1月13日(日)は,野毛の外れにある 老舗 Jazz Spot Dolphy にて行われた Grace Mahyaさんのリーダー・ライブへ.

 この日のメンバーは ギターに マサ小浜さん,ベースに 息才隆浩さん,ドラムに 大津惇さんを迎えたカルテット編成で,昨年12月21日(金)の同会場での 『 Christmas Show 』 と題されたライブ時のメンバーから,ドラムが変更(Fuyu Murataさん ⇒ 大津惇さん)された編成.

 この日は日曜日と言う事で,通常よりは 30分早い 18時00分開場,19時00分開演予定で,前回の状況を踏まえて良い席を確保する為に開場時間少し前に会場へ.

 

 開場予定時間には私の他 4名の開場待ちが.
 開場予定時刻前に出て行ったスタッフの方が戻って来ていなかったので,18時00分にドアを開け中のスタッフの方に入って良いか確認.

 

 入場しても大丈夫との事で,ステージ近くの席を確保.

 
 

 ドリンクとフードを注文して開演予定時間まで待ちます.

 

 多分,開演時間は Grace Mahyaさん時間だと予測されるので,ここから約90分待ちを覚悟.(笑)

 

 開演予定時刻の19時00分を大幅にオーバーして,ご本人到着.(笑)
 本人,19時00分スタートと 自身の SNS で告知しているのに何故なんでしょうか.(笑)

 以下,MC部分は雰囲気で.(笑)

 19時35分過ぎにステージに登場したメンバー.
 「 こんばんは.皆さん,お待たせしましてすみません.予定通りですかね.グレース・マーヤ・タイムで今年も行きたいと思います.(笑)

 久し振りに アントニオ・カルロス・ジョビン(Antônio Carlos Jobim)作のボサノヴァの名曲:"Agua De Beber"("おいしい水")からライブがスタート.

 

 "Agua De Beber" では,ギター ⇒ ベース ⇒ ドラム の順で短めのソロがフューチャーされました.

 

 「 年始早々素晴らしいメンバーです.
  (簡単なメンバー紹介)
  (PAスピーカーが大津さんの前にあり,大津さんがお客さんから見えないと感じ
 「 私は見て欲しいんですよ.変えたらダメなの? 惇が見えないのは惇が残念.セカンド・セット迄には治したいですね.
 「 今できる?...
  (急遽,PAスピーカーの位置を変更..)
 「 見えました?見えましたね.

 ステージ向かって右のモニター位置が変更され落ち着いたところで,仕切り直してライブの定番で 2nd アルバム 『 Last Live at DUG (ラスト・ライブ・アット・ダグ) 』 にも収録されている シャーデー・アデュ(Sade Adu)の "Kiss Of Life"("キッス・オブ・ライフ").

 
 
  (ステージ向かって右側のPAスピーカーからヴォーカルが殆ど聴こえない状況があり,それを調整
 
 「 トム・ウェイツ行きたいと思います.
 MC に続けて最近のライブではセット・リストに良く組み入れられる トム・ウェイツ(Tom Waits)の "Jockey Full Of Bourbon"("ジョッキー・フル・オブ・バーボン")

 

 「 ここでオリジナル・ソング行きたいと思います.今日は早めに行こうかな.
 「 あれやりますか...パーカッションやります.子供達に渡して...
  (お店の棚にあるパーカッションを客席の後ろにいた子供達を中心に配りました.
 「 ギターから行くよ! 皆さんちょっと待ってね.

 

 そしてギターのコード伴奏の上にスキャットを被せ何時もより少しスローに自身のオリジナルでアルバム未収録の "Sad Samba"("サッド・サンバ")が始まります.

 

 「 バッチリでした.凄いね.
 「 では...
 
 ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)のヒット曲で自身 8枚目のアルバム 『 Love Songs For You (ラブ・ソングス・フォー・ユー) 』 の最終トラックに収録されている "Just The Way You Are"("ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー")
 アルバムでは スタインウェイ(Steinway & Sons)のピアノを使用しての弾き語りですが,この曲はバンドではバンドの良さが,ソロではソロの良さが際立ちます.

 

 (今度は向かって右側のスピーカーから Grace Mahyaさん自身のボーカルが聴こえないようで,それを調整

 

 最後は英国のロック・バンド:オアシス(OASIS)の 1995年のヒット曲で "Wonderwall"("ワンダー・ウォール")を演奏し,1st Set を締め括りました.
 この "Wonderwall" での マサ小浜さんのギター・ソロは素晴らしかったですね.

 
 
 
 「 マサ・コハマー,ソクサーイ,マコト・オオツー,後ろのパーカッショ二ストー.
 「 ちょっと休憩します.

 暫しのブレイクへ突入.

 

 21時10分前後にメンバーが再度ステージに登場し 2nd Set スタート.
 
 「 はい.ディズニーから行きましょう.では リトル・マーメイドから..
 MC に続けてディズニー映画 『 リトル・マーメイド(The Little Mermaid) 』 の劇中歌:"Kiss The Girl"("キッス・ザ・ガール")の演奏.

 

 同じくディズニーのミュージカル映画 『 メリー・ポピンズ (Mary Poppins) 』 の劇中歌:"Chim Chim Cher-ee"("チム・チム・チェリー").

 

 「 ありがとうございます.メリー・ポピンズからです.
 「 リターンズが最近出来ましたね.小さい頃から好きだったので楽しみにしています.
 因みに 『 メリー・ポピンズ リターンズ (Mary Poppins Returns) 』 は 2月1日(金)全国公開であり私的にも観たい映画.

 

 「 今年も楽しい2019年.ハッピーになろうね.
 MC に続けて,口笛から ボビー・マクファーリン(Bobby McFerrin)の "Don't Worry, Be Happy"("ドント・ウォリー,ビー・ハッビー")

 

 「 Be Happy.

 そして最近のセット・リストには良く加えられる世界的なヒット・メーカーである エド・シーラン(Ed Sheeran)の "Shape Of You"("シェイプ・オブ・ユー")

 

 この "Shape Of You" では,中間部に 大津惇さんのドラム・ソロがフューチャーされました.

 "赤い靴" をアカペラで歌いつつ客席後ろにいたパーカッショニストの子供達に 「 知ってる? 」,子供達から 「 知ってる! 」 のレスポンス.

 

 通常であればピアノの導入部で "赤い靴" から シャーデー・アデュ(Sade Adu)の "Cherish The Day"("チェリッシュ・ザ・デイ")へと繋がるところなのでしょうが,"Cherish The Day" 単独での演奏となりました.

 

 「 シャーディー.
 「 ありがとうございます.
 「 ロック行こうか.レディオヘッド.これ良いよね.歌詞が良いよね.

 

 MC に続いて,英国のロックバンド:レディオヘッド(Radiohead)の 1995年のヒット曲:"High And Dry"("ハイ・アンド・ドライ")
 "High And Dry" での マサ小浜さんのギター・ソロも最高でした.

 

 「 マサ・コハマー.ロック・スター..パーカッションのみんなもありがとぉー.
 最後は シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)の 1983年のヒット曲:"Time After Time"("タイム・アフター・タイム")を演奏し,2nd Set を締め括りました.

 

 「 ありがとうございました.今年もよろしくお願いします.
 「 また遊びましょう.
 (アンコールを望む声と手拍子が起こります)

 
 
 「 OK!
 「 今年も残業します.子供達がいるので,クイックリーで行きますよ.
 アンコールは自身 6枚目のアルバム 『 Close To You (クロス・トゥ・ユー) 』 のタイトル・チューン "Close To You"("クロス・トゥ・ユー")をしっとりと歌い上げ,この日のライブを締め括りました.

 

 前日(1月12日)の逗子マリーナから一変し,ホーム・タウン横浜の老舗ライブ・ハウスでのライブ.
 "Wonderwall","High And Dry","Time After Time" 等は,この編成向けでセット・リストに組み入れられた曲だと思いますが,1st Set のオープニングを飾り,久し振りに演奏された アントニオ・カルロス・ジョビン作の "Agua De Beber"("おいしい水") も,この編成での演奏はレアでしたが,これがまた素晴らしかった.

 

 このメンバーでのカルテット編成は心地良いドライブ感もあり,ワインの酔いも手伝って気持ち良すぎでした.

 [Member]
  Grace Mahya : Piano,Vocal
  Masa Kohama :Guitar
  Takahiro Sokusai : Bass
  Makoto Otsu : Drums
 
 [Set List]
  1st Set
   1. Agua De Beber
   2. Kiss Of Life
   3. Jockey Full Of Bourbon
   4. Sad Samba
   5. Just The Way You Are
   6. Wonderwall
 
  2nd Set
   1. Kiss The Girl
   2. Chim Chim Cher-ee
   3. Don't Worry, Be Happy
   4. Shape Of You
   5. Cherish The Day
   6. High And Dry
   7. Time After Time
     [Encore]
   8. Close To You
   
[参考]

Love Songs For You



Season Songs



Close To You


Poinciana


The Girl from Ipanema



Just The Two Of Us



Last Live at DUG



The Look Of Love



Jazz Today Grace Mahya LIVE @ Jazz Spot Dolphy
  

[関連記事]
渡辺裕之 トリオ @ BLUE VISTA RIVIERA 2019-01-12
 
Grace Mahya Christmas Show @ 横浜Dolphy 2018-12-21
 
 
#GraceMahya #グレースマーヤ #TakahiroSokusai #息才隆浩 #Sokusai #マサ小浜 #MasaKohama #大津惇 #Mac #Daddy #横浜 #野毛 #Dolphy #ドルフィー