11月30日(金)は,関内は馬車道近くの Paradise Cafe(パラダイス・カフェ)にて行われた 『 グレース・マーヤ & マサ小浜 』 のライブへ.
タイトルに謳われているように,この日は Grace Mahyaさんとギターの マサ小浜さんのデュオ.
11月22日(木)がトリオ編成のライブ,11月26日(月)がソロ・ライブ,この日がデュオと 1週間程度で編成が異なる 3つのライブ.
しかも前者 2つはピアノでしたが,この会場はキーボード.
何気にこのお二人のデュオで,ピアノでは無くキーボード&ギターの編成は昨年のGW中の 5月3日(祝)熱海でのライブ以来 1年半振り.
会社を定時に退社して会場へ.
到着したものの,地上にある看板は消えており,階段のところに受付はいなかったのですが,既に19時00分前後だったので,そのまま地下へ.
ドアを開けると中で受付をしていました.(笑)
既に 2組お客さんがいましたが,ステージ前の空いている席を確保.
それにしても マサ小浜さんのエフェクター類凄い!
取り合えず,ドリンクとフードを注文して開演時間まで待ちます.
マサ小浜さんが会場内にいたので少し話をしたところ,翌日から 今市隆二さんの 「 LIGHT > DARKNESS TOUR 」 で さいたまスーパー・アリーナ 2 Daysとの事でした.
因みに何度かライブ・ハウスでも使用していたドイツ製デジタル・ギター・アンプ Kemper(ケンパー,Kemper Profiling Amplifier)は,最近使用していないのか聴いたところ,翌日の さいたまスーパー・アリーナで使用するとの事.
この日は真空管式のアンプを持ってきていました.
Grace Mahyaさんの会場入りは,19時25分過ぎだったので,当然,何時もの事ながらリハーサル無しの本番.(笑)
因みに以降の MC部分はライブ中に取ったメモを元にした雰囲気で記載しているので合っているか否か微妙.(笑)
定刻10分遅れで始まったライブは,セット・リストの定番でオープニングを飾る機会の多い "Kiss Of Life"("キッス・オブ・ライフ") からスタート.
「 レッド・カーペット,グラミー賞のマサこはまー. 」 との紹介に続けて
マサ小浜さん 「 この組み合わせで,ここは初めて.このデュオは昨年のゴールデンウィークの熱海以来だね. 」とも.
Grace Mahyaさんは過去にライブが始まって,鍵盤を弾いても音が出ない(実際は電源が入っていなかった)と言う事があったので 「 キーボードはトラウマがある! 」 とも言っていました.
何時にも増してスロー(スピード感では無く)な感じの "Kiss Of Life" に続いては,トム・ウェイツ(Tom Waits)の "Jockey Full Of Bourbon"("ジョッキー・フル・オブ・バーボン") が演奏されます.
「 ボーカル一本でビルボードのトップを取った曲です. 」 との MC から 導入部での口笛のメロディーに続いて ボビー・マクファーリン(Bobby McFerrin)の "Don't Worry, Be Happy"("ドント・ウォーリー.ビー・ハッピー")
「 秋の歌 」に続けて 何故か "赤い靴" の導入部があり,前半は流暢なフランス語,後半は英語で歌われる "Autumn Leaves"("オータム・リーブス","枯葉","Les Feuilles Mortes")
中間のソロ部分では,ギター,キーボード共スパニッシュ系のフレーズやメロディーを奏でていました.
「 最後はブルースを歌いたいと思います. 」 に続けて "Stormy Weather"("ストーミー・ウェザー")が演奏されましたが,これは何時もの "Stormy Weather" をは少し異なりブルース色豊かと言うか完璧なブルースでした.
「 マサこはまぁー... 」
「 どこでもドームになるから.. 」
「 少し休憩しまーす. 」
ブレイクを挟んで 20時35分前後からスタートした 2nd Set は 長めのギターの導入部から マイケル・フランクス(Michael Franks)の "Antonio's Song" が演奏されます.
最初のヴォーカルが終了するまではギターのみでの伴奏,中間部はアップ・テンポになり,久々に長めのスキャット炸裂で,このアレンジはレアでした.流石,スキャットの女王ですね.
「 マサー 」
ピアノを弾きながら
「 ニーナ・シモンさんの曲です.彼女の凄いのはメッセージ性.ピアノも勿論クラシック.何が言いたいか,あの時代 結構危ない線までいっているような.あの時代,彼女の弾き語りで,これが歌なんだなと思いました. 」 に続けて久し振りの "Trouble In Mind"("トラブル・イン・マインド")
"Temptation" のコードをピアノで弾きつつ 「 Next Song From Tom Waits 」
Grace Mahyaさんの 「 難しいね.日本語で何て言うのテンプテーションって? 」 の問いに,マサ小浜さん 「 誘惑のこと. 」と答え,「 あっ,そうか誘惑,それ知ってた.誘惑って難しいね,本当に.負ける事が大体ですが,負けるのも良いと思います. 」トム・ウェイツ(Tom Waits)の "Temptation"("テンプテーション") が始まります.
そして最近のセット・リストの定番で エド・シーラン(Ed Sheeran)の "Shape Of You".
最初は静か目でゆっくりとした感じで始まるこの曲も 「 マサこはまー 」 の Grace Mahyaさんのかけ声から,割と激しめなロック調のギター・フレーズでのソロとなりました.
この "Shape Of You" では,歌詞の 「 Oh-I-oh-I-oh-I-oh-I 」 の部分はお客さん全員でコーラスとなり,終盤部は何時もと違いフェイド・アウト的に終了.
やはり乗りの良い曲ですよね.
「 マサー 」
「 エド・シーラン,シェイプ・オブ・ユー 」
「 では,リハーサルで何度か演った..(笑) 」
(勿論,リハーサルはしていません(笑))
続いて キーボードも若干エコーを効かせ マサ小浜さんのエコーと言うかディレイを効かせたスローなメロディーから,Grace Mahyaさんの小鳥の声を模した口笛,スキャットとと言った非常に神秘的な導入部から バート・バカラック(Burt Bacharach)の "Close Toi You"("クロス・トゥ・ユー","遥かなる影")
スローに一言ひとことを噛みしめるような歌い方で,新たな一面を垣間見た感がありました.最後は "The Girl From Ipanema"("ザ・ガール・フロム・イパネマ","イパネマの娘")の歌詞の一節の 「 Ipanema 」 を 「 Yokohama 」 に変更し歌い "Close To You" を終了.
「 バカラックさんのクロス・トゥ・ユー.今日,CD 3枚ありまーす. 」
マサ小浜さん時間を気にして 「 そろそろ最後の曲かも知れないね. 」
「 最後はオリジナルのサッドサンバ 」
「 未だ録音してないけど,全国でみんな歌ってくれるんです.初めての方もデタラメでも良いので何か歌って下さい. 」
本編最後に演奏された "Sad Samba"("サッド・サンバ")は 1度目のコーラスまでの前半は マサ小浜さんのギターの伴奏だけで歌い,そこから自身のキーボードも加えて歌います.
横浜だけあって,コーラス部分は非常に盛り上がります.
「 ありがとうございます 」
「 マサー 」
「 パラダイス・カフェー,ヨコハマー 」
当然,アンコールを望む手拍子がおき,すかさず 「
残業しまーす. 」
何時もは 滝さんとのデュオか,滝さんも入って演奏するような感じなのですが,残念ながら この日は 滝さんはお休みと言うことで,最後はアンコールに応えて "Georgia On My Mind"("ジョージア・オン・マイ・マインド")を歌って,この日のライブを終了しました.
「 ありがとうございました. 」
「 Have A Great Weekend. 」
「 また遊びましょう.」
全体的にスローな感じの歌い方で良かったですし,何と言っても マサ小浜さんの素晴らしいギター・フレーズと共に,真空管アンプから出る音の良さには驚きでした.
KAMOME live matters が,9月央で閉店になってしまった関係もあるでしょうが,ここ Paradise Cafe でのライブが定期化してくれるのはファンとしては非常に嬉しいところ.
[Member]
Grace Mahya : Keyboard,Vocal
Masa Kohama : Guitar
[Set List]
1st Set
1. Kiss Of Life
2. Jockey Full Of Bourbon
3. Don't Worry, Be Happy
4. 赤い靴 - Autumn Leaves (Les Feuilles Mortes)
5. Stormy Weather
2nd Set
1. Antonio's Song
2. Trouble In Mind
3. Temptation
4. Shape Of You
5. Close To You
6. Sad Samba
[Encore]
7. Georgia On My Mind
[参考]
Jazz Today Grace Mahya LIVE @ Jazz Spot Dolphy
[関連記事]
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タイトルに謳われているように,この日は Grace Mahyaさんとギターの マサ小浜さんのデュオ.
11月22日(木)がトリオ編成のライブ,11月26日(月)がソロ・ライブ,この日がデュオと 1週間程度で編成が異なる 3つのライブ.
しかも前者 2つはピアノでしたが,この会場はキーボード.
何気にこのお二人のデュオで,ピアノでは無くキーボード&ギターの編成は昨年のGW中の 5月3日(祝)熱海でのライブ以来 1年半振り.
会社を定時に退社して会場へ.
到着したものの,地上にある看板は消えており,階段のところに受付はいなかったのですが,既に19時00分前後だったので,そのまま地下へ.
ドアを開けると中で受付をしていました.(笑)
既に 2組お客さんがいましたが,ステージ前の空いている席を確保.
それにしても マサ小浜さんのエフェクター類凄い!
取り合えず,ドリンクとフードを注文して開演時間まで待ちます.
マサ小浜さんが会場内にいたので少し話をしたところ,翌日から 今市隆二さんの 「 LIGHT > DARKNESS TOUR 」 で さいたまスーパー・アリーナ 2 Daysとの事でした.
因みに何度かライブ・ハウスでも使用していたドイツ製デジタル・ギター・アンプ Kemper(ケンパー,Kemper Profiling Amplifier)は,最近使用していないのか聴いたところ,翌日の さいたまスーパー・アリーナで使用するとの事.
この日は真空管式のアンプを持ってきていました.
Grace Mahyaさんの会場入りは,19時25分過ぎだったので,当然,何時もの事ながらリハーサル無しの本番.(笑)
因みに以降の MC部分はライブ中に取ったメモを元にした雰囲気で記載しているので合っているか否か微妙.(笑)
定刻10分遅れで始まったライブは,セット・リストの定番でオープニングを飾る機会の多い "Kiss Of Life"("キッス・オブ・ライフ") からスタート.
「 レッド・カーペット,グラミー賞のマサこはまー. 」 との紹介に続けて
マサ小浜さん 「 この組み合わせで,ここは初めて.このデュオは昨年のゴールデンウィークの熱海以来だね. 」とも.
Grace Mahyaさんは過去にライブが始まって,鍵盤を弾いても音が出ない(実際は電源が入っていなかった)と言う事があったので 「 キーボードはトラウマがある! 」 とも言っていました.
何時にも増してスロー(スピード感では無く)な感じの "Kiss Of Life" に続いては,トム・ウェイツ(Tom Waits)の "Jockey Full Of Bourbon"("ジョッキー・フル・オブ・バーボン") が演奏されます.
「 ボーカル一本でビルボードのトップを取った曲です. 」 との MC から 導入部での口笛のメロディーに続いて ボビー・マクファーリン(Bobby McFerrin)の "Don't Worry, Be Happy"("ドント・ウォーリー.ビー・ハッピー")
「 秋の歌 」に続けて 何故か "赤い靴" の導入部があり,前半は流暢なフランス語,後半は英語で歌われる "Autumn Leaves"("オータム・リーブス","枯葉","Les Feuilles Mortes")
中間のソロ部分では,ギター,キーボード共スパニッシュ系のフレーズやメロディーを奏でていました.
「 最後はブルースを歌いたいと思います. 」 に続けて "Stormy Weather"("ストーミー・ウェザー")が演奏されましたが,これは何時もの "Stormy Weather" をは少し異なりブルース色豊かと言うか完璧なブルースでした.
「 マサこはまぁー... 」
「 どこでもドームになるから.. 」
「 少し休憩しまーす. 」
ブレイクを挟んで 20時35分前後からスタートした 2nd Set は 長めのギターの導入部から マイケル・フランクス(Michael Franks)の "Antonio's Song" が演奏されます.
最初のヴォーカルが終了するまではギターのみでの伴奏,中間部はアップ・テンポになり,久々に長めのスキャット炸裂で,このアレンジはレアでした.流石,スキャットの女王ですね.
「 マサー 」
ピアノを弾きながら
「 ニーナ・シモンさんの曲です.彼女の凄いのはメッセージ性.ピアノも勿論クラシック.何が言いたいか,あの時代 結構危ない線までいっているような.あの時代,彼女の弾き語りで,これが歌なんだなと思いました. 」 に続けて久し振りの "Trouble In Mind"("トラブル・イン・マインド")
"Temptation" のコードをピアノで弾きつつ 「 Next Song From Tom Waits 」
Grace Mahyaさんの 「 難しいね.日本語で何て言うのテンプテーションって? 」 の問いに,マサ小浜さん 「 誘惑のこと. 」と答え,「 あっ,そうか誘惑,それ知ってた.誘惑って難しいね,本当に.負ける事が大体ですが,負けるのも良いと思います. 」トム・ウェイツ(Tom Waits)の "Temptation"("テンプテーション") が始まります.
そして最近のセット・リストの定番で エド・シーラン(Ed Sheeran)の "Shape Of You".
最初は静か目でゆっくりとした感じで始まるこの曲も 「 マサこはまー 」 の Grace Mahyaさんのかけ声から,割と激しめなロック調のギター・フレーズでのソロとなりました.
この "Shape Of You" では,歌詞の 「 Oh-I-oh-I-oh-I-oh-I 」 の部分はお客さん全員でコーラスとなり,終盤部は何時もと違いフェイド・アウト的に終了.
やはり乗りの良い曲ですよね.
「 マサー 」
「 エド・シーラン,シェイプ・オブ・ユー 」
「 では,リハーサルで何度か演った..(笑) 」
(勿論,リハーサルはしていません(笑))
続いて キーボードも若干エコーを効かせ マサ小浜さんのエコーと言うかディレイを効かせたスローなメロディーから,Grace Mahyaさんの小鳥の声を模した口笛,スキャットとと言った非常に神秘的な導入部から バート・バカラック(Burt Bacharach)の "Close Toi You"("クロス・トゥ・ユー","遥かなる影")
スローに一言ひとことを噛みしめるような歌い方で,新たな一面を垣間見た感がありました.最後は "The Girl From Ipanema"("ザ・ガール・フロム・イパネマ","イパネマの娘")の歌詞の一節の 「 Ipanema 」 を 「 Yokohama 」 に変更し歌い "Close To You" を終了.
「 バカラックさんのクロス・トゥ・ユー.今日,CD 3枚ありまーす. 」
マサ小浜さん時間を気にして 「 そろそろ最後の曲かも知れないね. 」
「 最後はオリジナルのサッドサンバ 」
「 未だ録音してないけど,全国でみんな歌ってくれるんです.初めての方もデタラメでも良いので何か歌って下さい. 」
本編最後に演奏された "Sad Samba"("サッド・サンバ")は 1度目のコーラスまでの前半は マサ小浜さんのギターの伴奏だけで歌い,そこから自身のキーボードも加えて歌います.
横浜だけあって,コーラス部分は非常に盛り上がります.
「 ありがとうございます 」
「 マサー 」
「 パラダイス・カフェー,ヨコハマー 」
当然,アンコールを望む手拍子がおき,すかさず 「
残業しまーす. 」
何時もは 滝さんとのデュオか,滝さんも入って演奏するような感じなのですが,残念ながら この日は 滝さんはお休みと言うことで,最後はアンコールに応えて "Georgia On My Mind"("ジョージア・オン・マイ・マインド")を歌って,この日のライブを終了しました.
「 ありがとうございました. 」
「 Have A Great Weekend. 」
「 また遊びましょう.」
全体的にスローな感じの歌い方で良かったですし,何と言っても マサ小浜さんの素晴らしいギター・フレーズと共に,真空管アンプから出る音の良さには驚きでした.
KAMOME live matters が,9月央で閉店になってしまった関係もあるでしょうが,ここ Paradise Cafe でのライブが定期化してくれるのはファンとしては非常に嬉しいところ.
[Member]
Grace Mahya : Keyboard,Vocal
Masa Kohama : Guitar
[Set List]
1st Set
1. Kiss Of Life
2. Jockey Full Of Bourbon
3. Don't Worry, Be Happy
4. 赤い靴 - Autumn Leaves (Les Feuilles Mortes)
5. Stormy Weather
2nd Set
1. Antonio's Song
2. Trouble In Mind
3. Temptation
4. Shape Of You
5. Close To You
6. Sad Samba
[Encore]
7. Georgia On My Mind
[参考]
Jazz Today Grace Mahya LIVE @ Jazz Spot Dolphy
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