最近,特に最良(~最高峰)のアナログ・メディア(LP,8 Track Cartridge,Cassette Tape 等)をデジタル・トランスファーした商品が多くリリースされている感が強いのですが,今回も LIGHTHOUSE から,コアな商品のリリースです.(笑)
 
 今回は,レインボー(:Rainbow)が 1976年にリリースした 2nd アルバム 『 Rising (虹を翔る覇者) 』,続いて 1978年にリリースした 『 Long Live Rock 'n' Roll (バビロンの城門) 』 のアナログ(:LP)の日本初回プレス盤をトランスファーした商品 『 Rising & Long Live Rock 'n' Roll Japanese Original LPs (No Label) 』 がリリースされました.
 
 でも,アナログ盤からトランスファーし,且つイコライズしていない音源は,柔らかい音で耳にも優しいです.
 
 メーカー情報では
 『虹色に輝く至宝盤がプレス2CDで永久保存決定です。
 その“至宝”とは、かの大名盤『RISING』と『LONG LIVE ROCK 'N' ROLL』。
 世界中のオーディオ・マニアが認めた日本盤初回LP「MWF 1004」と「MPF 1156」を精緻にデジタル化した史上最高峰アルバムです。
 これまでギフトやボーナスでも衝撃を振りまいてきましたが、その両作を永久保存プレス。2枚セットで通常リリースいたします(特に『LONG LIVE ROCK 'N' ROLL』は今回が初プレス化となります)。

 ロックの大名盤は、その最高峰サウンドが追い求められるもの。
 全行程がデジタル化されている現代作品であれば、音質の差はほとんど生じませんが、アナログ時代はそうではない。メディアの違い、国の違い、プレスの違いでサウンドの良し悪しが生まれた。
 しかも、本家本元マザーテープの経年劣化も進んでいるだけに、単に大元を引っ張り出せばいいというわけにもいかない。“最高峰”を追い求める事はマニア達のライフワーク、聖杯探求にも似た旅路なのです。

 そんな世界のマニアが「ベスト」と認めている『RISING』と『LONG LIVE ROCK 'N' ROLL』は、実は日本製でした。
 70年代英国ロックの場合、ほとんどのケースで最高峰は母国UK盤のオリジナル・プレスLPになる。他の国では英国から送られてきたマスター・テープからプレスするのですが、ほとんどの場合品質がわずかに落ちるのです。ところが、RAINBOWの場合はなぜか事情が異なり、特に『RISING』と『LONG LIVE ROCK 'N' ROLL』は日本盤の初回LPがもっとも優れていたのです。
 「日本盤がベスト」の噂は古くから囁かれてきましたが、「UK最良」の常識もあって都市伝説の次元でした。ところが、ある海外マニアが全力でその検証を実行。リマスターCDは言うに及ばず、何年もかけてLPもカセットもCDも、リリースされた総ての国のありとあらゆる『RISING』と『LONG LIVE ROCK 'N' ROLL』の極上状態品をかき集め、デジタル化したのです。その結論として導き出された“回答”が、日本のオリジナルLPだったのです。

 たしかに、当時から日本のカッティング技術には定評もありましたが、最高峰となった理由は実は不明。
 日本の盤質が良かったのか、耐久性が良かったのか、あるいは母国用マスターと取り違えでもしたのか、それともそのすべてが同時に起きたのか……。
 もちろん、コアマニアが人生をかけて臨んだプロジェクトだけに、デジタル化に際しても精緻を極めていました。使用されたLPは当然ミント・コンディションですし、使用機材もプロでも唸るハイエンド環境。本作は、手間暇どころか、金銭も惜しまぬ信念の下に生まれた銘品なのです。
 そうして誕生した本作は、まさに“聴いたこともない大名盤”。まったくのノン・マスタリングにも関わらず、針パチひとつない完璧なCD化なのですが、それ以上に驚きなのがあまりにも鮮やかなサウンドそのもの。自然な鳴りと研ぎ澄まされた音のエッジは、あらゆるCDバージョンを凌駕し、1音1音の鳴りの美しさだけでなく、各楽器の隙間まで感じられるような立体感まで素晴らしい。この手の音質話になると、とかくプラシーボ効果(偽薬効果)も疑ってしまいますが、単なる「良い/悪い」ではなく、聴いたことのない音の詳細が見えてしまうのですから、信じるか否かではないのです。
 もちろん、現行のリマスターCDは、レコード会社ができる最善を尽くしたものなのでしょう。しかし、いかに迫力のあるリマスターを施そうとも、一度潰れ、消えてしまったディテールは二度と戻らない。残った凹凸を引き延ばしてみても、オリジナルの繊細な音模様にはならないのです。これは「CD対アナログ」のメディア優劣勝負ではありません。「いかにマスター・テープに吹き込まれていたサウンドを残しているか」の次元で、日本盤オリジナルLPが最も優れていた結果なのです。

 希代の大名盤『RISING』と『LONG LIVE ROCK 'N' ROLL』。
 リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェイムズ・ディオ、コージー・パウエルという英国ロックの輝ける才能が結実した不朽の名作。その至高バージョンです。

 これはもう、RAINBOWの頂点どころか、ロックの文化遺産に間違いない。これだけの至高品、至高の音を永遠に残すための2枚組。この地球上でもっとも鮮やかに輝く至高の虹。どうぞ、あなたのコレクションに加えてください。』

Rising & Long Live Rock 'n' Roll Japanese Original LP's (No Label)
 
  Taken From The Original Japanese LP's
   - Rising (MWF 1004)
   - Long Live Rock 'n' Roll (MPF 1156)

  Disc 1 [Rising]
   1. Tarot Woman
   2. Run With The Wolf
   3. Starstruck
   4. Do You Close Your Eyes
   5. Stargazer
   6. A Light In The Black
   TOTAL TIME (33:48)

  Disc 2 [Long Live Rock 'n' Roll]
   1. Long Live Rock 'n' Roll
   2. Lady Of The Lake
   3. L. A. Connection
   4. Gates Of Babylon
   5. Kill The King
   6. The Shed (Subtle)
   7. Sensitive To Light
   8. Rainbow Eyes
   TOTAL TIME (39:38)

 流石にオフィシャル音源は貼り付けられません.(笑)

[参考]














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