伝説のウッドストックフェスティバル(:Woodstock Music And Art Festival)の 約 1ヶ月強前に当たる 7月5日ジョージア州ハンプトンにあるアトランタ・インターナショナル・レースウェイで開催されたアトランタ・インターナショナル・ポップ・フェスティバル(:7月4日,5日)への出演で幕を開け,8月31日テキサス州ルイスヴィルのダラス・インターナショナル・モーター・スピードウェイで開催された,テキサス・インターナショナル・ポップ・フェスティバル(:8月30日〜9月1日)への出演で幕を閉じた,1969年夏の北米ツアー.
本CDは,伝説の ウッドストックフェスティバル(:Woodstock Music And Art Festival)の 2週間後で,北米ツアー最終日のテキサス・インターナショナル・ポップ・フェスティバル公演を,SBD(:Sondboard)音源をメインに収録した 『 Texas International Pop Festival 1969 : Stereo Matrix (No Label) 』 です.
1969年のライブを語る上では外せない音源で,今までに種々なレーベルからサウンドボードやオーディエンス音源を含め数多くのタイトルがリリースされていますが,今回はステレオ・サウンドボード音源とステレオ・オーディエンス音源を使用してリミックス,マトリックスした音源との事で,非常に聴き易くなっているのは事実.メーカー情報最後に記載されている 「 ★これは凄いです。 」 との記載も判ります.
それにしても定番音源にも関わらず,圧倒的な人気ですね.
やはり決定盤的な扱いになる関係でしょうか.半日で50枚予約されています.
「 7/11 ★レッド・ツェッペリン「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969: STEREO MATRIX」のナンバー入りシール・ステッカー付きは予約完売致しました。お問合せ多数の為、急遽50セット(No.51~100)を用意させて頂きました。 」
:::
「 7/15 ★レッド・ツェッペリン「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969: STEREO MATRIX」のナンバー入りシール・ステッカー付きは完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.141~160)を用意させて頂きました。 」
「 7/17 ★レッド・ツェッペリン「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969: STEREO MATRIX」のナンバー入りシール・ステッカー付きは完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.161~180)を用意させて頂きました。 」
メーカー情報では
『数あるZEPのライブ音源の中においても「リアル・ステレオのサウンドボード録音」、「CD一枚に入るコンパクトさ」、そして「1969年らしい躍動感あふれる演奏」によって定番としての地位を揺るぎなくしているテキサス・ポップ・フェスティバル。
それだけに何度もアイテムが生み出されてきており、昨年「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969」というタイトルでマスターからのナチュラルかつベストなバージョンをリリースしてみせたのは記憶に新しいところ。しかし定番強し、瞬く間にSold Outとなってしまいました。今なお再リリースを求める声が後を絶ちません。
もちろん昨年盤の再リリースは可能なのですが、あれから一年、マニアがこの音源の画期的なバージョンをネット上に公開してくれました。それは左右にくっきりと分かれたステレオ・イメージを修正し、さらに欠損部を同日のステレオ・オーディエンス録音で補ったというもの。
とはいっても、テキサス・ポップをこうした手法でまとめたバージョンは今回が初めてではありません。既にEMPRESS VALLEYレーベルの「THE ONLY WAY TO FLY」においてそうした試みが導入されていました。しかし今回はテクノロジーの進化の恩恵を受け、さらに本格的なステレオ・イメージの改善に乗り出したのです。
テキサス・ポップのステレオ・サウンドボード録音はZEPライブ音源界の主流であるPAアウトのカセットによる(そしてスタッフやメンバー所有の)録音ではなく、フェスティバルの関係者が2トラックのステレオ・テープ・レコーダーを使って録音したのだと推測されます。
その結果があのような左右にバランスの分かれたステレオの録音状態であり、さらには同フェスティバル他の出演者の録音も存在することがその事実を裏付けてくれるという訳です。
このバランスは右からペイジとボンゾ、左からプラントとジョンジー、そして歓声が聞こえるというもの。ぱっくりと分かれたミックスもクリアネスが解りやすくて悪くはなかったのですが、その反面で違和感が否めなかったのも事実。いわばテキサス・ポップの「リミックス」に着手したのが今回のバージョン。今回もマスターからのベスト・バージョンを元にしていますが、ヘッドフォンで聞いてもらうと違いは一目瞭然。左右のステレオ・イメージがかなり中央へと寄せられており、オリジナルの録音と比べるとかなり自然で垢抜けたステレオ・イメージへと生まれ変わっているから驚き。
それでいて臨場感が増しているのも今回のバージョンの大きなポイントでしょう。これは2トラック・サウンドボードに同日のステレオ・オーディエンス録音(TARANTURAの「PLAYS PURE BOB」などでおなじみ)をシンクロさせた結果であって、これもまた自然なステレオ感を増幅させるだけでなく、例えば「Train Kept A Rollin'」が始まった時の盛り上がり具合などは、元の録音と比べてはるかに熱狂や興奮がリアルに感じられます。欠損箇所の補填やステレオ・イメージの改良だけでなく、今回の「リミックス」におけるさらなる完成度の高さがここにありました。
また長尺の二曲で生じていた欠損箇所の補填に関しても、ステレオ・イメージの改善によって思わぬ効果が生まれています。
つまり「Dazed And Confused」が11分に到達したところ、あるいは「How Many More Times」が19分に到達したところでオーディエンス録音の補填によって生まれる違和感までもが大きく緩和されたということ。いくらステレオで音像が近いオーディエンス録音でも演奏の分離感は望むべくもなく、それが例のステレオ・サウンドボードに切り替わるとかなりの違和感が生じてしまったことは過去のアイテムにおいて一貫したジレンマでありました。
どちらの曲の編集箇所においても先の理由から左右の極端な分離がなくなったことで、よりスムースに演奏が聞き通せるようになりました。中でも「How Many~」の編集は実に鮮やか。ヘッドフォンでも音源の切り替わりを忘れて聞き込んでしまいそうなほど。逆に言えば2トラック・ステレオ・サウンドボード原本をベストかつ忠実に収録した昨年の「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969」の価値がまったく落ちないリリースであるとも呼べるでしょう。
定番中の定番69年ステレオ・サウンドボードの画期的なリミックス・バージョンである上、オープニング・アナウンスの前からの収録でなおかつ臨場感も増した、文字通りの生まれ変わったテキサス・ポップ、これは新鮮な驚きです。
★これは凄いです。』
Texas International Pop Festival 1969 : Stereo Matrix (No Label)
Live At Texas International Pop Festival,Lewisville,TX,USA 31st August 1969
1. Intro.
2. The Train Kept A Rollin'
3. I Can't Quit You Baby
4. Dazed And Confused
5. You Shook Me
6. How Many More Times
7. Communication Breakdown
TOTAL TIME (65:02)
The Train Kept A Rollin'
Communication Breakdown
[参考]
2017年にリリースされたもの.
Texas International Pop Festiva 1969 (No Label)
[関連記事]
「Texas International Pop Festiva 1969 (No Label)」
本CDは,伝説の ウッドストックフェスティバル(:Woodstock Music And Art Festival)の 2週間後で,北米ツアー最終日のテキサス・インターナショナル・ポップ・フェスティバル公演を,SBD(:Sondboard)音源をメインに収録した 『 Texas International Pop Festival 1969 : Stereo Matrix (No Label) 』 です.
1969年のライブを語る上では外せない音源で,今までに種々なレーベルからサウンドボードやオーディエンス音源を含め数多くのタイトルがリリースされていますが,今回はステレオ・サウンドボード音源とステレオ・オーディエンス音源を使用してリミックス,マトリックスした音源との事で,非常に聴き易くなっているのは事実.メーカー情報最後に記載されている 「 ★これは凄いです。 」 との記載も判ります.
それにしても定番音源にも関わらず,圧倒的な人気ですね.
やはり決定盤的な扱いになる関係でしょうか.半日で50枚予約されています.
「 7/11 ★レッド・ツェッペリン「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969: STEREO MATRIX」のナンバー入りシール・ステッカー付きは予約完売致しました。お問合せ多数の為、急遽50セット(No.51~100)を用意させて頂きました。 」
:::
「 7/15 ★レッド・ツェッペリン「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969: STEREO MATRIX」のナンバー入りシール・ステッカー付きは完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.141~160)を用意させて頂きました。 」
「 7/17 ★レッド・ツェッペリン「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969: STEREO MATRIX」のナンバー入りシール・ステッカー付きは完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.161~180)を用意させて頂きました。 」
メーカー情報では
『数あるZEPのライブ音源の中においても「リアル・ステレオのサウンドボード録音」、「CD一枚に入るコンパクトさ」、そして「1969年らしい躍動感あふれる演奏」によって定番としての地位を揺るぎなくしているテキサス・ポップ・フェスティバル。
それだけに何度もアイテムが生み出されてきており、昨年「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969」というタイトルでマスターからのナチュラルかつベストなバージョンをリリースしてみせたのは記憶に新しいところ。しかし定番強し、瞬く間にSold Outとなってしまいました。今なお再リリースを求める声が後を絶ちません。
もちろん昨年盤の再リリースは可能なのですが、あれから一年、マニアがこの音源の画期的なバージョンをネット上に公開してくれました。それは左右にくっきりと分かれたステレオ・イメージを修正し、さらに欠損部を同日のステレオ・オーディエンス録音で補ったというもの。
とはいっても、テキサス・ポップをこうした手法でまとめたバージョンは今回が初めてではありません。既にEMPRESS VALLEYレーベルの「THE ONLY WAY TO FLY」においてそうした試みが導入されていました。しかし今回はテクノロジーの進化の恩恵を受け、さらに本格的なステレオ・イメージの改善に乗り出したのです。
テキサス・ポップのステレオ・サウンドボード録音はZEPライブ音源界の主流であるPAアウトのカセットによる(そしてスタッフやメンバー所有の)録音ではなく、フェスティバルの関係者が2トラックのステレオ・テープ・レコーダーを使って録音したのだと推測されます。
その結果があのような左右にバランスの分かれたステレオの録音状態であり、さらには同フェスティバル他の出演者の録音も存在することがその事実を裏付けてくれるという訳です。
このバランスは右からペイジとボンゾ、左からプラントとジョンジー、そして歓声が聞こえるというもの。ぱっくりと分かれたミックスもクリアネスが解りやすくて悪くはなかったのですが、その反面で違和感が否めなかったのも事実。いわばテキサス・ポップの「リミックス」に着手したのが今回のバージョン。今回もマスターからのベスト・バージョンを元にしていますが、ヘッドフォンで聞いてもらうと違いは一目瞭然。左右のステレオ・イメージがかなり中央へと寄せられており、オリジナルの録音と比べるとかなり自然で垢抜けたステレオ・イメージへと生まれ変わっているから驚き。
それでいて臨場感が増しているのも今回のバージョンの大きなポイントでしょう。これは2トラック・サウンドボードに同日のステレオ・オーディエンス録音(TARANTURAの「PLAYS PURE BOB」などでおなじみ)をシンクロさせた結果であって、これもまた自然なステレオ感を増幅させるだけでなく、例えば「Train Kept A Rollin'」が始まった時の盛り上がり具合などは、元の録音と比べてはるかに熱狂や興奮がリアルに感じられます。欠損箇所の補填やステレオ・イメージの改良だけでなく、今回の「リミックス」におけるさらなる完成度の高さがここにありました。
また長尺の二曲で生じていた欠損箇所の補填に関しても、ステレオ・イメージの改善によって思わぬ効果が生まれています。
つまり「Dazed And Confused」が11分に到達したところ、あるいは「How Many More Times」が19分に到達したところでオーディエンス録音の補填によって生まれる違和感までもが大きく緩和されたということ。いくらステレオで音像が近いオーディエンス録音でも演奏の分離感は望むべくもなく、それが例のステレオ・サウンドボードに切り替わるとかなりの違和感が生じてしまったことは過去のアイテムにおいて一貫したジレンマでありました。
どちらの曲の編集箇所においても先の理由から左右の極端な分離がなくなったことで、よりスムースに演奏が聞き通せるようになりました。中でも「How Many~」の編集は実に鮮やか。ヘッドフォンでも音源の切り替わりを忘れて聞き込んでしまいそうなほど。逆に言えば2トラック・ステレオ・サウンドボード原本をベストかつ忠実に収録した昨年の「TEXAS INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1969」の価値がまったく落ちないリリースであるとも呼べるでしょう。
定番中の定番69年ステレオ・サウンドボードの画期的なリミックス・バージョンである上、オープニング・アナウンスの前からの収録でなおかつ臨場感も増した、文字通りの生まれ変わったテキサス・ポップ、これは新鮮な驚きです。
★これは凄いです。』
Texas International Pop Festival 1969 : Stereo Matrix (No Label)
Live At Texas International Pop Festival,Lewisville,TX,USA 31st August 1969
1. Intro.
2. The Train Kept A Rollin'
3. I Can't Quit You Baby
4. Dazed And Confused
5. You Shook Me
6. How Many More Times
7. Communication Breakdown
TOTAL TIME (65:02)
The Train Kept A Rollin'
Communication Breakdown
[参考]
2017年にリリースされたもの.
Texas International Pop Festiva 1969 (No Label)
[関連記事]
「Texas International Pop Festiva 1969 (No Label)」