何と,ジミーペイジ(Jimmy Page)在籍時の ザ・ヤードバーズ(The Yardbirds)の新発掘音源のリリースです.
 50年以上前の新音源が,しかも 2公演も発掘されたというのは正直驚きです.
 
 1967年6月15日オハイオ州はロレインのビッグ・ムース.ショーケース公演を皮切りに 8月27日ロードアイランド州はワーウィックのロッキー・ポイント・パラディウム公演まで行われた北米ツアーから,ツアー中盤の 7月25日-27日にかけて 3日連続でフィルモア・オーディトリアム公演(一説によると 7月26日)のオーディエンス録音と,1968年3月28日ニューヨーク州はスケネクタディのエアロドローム公演を皮切りに,6月5日アラバマ州はモンゴメリーのモンゴメリー・インターナショナル・スピードウェイ公演まで行われた北米ツアーから,ツアー終盤に当たる 5月29日カリフォルニア州はコンコードのコンコード・コロシアム公演のオーディエンス録音を各々1枚づつに収録した 『 Fillmore 1967 & Concord 1968 (No Label) 』 です.

 1枚目に収録されている 1967年7月のフィルモア・オーディトリアム公演の方は,音像は近く高音が強調されたような感じです.
 ”Smokestack Lightning” は,”How Many More Times” を彷彿させます.
 2枚目に収録された 1968年5月のコンコード・コロシアム公演の方は,音像は若干遠目で,ヴォーカルが少しオフ気味です.
 両音源とも録音された時期を考えれば,非常に高音質な音源と言えるのではないでしょうか.
 この時期には曲のタイトルが ”I'm Confused” から ”Dazed And Confused” に完全に変わっているのですね.

 メーカー情報では
 『振り返ってみればヤードバーズはずっと過度期であり続けたバンドだと言えるのではないでしょうか。
 一番の要因はバンドに絶大なるソングライターが存在しなかったこと。グループの中でもっともソングライター的な資質を持っていたポール・サミュエル=スミスが抜けたことで、バンドは自然とサウンドの方向性をギタリストに頼るようになる。
 グループが輩出したいわゆる三大ギタリストの中ではずば抜けた作曲能力を持つジミー・ペイジ在籍時のヤードバーズが一番活動期間が長かったというのも当然の結果でしょう。その結果ライブ音源や映像がもっとも豊富に存在するのもペイジ時代ということになるのですが、この8月に突如として1967年と68年それぞれのアメリカでのステージを捉えた二公演分の新発掘オーディエンス録音がネット上に現れて世界中のマニアの話題をさらいました。

 どちらもヤードバーズのキャリアにおいて大変に貴重な音源の発掘であることは言うまでもありませんが、まず驚かされるのは1960年代後半のオーディエンス録音としては驚くほど音質が良いということ。
 ヤードバーズのオーディエンスと言えば68年のシュライン・オーディトリアム(遠い音像)あるいは同年フィルモア(音が割れる)など、音源として存在することに価値があり、音楽として聞きこむにはマニア向けなレベルな音源を思い浮かべられることかと。
 ところが今回の音源ときたら、演奏やボーカルのバランスが驚くほど良好であり、なおかつペイジのギターの生々しさなどは圧巻。ヤードバーズのオーディエンス録音の中では他に類を見ないほどの聞きやすさを誇ります。これほどのクオリティを誇るテープが50年以上も眠っていたとは。

 まず一枚目に収められているのはフィルモアでのヤードバーズを捉えたもの。同じフィルモアでも以前から出回っている68年ではなく67年という点がマニアを大いに驚かせた超貴重な発掘でもある。
 先にも触れましたが、67年のヤードバーズは4月のストックホルムのラジオ音源、より近年に発掘されたフランスのフェスでのライブ映像などがよく知られていますが、今回のフィルモアは7月10日から始まったアメリカ・ツアーの一環として行われたもの。
 特筆すべきは先に触れたラジオ音源や映像がジェフ・ベック時代のサウンドを引きずっていたのに対し、このフィルモアでは発売を直前に控えたアルバム「LITTLE GAMES」、あるいはペイジ時代の到来を告げるサウンドへと一気に豹変しているところでしょう。
 中でも驚かされるのは同アルバムからのサイケナンバー「Glimpses」が演奏されているという。実のところ、この貴重な一曲だけが7年前からYouTube上に出回っており、その時に「この音源の全長版はないのか?」というコメントが寄せられたほどマニアを驚かせていた。その「全長版」がようやく登場したということになります。
 しかもこの「Glimpses」、アルバム・バージョンと同様に後半のセリフ部分までステージで再現している点が驚かされるのですが、それはテープを使っていると思われ、そうした演出まで試みていた点にも驚きを禁じえません。
 さらに「Smokestack Lightning」が67年の段階で一気に「How Many More Times」化している点にも驚かされます。68年のライブ音源は何かと「ZEP前夜」感が漂っているものですが、ペイジ時代が本格的に始まった67年の7月の時点でも彼が本領を発揮しはじめたことがよくわかる場面でしょう。おまけに音質が良いので、そうしたサウンドの進化ぶりがしっかりと伝わってくるのもイイ。

 二枚目に収められたのは68年5月コンコードでのステージの模様なのですが、その前に行われたのがフィルモアで、この後に行われたのがLP時代から末期ヤードバーズ音源の古典であるシュライン・オーディトリアム。
 つまりこの時期にオーディエンス録音が複数存在しているということは、いかに彼らがアメリカでの人気を獲得していたのかという何よりの証拠。そして先にも申しましたように、それら二つの音源よりもはるかに音質がいいという点が大きな魅力。
 もっともシュライン・オーディトリアムの方は初期ZEPのアメリカにおけるオーディエンス録音と似たクオリティであり、マニアなら十分に楽しめるレベル。そちらは是非CD-R「FOUR LIVE YARDBIRDS」にてお楽しみください。
 そんなシュライン・オーディトリアムがマニアに重宝されてきたのは、解散直前のヤードバーズの最末期オーディエンスというだけでなく、二回行われたショーをフルに捉えてくれていた点が大きい。一方、今回の音源はセットリストから推測するに二回行われたショーから一回目のすべてを捉えているように思えます。
 こちらの音源、一枚目の67年フィルモアよりは僅かに音質が劣るのですが、それでも先に挙げた過去の68年オーディエンスよりはずっと聞きやすい。
 今や「YARDBIRDS 68」にて歓声のオーバーダビングなしで楽しめるようになった「LIVE YARDBIRDS」こと3月のアンダーソン・シアターでも碇石だった「Train Kept A-Rollin'」から「Heart Full of Soul」まで立て続けに演奏するオープニング・パターンをサラリとこなし、いよいよZEPの足音と言うべき曲はキース・レルフも「Dazed and Confused」という曲名で紹介している。
 あるいは「YARDBIRDS 68」には未収録だった「Happenings Ten Years Times Ago」の末期ヤードバーズによる演奏が高音質で聞けるのもポイント高い。
 結果としてヤードバーズにとって最後の日々となってしまったアメリカ・ツアー5月末から6月の頭という時期ですが、後にペイジが証言していたように、彼は当時のグループの状態とアメリカのオーディエンスの反応に満足していて、むしろペイジはヤードバーズをネクスト・レベルに引き上げることにやる気満々だった。ところがR&Bバンド時代からヤードバーズを続けてきたレルフとドラマーのジム・マッカーティは長すぎるアメリカ・ツアーに疲れ、それが終わって一週間もしない内に脱退を表明。あっけなくヤードバーズが解散します。
 確かに「Dazed and Confused」などは「YARDBIRDS 68」の時よりも完成度が高く、ヤードバーズの進化を十分に予測できます。しかし本来ジェントルな歌い方を身上としていたレルフは変化についてゆけず、彼やマッカーティが抜け、またクリス・ドレヤもミュージシャンを引退。そしてとりあえず秋にニュー・ヤードバーズとして継承された新たなグループはロック史に大きな足跡を残すビッグな飛行船となる。
 やはりヤードバーズは終わるべくして終わったのですね。「永遠の過度期バンド」が最後に記した完成形が捉えられたコンコードのステージ。ビート・グループから脱皮し、ペイジがやる気満々でバンドに新しい息吹を吹き込んだ67年のフィルモア。

 どちらも驚くほどの高音質であり、それだけでもプレスCDでのリリースに値するもの。
 そのリリースに際しては、ビンテージ・オーディエンス特有なピッチの狂いやノイズを緻密にアジャスト。特にフィルモアの方は序盤数曲が録音できなかったようで、代わりにコンコードから冒頭の二曲を拝借した編集で公開されましたが、もちろん時代も場所も全く違う音源はカット。歴史的な発掘ビンテージ・オーディエンスを正にベストの状態へと磨き上げました。これは凄い!

 ★初登場!!しかも十分に聴ける高音質。音の鮮度も良好です。』

Fillmore 1967 & Concord 1968 (No Label)
 
 Live At Fillmore Auditorium,San Francisco,CA,USA July 1967
 [New Source]
  & Concord Coliseum,Concord,CA,USA 29th May 1968
    [New Source]

  Disc 1
  [July 1967]
     [1st Set]
   1. Introduction
   2. Heart Full of Soul
   3. I Wish You Would-Hey Gyp
   4. My Baby
   5. You Go Your Way, I'll Go Mine
   6. Shape of Things
   7. I'm a Man
     [2nd Set]
   8. Smokestack Lightning
   9. Bye-Bye Bird
  10. Happenings Ten Years Time Ago
  11. Smile on Me
  12. Glimpse
  13. Ain't Done Wrong
  14. Over Under Sideways Down
   TOTAL TIME (67:31)  

  ※) ランダムに大きく低いピッチをなるべく修正。

  Disc 2
  [29th May 1968]
   1. Introduction
   2. Train Kept A-Rollin'
   3. Mr. You're a Better Man Than I
   4. Heart Full of Soul
   5. Dazed and Confused
   6. Shapes of Things
   7. White Summer
   8. Happenings Ten Years Times Ago
   9. I'm a Man
   TOTAL TIME (53:08)  

   ※) 半音の30%程度高いピッチを修正。

 Keith Relf : Vocal
 Jimmy Page : Guitar
 Chris Dreja : Bass
 Jim McCarty : Drums

 [July 1967]
 Heart Full of Soul
 
 Smokestack Lightning
 
 [29th May 1968]
 Train Kept A-Rollin'
 
 Dazed And Confused
 
 Happenings Ten Years Times Ago
 

 本商品のリリース初週限定ではありますが,1967年4月30日フランスはシャヴィルでのフェット・デュ・ミュゲ(すずらんの日)の一環で行われた 「 Chaville Music Festival 1967Muguet de Chaville 1967) 」 でのパフォーマンスをプロ・ショット映像を収録した 『 Chaville Music Festival 1967 (Ltd Bonus DVDR) 』 が付属しています.
 因みに,この映像は昨年春に商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテム 『 Chaville Music Festival 1967 (Gift DVDR) 』 として登場しています.
 元々はフランスのTV局が放映用に撮影したものですが,メーカー情報にも記載されているように音響トラブルの関係でパフォーマンスの撮影もままならず,撮影はしたものの放映できずにお蔵入りになっていたもので,2018年後半にネット上にアップされたものです.
 
 メーカー情報では
 『近年になって、突如ネット上に現れて世界中のマニアを驚かせたヤードバーズの未発表テレビ・ライブ映像を収録。
 ジミー・ペイジ時代のヤードバーズ純生ライブ映像といえばドイツの「BEAT BEAT BEAT」とフランスの「BATON ROUGE」が存在しますが、今回の映像はその間の時期に属する貴重な発掘。
 前者の出演直後、フランスのフェスティバルに出演した時の模様をテレビ局が撮影していたのですが放送されることなくお蔵入りし、2016年になってコア・トレーダーの間で取引されていたものが2018年後半になって突如ネットに広まったというもの。
 60年代のお蔵入りしていたライブ映像が発掘されたというだけでも大トピックですが、さすがに放送されなかっただけのことはある内容でもあります。
 ヤードバーズはオープニングの「Shapes Of Things」から間髪入れず「Train Kept A-Rollin'」を始めたものの、キース・レルフのボーカル以外の音が出なくなってしまい中断。彼は英語が通じないオーディエンスの前で困るものの、結局フランスの司会者が事情を説明して撮影まで中断。
 そのせいで「Train Kept A-Rollin'」から仕切り以降もサウンド・バランスはイマイチ(ペイジのギターがオフ気味)で自分たちの演奏を聞くのもままらない状況なのでしょう。
 全体の演奏も普段のヤードバーズに輪をかけて荒くなっていますが、それでも腐らず元気にパフォーマンスするレルフの姿には釘付けにさせられます。野外の明るい時間にステージを駆け回るレルフの姿も先に挙げたペイジ時代のテレビ映像二種では見られない光景ですので、これがまた貴重かと。

 それ以上に注目すべきは、ペイジのヤードバーズ時代ならではのレパートリーだった「My Baby」とボブ・ディランのカバー「Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)」を鮮明なビデオ・カメラ映像で見られるということでしょう。
 おまけにこれら二曲ではペイジがVOXの「Phantom XII」12弦エレキを弾く姿が見られるのだから、世界中のマニアが色めきだったものです。今まで写真でしか見られなかったペイジがVOXの12弦を操る姿は必見ですが、今度は「My Baby」を演奏中に彼のスカーフが風で弦に当たってしまうというハプニングが発生。
 今まで眠っていたとは思えないほどビデオの状態もよく、なおかつ「Most Likely~」の演奏シーンを始めとして物凄くレアな発掘映像だったんですが、結局最後までハプニング続きだったからこそ放送されずにお蔵入りしたんでしょうね。
 それだけにこの日は「Happenings Ten Years Time Ago」をやっていないのが惜しまれます。当時のテレビ放送予定の映像ゆえ6曲・18分の短さが残念ですが、画質も音質も安定しており、見ごたえ・聴きごたえは十分にあります。
 そして、今回の発掘ニューソース「FILLMORE 1967 & CONCORD 1968」のボーナス・ディスクとしては最良の映像タイトルです。』

Chaville Music Festival 1967 (Ltd Bonus DVDR)
 
 Live At Fete du Muguet,Stade Municipal,Chaville,France 30th April 1967
 B&W PRO-SHOT NTSC Approx.18min.
 

   1. Shapes Of Things
   2. Train Kept A-Rollin'
   3. Mister Your A Better Man Than I
   4. Heart Full Of Soul
   5. My Baby
   6. You Go Your Way, I'll Go Mine
   TOTAL TIME (18:23)

 Keith Relf : Vocal, Harmonica, Tambourine
 Jimmy Page : Guitar
 Chris Dreja : Bass
 Jim McCarty : Drums

 ※) 映像は過去記事 『 Chaville Festival 1967 (Gift DVDR) 』 を参照ください.

[参考]
1967 Tour Dates
 January
  01 Cambria County War Memorial Arena,Johnstown,PA,USA
  02 Commack Arena,Commack,NY,USA
  07 Commodore Ballroom,Lowell,MA,USA
  [Asia & Oceania Tour]
  17 National Theatre,Singapore,SINGAPORE
  21 Sydney Stadium,Sydney,AUSTRALIA
  22 Sydney Stadium,Sydney,AUSTRALIA
  23 Sydney Stadium,Sydney,AUSTRALIA
     ⇒ [Two Shows]
  25 Centennial Hall,Adelaide,AUSTRALIA
      ⇒ [Two Shows]
  26 Festival Hall,Melbourne,AUSTRALIA
      ⇒ [Two Shows]
  27 Festival Hall,Melbourne,AUSTRALIA
      ⇒ [Two Shows]
  28 Brisbane Festival Hall,Brisbane,AUSTRALIA
      ⇒ [Two Shows]
  30 Theatre Royal,Christchurch,NEW ZEALAND
      ⇒ [Two Shows]
  31 Wellington Town Hall,Wellington,NEW ZEALAND
      ⇒ [Two Shows]

 Feburary
  01 Founders Theatre,Hamilton,NEW ZEALAND
      ⇒ [Two Shows]
  02 Wellington Town Hall,Wellington,NEW ZEALAND
      ⇒ [Two Shows]
  [UK Tour]
  18 Barnsley Civic Theatre,Barnsley,UK
  23 Locarno Ballroom,Coventry,UK
  24 Sophia Gardens Pavilion,Cardiff,UK
  25 Tofts, Folkestone,UK
  27 Locarno Ballroom,Glasgow,UK
 
 March
  09 Radio Caroline Club,Paris,FRANCE
  15 Stadthalle,Offenbach,GERMANY
  17 BBC Studios,London,UK
 
 April
  [Scandinavia Tour]
  04 Konserthuset,Stockholm,SWEDEN
  13 Boom Dancing Center,Aarhus,DENMARK
  14 Vesterhavshallen,Ringkøbing,DENMARK
  14 Teatersalen,Fredericia,DENMARK
  15 Balleruphallen,Ballerup,DENMARK
  15 Holtehallen,Holte,DENMARK
  15 Nørregårdshallen,Brøndby Strand,DENMARK
  16 Reventlowparken,Horslunde,DENMARK
  16 Hotel Sakskøbing,Sakskøbing,DENMARK
  16 Fjordvilla Club,Roskilde,DENMARK
  30 Muguet de Chaville 1967,Stade Municipal,Chaville,FRANCE
 
 May
  [UK Tour]
  06 Royal Agricultural College,Chippenham,UK
  14 Theatre Royal Stratford,London,UK
  20 École des Hautes Etudes Commerciales de Paris,Jouy-en-Josas,FRANCE
  23 Corn Exchange,Bristol,UK
  26 Tiles Club,London,UK
  29 City Football Club,Cambridge,UK
 
 June
  01 University Of Kent at Canterbury,Canterbury,UK
  05 Bath Pavilion,Bath,UK
  06 Malvern Winter Gardens,Great Malvern,UK
  08 Worthing Pier Pavilion,Worthing,UK
  09 Dreamland Ballroom,Margate,UK
  10 Torquay Town Hall,Torquay,UK
  16 The LCR, UEA,Norwich,UK
  17 Raven Club,Waddington,UK
  18 Saville Theatre,London,UK
  25 Parapluie des Vedettes 1967,Place Pierre L'Ermite,Huy,BELGIUM
  30 Music Hall,Shrewsbury,UK

 July
  01 Angry Arts Festival #1,Roundhouse,London,UK
  [North American Tour]
  15 Big Moose Showcase,Lorain,OH, USA
  19 Lakeside Amusement Park,Lakeside,CO,USA
  21 J.T. Grace Pavilion,Santa Rosa,CA,USA
  22 Santa Monica Civic Auditorium,Santa Monica,CA,USA
  25 Fillmore Auditorium,San Francisco,CA,USA
  26 Fillmore Auditorium,San Francisco,CA,USA
  27 Fillmore Auditorium,San Francisco,CA,USA
  28 Governor's Hall,Sacramento,CA,USA
  29 San Ramon Valley High School Stadium,Danville,CA,USA
  29 Contra Costa County Fairgrounds,Antioch,CA,USA
  30 Eagles Auditorium,Seattle,WA,USA
  31 Kerrisdale Arena,Vancouver,BC,CANADA
     ⇒ [Two Shows]
 
 August
  01 PNE Garden Auditorium,Vancouver,BC,CANADA
  02 Proch's Ballroom,Ellsworth,WI,USA
  03 New Sound Dance Club,Racine,WI,USA
  09 Tippy Dance Hall,Leesburg,IN,USA
  12 Mountain Park,Holyoke,MA,USA
  15 Lakeview Ballroom,Mendon,MA,USA
  16 Hunt Armory,Pittsburgh,PA,USA
  23 JJ's A-Go-Go,Hubbardston,MA,USA
  24 Surf Ballroom,Nantasket Beach,MA,USA
  25 Village Theatre,New York City,NY,USA
     ⇒ [Two Shows]
  26 Hidden Valley Ski Resort,Huntsville,ON,CANADA
  27 Rocky Point Palladium,Warwick,RI,USA
 
 Octobar
  07 Mountain Park,Holyoke,MA,USA
  13 David Falk Theatre,Tampa,FL,USA
  14 Unknown Venue,Cocoa Beach,FL,USA
  20 Pusi-Kat Club,San Antonio,TX,USA
  21 Studio Club,Dallas,TX,USA
  22 Cotillion Ballroom,Wichita,KS,USA
  28 Washington University,St. Louis,MO,USA
  29 Cheetah, Chicago,IL,USA
 
 November
  03 Village Theatre,New York City,NY,USA
     ⇒ [Two Shows]
  04 Syria Mosque,Pittsburgh,PA,USA
  10 PNE Garden Auditorium,Vancouver,BC,CANADA
  11 PNE Garden Auditorium,Vancouver,BC,CANADA
 
1968 Tour Dates
 January
  [UK Tour]
  13 Corn Exchange,Chelmsford,UK
  19 Middle Earth,London,UK
  26 Bingley Hall,Birmingham,UK
 
 Feburary
  09 Top Rank,Cardiff,UK
  10 Barlong Hall,Dagenham,UK
 
 March
  02 University Of Southampton,Southampton,UK
  08 Aston University,Birmingham,UK
  09 Bouton Rouge,ORTF TV Studios,Paris,FRANCE
  23 Retford College,Retford,UK
  [North American Tour]
  28 Aerodrome,Schenectady,NY,USA
  29 Conard High School,West Hartford,CT,USA
  30 Anderson Theater,New York City,NY,USA
 
 April
  04 Columbia Records Studios,New York City,NY,USA
  05 Colden Auditorium,Queens College,Flushing,NY,USA
  06 Curry Hicks Cage,Amherst,MA,USA
  08 Thee Image Club,Sunny Isles Beach,FL,USA
  09 Thee Image Club,Sunny Isles Beach,FL,USA
  10 Thee Image Club,Sunny Isles Beach,FL,USA
  11 Boston Tea Party,Boston,MA,USA
  12 Action House,Island Park,NY,USA
  13 Action House,Island Park,NY,USA
  14 Action House,Island Park,NY,USA
  19 Blue Village,Westmont,IL,USA
  20 The Cellar,Arlington Heights,IL,USA
  21 Le Scene,Indianapolis,IN,USA
  25 Allen Theatre,Cleveland,OH,USA
  26 Cincinnati Convention-Exposition Center,Cincinnati,OH,USA
  27 Clarkson Arena,Potsdam,NY,USA
  28 Brown Spring Weekend 1968,Meehan Auditorium,Brown University,Providence,RI,USA
 
 May
  03 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
  04 Grande Ballroom,Detroit,MI,USA
  05 Hullabaloo,Mentor,OH,USA
  10 Earl Warren Showgrounds,Santa Barbara,CA,USA
  11 Melodyland Theater,Anaheim,CA,USA
  17 Memorial Fieldhouse,University Of Puget Sound,Tacoma,WA,USA
  18 Casey's, Lewiston, ID, USA
  19 University Of California,Santa Barbara,Santa Barbara,CA,USA
  23 Fillmore Auditorium,San Francisco,CA,USA
  24 Fillmore Auditorium,San Francisco,CA,USA
  25 Fillmore Auditorium,San Francisco,CA,USA
  29 Concord Coliseum,Concord,CA,USA
  31 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
 
 June
  01 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
  02 Unknown Venue, Santa Monica,CA,USA
  04 Montgomery International Speedway,Montgomery,AL,USA
  05 Montgomery International Speedway,Montgomery,AL,USA

 July 
  07 Technical College,Luton,UK
 
 September
 [Scandinavia Tour]
  07 Brøndby Popklub, Copenhagen,DENMARK
  07 Gladsaxe Teen Club,Copenhagen,DENMARK
  08 Teaterbygningen,Køge,DENMARK
  08 Reventlowparken,Horslunde,DENMARK
  08 Fjordvilla Club,Roskilde,DENMARK
  12 Nalen - Stora Salen,Stockholm,SWEDEN
  13 Inside Club,Stockholm,SWEDEN
  14 Ängby Park,Knivsta,SWEDEN
  15 Liseberg,Gothenburg,SWEDEN
  20 Konserthuset,Stockholm,SWEDEN
  21 Konserthuset,Stockholm,SWEDEN
  24 Manglerud Club,Oslo,NORWAY
  25 Manglerud Club,Oslo,NORWAY

 Octobar
  [UK Tour]
  04 Mayfair Ballroom,Newcastle,UK
  15 University Of Surrey,Guildford,UK
  17 Club Lafayette,Wolverhampton,UK
  18 Marquee Club,London,UK
  19 University Of Liverpool,Liverpool,UK



[参考記事]
Chaville Festival 1967 (Gift DVDR)
 
Live Yardbirds! Featuring Jimmy Page (Gift CDR)
 









#2020-08-25