Blue Suede Shoes)

 Alvin Lee : Guitar, Vocal
 Chick Churchill : Organ, Electric Piano
 Leo Lyons : Bass
 Ric Lee : Drums

 収録されている映像の一部
 

 Rock & Roll Music To The World
 
 Spoonful

 I'm Going Home (Incl. Blue Suede Shoes)


[参考]
1973 Tour Dates
 January
  [European Tour]
  26 Concertgebouw,Amsterdam,NETHERLANDS
  27 De Doelen,Hal, Rotterdam,NETHERLANDS
  28 Festhalle,Frankfurt,GERMANY
  29 L'Olympia Bruno Coquatrix,Paris,FRANCE
 
 February
  10 Halle Münsterland,Münster,GERMANY
  11 Musikhalle,Hamburg,GERMANY
  12 Ostseehalle,Kiel,GERMANY
  13 Philipshalle,Düsseldorf,GERMANY
  14 Deutschlandhalle,Berlin,GERMANY
  15 Sporthalle,Cologne,GERMANY
  16 Oberrheinhalle,Offenburg,GERMANY
  17 Killesberghalle,Stuttgart,GERMANY

 March
  [Scandinavia Tour]
  17 Fyns Forum,Odense,DENMARK
  19 Olympen,Lund,SWEDEN
  21 Scandinavium,Gothenburg,SWEDEN
  22 Tennishallen,Stockholm,SWEDEN
   
 April
  [UK Tour]
  05 Civic Hall,Dunstable,UK
  08 Fairfield Halls,Croydon,UK
  14 University of Reading,Reading,UK
  15 Guildford Civic Hall,Guildford,UK
  [North American Tour]
  26 Rochester Community War Memorial,Rochester,NY,USA
  27 Hara Arena,Dayton,OH, USA
  28 Milwaukee Auditorium,Milwaukee,WI,USA
  29 University Of Wisconsin-Oshkosh,Oshkosh,WI,USA
  30 Metropolitan Sports Center,Bloomington,MN,USA
 
 May
  01 Robertson Memorial Field House,Peoria,IL,USA
  03 Barton Coliseum,Little Rock,AR,USA
  04 Boutwell Auditorium,Birmingham,AL,USA
  05 The Warehouse,New Orleans,LA,USA
  06 North Hall Auditorium,Memphis,TN,USA
  07 Memorial Hall,Kansas City,KS,USA
  08 Orlando Sports Stadium,Orlando,FL,USA
  09 Fair Park Coliseum,Dallas,TX,USA
  11 El Paso County Coliseum,El Paso,TX,USA
  12 Big Surf,Tempe,AZ,USA
  [Japan Tour]
  18 Nagoya-shi Koukaidou,Nagoya,JAPAN
  19 Kyoto Kaikan,Kyoto,JAPAN
  21 Osaka Kousei Nenkin Kaikan,Osaka,JAPAN
  22 Osaka Kousei Nenkin Kaikan,Osaka,JAPAN
  23 Nihon Budokan,Tokyo,JAPAN
 
 August
  03 Alexandra Palace,London,UK
     ⇒ [London Music Festival 1973]
 
 September
  [UK Tour]
  15 Plymouth Guildhall,Plymouth,UK
  16 Torquay Town Hall,Torquay,UK
  17 Top Rank Suite, Swansea,UK
  20 Colston Hall,Bristol,UK
  22 Hastings Pier,Hastings,UK
  30 New Theatre,Oxford,UK
 
 October
  03 Free Trade Hall,Manchester,UK
  04 University Of Leeds, Leeds,UK
  05 Mayfair Ballroom,Newcastle,UK
  06 Heriot-Watt University,Edinburgh,UK
  12 University Of Lancaster,Lancaster,UK
  13 University Of York,York,UK
  15 Civic Hall,Wolverhampton,UK
  19 Apollo Theatre,Glasgow,UK
  20 Edward Herbert Building,Loughborough,UK

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#2021-07-20 #再入荷