何と,グランド・ファンク・レイルロード(:Grand Funk Railroad)のブートが Uxbridgeレーベルより 『 Dusseldorf 1971 (Uxbridge 750) 』 のタイトルでリリースされました.しかも私的には嬉しいトリオ編成期.
グランド・ファンク・レイルロード(:Grand Funk Railroad)のブートがリリースされる事は非常に珍しいのですが,今回は,1971年12月3日デンマークのコペンハーゲン公演を皮切りに,12月17日オランダのアムステルダム公演まで10公演行われた北欧・欧州ツアーから,ツアー 2公演目に当たる 12月4日ドイツはデュッセルドルフのフィリップスハレ公演をオーディエンス収録したものです.
音像は若干遠いものの,曲中のオーディエンス・ノイズは少なく,各楽器の音も相応にバランス良く,収録されており,収録された年代を考えれば充分高音質で,生々しいです.
そして何と言っても2002年にリリースされている 『 Live-1971 Tour 』 には収録されていない "In Need","Mean Mistreater","Heartbreaker"等 がたっぷり収録されているのが魅力です.
オフィシャル・アルバム 『 Live-1971 Tour 』 の Intro にも収録されていますが,この当時 Intro / Outro がリヒャルト・シュトラウスが作曲の交響詩 "Also Sprach Zarathustra"(:"ツァラトゥストラはかく語りき")と言うのも興味深いです.
メーカー情報ではあ
『全世界のマニアを震撼させた伝説のオリジナル録音が復刻です。
本作に収められているのは「1971年12月4日デュッセルドルフ公演」。録音家本人から直接譲り受けたマスター・カセットからダイレクトにCD化されたオーディエンス録音です。
“1971年”と言えば伝説の初来日公演のあった年。さらに、近年ではオフィシャルの発掘ライヴアルバム『LIVE: THE 1971 TOUR』でも脚光を浴びた時代でもあります。
ここで“1971年”の活動概要からショウのポジションをイメージしてみましょう。
・1月15日:ロンドン(1公演)
・2月23日-4月30日:北米#1(38公演)←※公式
・6月20日-7月3日:欧州#1(7公演)
・7月9日-13日:北米#2(3公演)←※公式
・7月17日-19日:日本(3公演)
・7月24日+9月12日:北米#3(2公演)
・10月2日-11月1日:北米#4(20公演)
・12月3日-17日:欧州#2(10公演)←★ココ★
当時の記録にはあやふやなところもあるので断定はできないのですが、おおよその概要はご理解いただけるのではないでしょうか。
オフィシャル盤『LIVE: THE 1971 TOUR』は、4月から7月までのアメリカ公演から編まれた編集ライヴアルバムでしたが、本作は12月のヨーロッパ。初来日の約5ヶ月後となる「欧州#2」2公演目にあたるコンサートでした。
とにかく、この録音の登場は衝撃でした。初登場したのはTrialレーベルからでしたが、それまでトレーダー間はおろか、世界中の誰も聴いた事のないマスターだったのです。
しかも、それを録音したのはひとりの日本人。当時、西ドイツに在住していた録音家がたまたま観たコンサートを記録していたもので、長年に渡って秘匿していたのです。
もちろん、単に非公表だっただけでは衝撃ではありません。真にマニアのド肝を抜いたのは、そのクオリティなのです。それは見事なヴィンテージ・オーディエンスで、クリアな空気感、鮮やかなディテール、何よりも逞しい“芯”は、70年代初期のオーディエンス録音とは思えないほどなのです。ギター&ヴォーカルの上物はもちろんのこと、何よりも驚きなのは低音。
PA機材にしても録音機材にしても現代とは比べものにならないはずなのに、豊かで艶やかな低音をド迫力に拾っている。しかも、轟音にも爆音にもならず、サッチャーのグイグイと引っ張るようなラインが克明に記録されているのです。事実としての日本人録音ではありますが、ここまで見事なサウンドは全世界的にも類を見ない。世界中のマニアが震えるのも道理の歴史的大発掘だったのです。
そして、そのサウンドで描かれるショウこそが圧倒的。まず何より、長い。開演イントロからアウトロまで82分超のフル収録なのです。しかも単に長いのではなく特濃。『LIVE: THE 1971 TOUR』にはない「In Need」「Mean Mistreater」「Heartbreaker」「Mark Say's Alright」がたっぷり収録されているだけでなく、伝統のオフィシャル大名盤『LIVE ALBUM』と合わせても聴けない「Anybody's Answer」「Time Machine」までもが刻まれている。その上に来て、生々しさ/リアリティも圧倒的。オーディエンスだからこその“そこにGFRがいる”という現場感覚が全編を貫く。
『LIVE: THE 1971 TOUR』も『LIVE ALBUM』も数公演から編集されていたわけですが、本作は正真正銘1公演の通し録音。それこそ、伝説の初来日公演を2017年に体験し直しているかのような実感録音なのです。
オフィシャル『LIVE: THE 1971 TOUR』を圧倒するボリューム、オリジナル・カセットならではの瑞々しいサウンド、そして圧倒的な現場感覚。その異常なクオリティで“伝説の1971年”を体験できるロックの世界遺産です。70年代ロックを聴くとはどういうことか、その醍醐味とは何なのか。私たちが人生を捧げてきた音楽の神髄を最高級クオリティで伝えてくれる2枚組です。どうぞ、この機会に“伝説の音”に触れてみてください。』
Dusseldorf 1971 (Uxbridge 750)
Live At Philipshalle,Dusseldorf,GERMANY 04th December 1971
From Original Masters
Disc 1
1. Intro (Also Sprach Zarathustra)
2. Are You Ready
3. Anybody's Answer
4. In Need
5. Mean Mistreater
6. I'm Your Captain
7. Time Machine
8. Heartbreaker
TOTAL TIME (42:32)
Disc 2
1. Mark Say's Alright
2. T.N.U.C.
3. Inside Looking Out
4. Outro (Also Sprach Zarathustra)
TOTAL TIME (39:47)
Mark Farner : Guitars, Vocals
Mel Schacher : Bass
Don Brewer : Drums, Vocals
Are You Ready
Time Machine
Inside Looking Out
[参考]
グランド・ファンク・レイルロード(:Grand Funk Railroad)のブートがリリースされる事は非常に珍しいのですが,今回は,1971年12月3日デンマークのコペンハーゲン公演を皮切りに,12月17日オランダのアムステルダム公演まで10公演行われた北欧・欧州ツアーから,ツアー 2公演目に当たる 12月4日ドイツはデュッセルドルフのフィリップスハレ公演をオーディエンス収録したものです.
音像は若干遠いものの,曲中のオーディエンス・ノイズは少なく,各楽器の音も相応にバランス良く,収録されており,収録された年代を考えれば充分高音質で,生々しいです.
そして何と言っても2002年にリリースされている 『 Live-1971 Tour 』 には収録されていない "In Need","Mean Mistreater","Heartbreaker"等 がたっぷり収録されているのが魅力です.
オフィシャル・アルバム 『 Live-1971 Tour 』 の Intro にも収録されていますが,この当時 Intro / Outro がリヒャルト・シュトラウスが作曲の交響詩 "Also Sprach Zarathustra"(:"ツァラトゥストラはかく語りき")と言うのも興味深いです.
メーカー情報ではあ
『全世界のマニアを震撼させた伝説のオリジナル録音が復刻です。
本作に収められているのは「1971年12月4日デュッセルドルフ公演」。録音家本人から直接譲り受けたマスター・カセットからダイレクトにCD化されたオーディエンス録音です。
“1971年”と言えば伝説の初来日公演のあった年。さらに、近年ではオフィシャルの発掘ライヴアルバム『LIVE: THE 1971 TOUR』でも脚光を浴びた時代でもあります。
ここで“1971年”の活動概要からショウのポジションをイメージしてみましょう。
・1月15日:ロンドン(1公演)
・2月23日-4月30日:北米#1(38公演)←※公式
・6月20日-7月3日:欧州#1(7公演)
・7月9日-13日:北米#2(3公演)←※公式
・7月17日-19日:日本(3公演)
・7月24日+9月12日:北米#3(2公演)
・10月2日-11月1日:北米#4(20公演)
・12月3日-17日:欧州#2(10公演)←★ココ★
当時の記録にはあやふやなところもあるので断定はできないのですが、おおよその概要はご理解いただけるのではないでしょうか。
オフィシャル盤『LIVE: THE 1971 TOUR』は、4月から7月までのアメリカ公演から編まれた編集ライヴアルバムでしたが、本作は12月のヨーロッパ。初来日の約5ヶ月後となる「欧州#2」2公演目にあたるコンサートでした。
とにかく、この録音の登場は衝撃でした。初登場したのはTrialレーベルからでしたが、それまでトレーダー間はおろか、世界中の誰も聴いた事のないマスターだったのです。
しかも、それを録音したのはひとりの日本人。当時、西ドイツに在住していた録音家がたまたま観たコンサートを記録していたもので、長年に渡って秘匿していたのです。
もちろん、単に非公表だっただけでは衝撃ではありません。真にマニアのド肝を抜いたのは、そのクオリティなのです。それは見事なヴィンテージ・オーディエンスで、クリアな空気感、鮮やかなディテール、何よりも逞しい“芯”は、70年代初期のオーディエンス録音とは思えないほどなのです。ギター&ヴォーカルの上物はもちろんのこと、何よりも驚きなのは低音。
PA機材にしても録音機材にしても現代とは比べものにならないはずなのに、豊かで艶やかな低音をド迫力に拾っている。しかも、轟音にも爆音にもならず、サッチャーのグイグイと引っ張るようなラインが克明に記録されているのです。事実としての日本人録音ではありますが、ここまで見事なサウンドは全世界的にも類を見ない。世界中のマニアが震えるのも道理の歴史的大発掘だったのです。
そして、そのサウンドで描かれるショウこそが圧倒的。まず何より、長い。開演イントロからアウトロまで82分超のフル収録なのです。しかも単に長いのではなく特濃。『LIVE: THE 1971 TOUR』にはない「In Need」「Mean Mistreater」「Heartbreaker」「Mark Say's Alright」がたっぷり収録されているだけでなく、伝統のオフィシャル大名盤『LIVE ALBUM』と合わせても聴けない「Anybody's Answer」「Time Machine」までもが刻まれている。その上に来て、生々しさ/リアリティも圧倒的。オーディエンスだからこその“そこにGFRがいる”という現場感覚が全編を貫く。
『LIVE: THE 1971 TOUR』も『LIVE ALBUM』も数公演から編集されていたわけですが、本作は正真正銘1公演の通し録音。それこそ、伝説の初来日公演を2017年に体験し直しているかのような実感録音なのです。
オフィシャル『LIVE: THE 1971 TOUR』を圧倒するボリューム、オリジナル・カセットならではの瑞々しいサウンド、そして圧倒的な現場感覚。その異常なクオリティで“伝説の1971年”を体験できるロックの世界遺産です。70年代ロックを聴くとはどういうことか、その醍醐味とは何なのか。私たちが人生を捧げてきた音楽の神髄を最高級クオリティで伝えてくれる2枚組です。どうぞ、この機会に“伝説の音”に触れてみてください。』
Dusseldorf 1971 (Uxbridge 750)
Live At Philipshalle,Dusseldorf,GERMANY 04th December 1971
From Original Masters
Disc 1
1. Intro (Also Sprach Zarathustra)
2. Are You Ready
3. Anybody's Answer
4. In Need
5. Mean Mistreater
6. I'm Your Captain
7. Time Machine
8. Heartbreaker
TOTAL TIME (42:32)
Disc 2
1. Mark Say's Alright
2. T.N.U.C.
3. Inside Looking Out
4. Outro (Also Sprach Zarathustra)
TOTAL TIME (39:47)
Mark Farner : Guitars, Vocals
Mel Schacher : Bass
Don Brewer : Drums, Vocals
Are You Ready
Time Machine
Inside Looking Out
[参考]