2002年9月に，ピンク・フロイドの 2度目の来日における最終公演（：札幌公演）を収録し， Sigmaレーベルよりリリースされた 『 Sapporo 1972 (Sigma 82) 』 が，何と商品を 2組購入すると貰えるギフト・アイテムとして 50セット登場しました．
先日，ピンク・フロイドの 2度目の来日の決定盤を，同 Sigmaレーベルより 『 Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 184/185) 』 がリリースした事で，過去の在庫を減らそうとの措置なのかも知れませんが， 『 Sapporo 1972 (Sigma 82) 』 には，アンコールとして演奏された "Atom Heart Mother"（：Recorder 3）を収録し，都合 3種類のソースで構成され，全てがプレスCD（*）なので，それはそれで未だ充分に価値はあると私的には思いますが．
（*）：『 Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 184/185) 』 では "Atom Heart Mother" と "Echoes" は，付属のボーナス CDRに収録．
告知から半日も経過していない状況で
「 8/2 ★ピンク・フロイド「SAPPORO 1972」（無料プレスCD）は終了致しました。 」
って，明らかにコアなファンは50名はいる事が判ります（笑）．
この週にリリースされた箱根アフロディーテ 『 Aphrodite 1971 (Sigma 194) 』 も，粗，同時刻に50枚予約完売なので．．．
箱根アフロディーテ 『 Aphrodite 1971 (Sigma 194) 』 の 5枚組と，他の商品を抱き合わせで，このギフトを選択したのでしょう．，
まぁ，コアなファンで無くとも，商品として販売しているものを，ギフトですから飛び付きますよね（笑）．
メーカー情報では
『新曲「Dark Side Of The Moon」が話題を呼んだ1972年、2度目の日本ツアー最終日、3月13日、札幌は中島スポーツ・センター公演を録音した、現存、確認されている３種の高音質オーディエンス録音テイクを収録。
ディスク１＆２には、過去に「The Cold Side Of The Bow」と言うタイトルで流通していてたテイクを収録。ただし大元のマスターは同じながら、「TCSOTB」のコピーでは無い、別ヴァージョンを初めて収録。
近年、出現したテイクで、カラっとしたクリアーなサウンドで収録された「TCSOTB」とは別の感触の、非常に自然な音の質感で録音されたテイクです。（本盤では「Source #1」としました。）これまで、この音源に関しては「TCSOTB」しか存在しなかったはずですので、本作で聴けるマスターからの枝分かれ版は、ディープなマニアにとっては、驚きのヴァージョンと言えるのではないでしょうか。
本盤は、よりアナログテープらしいサウンドで収録されており、特にディスク2後半は、明らかに「TCSOTB」より優れたサウンドで収録されています。「TCSOTB」は冒頭からAny Colour You Like30秒までがおそらく、マスターよりテープにコピーされたA面にあたり、Any Colour You Like30秒後のカット以降、ショウ後半に至るまで音質が落ちますが（音がもこもこしてしまう）、本盤はそのような欠点はなく、音質は最後まで変化することなく一定のクオリティで収録されています。前述のAny Colour You Likeもカット無しで収録されています。
「TCSOTB」はピッチが全体的に低いのですが、本盤は正確に収録されています。今回のテイクは、全体的にはヒスの含有量は多めですが、ナチュラルなサウンドと一定の質感で聴けるのは、大きなアドバンテージと言えるでしょう。いずれにせよショウ第二部のOne Of These Days とCareful With That Axe, Eugeneは既発よりも鮮度に優れた高音質で聴けますので、間違いなくマニア必携のテイクと言えます。
更に、ディスク２の後半には「MISSING PIECES: JAPAN TOUR 1972(Sigma 34、廃盤）ラストに収録されていた、札幌公演のアンコールAtom Heart Motherを追加収録。このテイクは日本で演奏された７０年代フロイドの最後の演奏であり、この日のAtom Heart Motherはこの「MISSING PIECES」でしか聴けないテイクです（便宜上、これを「Source #3」としました。）この位置でAtom Heart Motherを聴くことで、初めて、札幌公演を完全な形で一気に聴くことができるという利点があります。
ディスク3には、過去に「Memories Of The East」(Sigma 24、廃盤）に収録されていた高音質テイクをOne Of These Days冒頭の欠落部分を補填しリマスター最長収録（本盤では「Source #2」としました。）。古くは「Cold Front」としてお馴染みの音源ですが、本盤は数年前出現したマスターリール→DATとコピーされたヴァージョンが元になっています。
本盤は、リマスター前の素の状態の音マスターを使用しており、既発に比べると、若干ヒスノイズがうっすら聴こえますが、ノイズリダクションを施して、正しい然な音色と質感で収録されているのが特徴です。今回の「Sapporo 1972」のテイクでは、若干音像右寄り（左チャンネルが気持ちコモリ気味のトーン）を適宜補整し、ベスト・ヴァージョンに仕上げてあります。1972年札幌公演を3種のマスターよりそれぞれを最良の形で収録した、コレクターズ・タイトルが3枚組プレスCDで登場です。
★注目はディスク１と２。「狂気」「吹けよ風、呼べよ嵐」「ユージン」「エコーズ」そして激レア「原子心母」と札幌公演を2時間以上に渡ってプレス盤に完全収録したのは後にも先にも本作のみ。50セット・オンリーです。』
Sapporo 1972 (Guft CD：Sigma 82)
Live At Nakajima Sports Center,Sapporo,Hokkaido,JAPAN 13th March 1972
Disc 1
Source #1
[The Dark Side Of The Moon]
1. Speak To Me
2. Breathe (In The Air)
3. On The Run
4. Time
5. Breathe (Reprise)
6. The Mortality Sequence
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
TOTAL TIME (48:10)
Disc 2
1. Tuning
2. One Of These Days
3. Tuning
4. Careful With That Axe, Eugene
5. Echoes
6. Atom Heart Mother (Source #3)
TOTALTIME (70:01)
Disc 3
Source #2
[The Dark Side Of The Moon]
1. Speak To Me
2. Breathe (In The Air)
3. On The Run
4. Time
5. Breathe (Reprise)
6. The Mortality Sequence
7. Money 8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
12. Tuning
13. One Of These Days
14. Tuning
15. Careful With That Axe, Eugene
TOTAL TIME (72:31)
新たに音源は貼り付けませんが 後述する [関連記事] から過去ブログを参照可能ですので，そこから辿り，聴いてみて下さい．
[参考]
1972 Japan Tour Dates
March
06 Tokyo Taiikukan, Tokyo, Japan
07 Tokyo Taiikukan, Tokyo, Japan
08 Festival Hall, Osaka, Japan
09 Festival Hall, Osaka, Japan
10 Dai-Sho-Gun Furitsu Taiikukan, Kyoto, Japan
11 Kenmin Hall, Yokohama, Japan (Cancelled)
13 Nakajima Sports Center, Sapporo, Japan
Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 184/185)
Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 137)
Sapporo 1972 (Sigma 82)
Memories Of The East (Sigma 24)
[関連記事]
「Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 184/185)」
「Tokyo 1972 2nd Night (Sigma 161)」
「Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 137)」
「Tokyo 1972 1st Night：New Tape Transfer（Gift CDR)」
「Eclipse Of The Sun (Sigma 84)」
「Sapporo 1972 (Sigma 82)」
「Osaka Triple (Sigma 44)」
「Missing Pieces (Sigma 34)」
「Memories Of The East (Sigma 24)」
「Dark Music (Sirene 118)」
先日，ピンク・フロイドの 2度目の来日の決定盤を，同 Sigmaレーベルより 『 Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 184/185) 』 がリリースした事で，過去の在庫を減らそうとの措置なのかも知れませんが， 『 Sapporo 1972 (Sigma 82) 』 には，アンコールとして演奏された "Atom Heart Mother"（：Recorder 3）を収録し，都合 3種類のソースで構成され，全てがプレスCD（*）なので，それはそれで未だ充分に価値はあると私的には思いますが．
（*）：『 Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 184/185) 』 では "Atom Heart Mother" と "Echoes" は，付属のボーナス CDRに収録．
告知から半日も経過していない状況で
「 8/2 ★ピンク・フロイド「SAPPORO 1972」（無料プレスCD）は終了致しました。 」
って，明らかにコアなファンは50名はいる事が判ります（笑）．
この週にリリースされた箱根アフロディーテ 『 Aphrodite 1971 (Sigma 194) 』 も，粗，同時刻に50枚予約完売なので．．．
箱根アフロディーテ 『 Aphrodite 1971 (Sigma 194) 』 の 5枚組と，他の商品を抱き合わせで，このギフトを選択したのでしょう．，
まぁ，コアなファンで無くとも，商品として販売しているものを，ギフトですから飛び付きますよね（笑）．
メーカー情報では
『新曲「Dark Side Of The Moon」が話題を呼んだ1972年、2度目の日本ツアー最終日、3月13日、札幌は中島スポーツ・センター公演を録音した、現存、確認されている３種の高音質オーディエンス録音テイクを収録。
ディスク１＆２には、過去に「The Cold Side Of The Bow」と言うタイトルで流通していてたテイクを収録。ただし大元のマスターは同じながら、「TCSOTB」のコピーでは無い、別ヴァージョンを初めて収録。
近年、出現したテイクで、カラっとしたクリアーなサウンドで収録された「TCSOTB」とは別の感触の、非常に自然な音の質感で録音されたテイクです。（本盤では「Source #1」としました。）これまで、この音源に関しては「TCSOTB」しか存在しなかったはずですので、本作で聴けるマスターからの枝分かれ版は、ディープなマニアにとっては、驚きのヴァージョンと言えるのではないでしょうか。
本盤は、よりアナログテープらしいサウンドで収録されており、特にディスク2後半は、明らかに「TCSOTB」より優れたサウンドで収録されています。「TCSOTB」は冒頭からAny Colour You Like30秒までがおそらく、マスターよりテープにコピーされたA面にあたり、Any Colour You Like30秒後のカット以降、ショウ後半に至るまで音質が落ちますが（音がもこもこしてしまう）、本盤はそのような欠点はなく、音質は最後まで変化することなく一定のクオリティで収録されています。前述のAny Colour You Likeもカット無しで収録されています。
「TCSOTB」はピッチが全体的に低いのですが、本盤は正確に収録されています。今回のテイクは、全体的にはヒスの含有量は多めですが、ナチュラルなサウンドと一定の質感で聴けるのは、大きなアドバンテージと言えるでしょう。いずれにせよショウ第二部のOne Of These Days とCareful With That Axe, Eugeneは既発よりも鮮度に優れた高音質で聴けますので、間違いなくマニア必携のテイクと言えます。
更に、ディスク２の後半には「MISSING PIECES: JAPAN TOUR 1972(Sigma 34、廃盤）ラストに収録されていた、札幌公演のアンコールAtom Heart Motherを追加収録。このテイクは日本で演奏された７０年代フロイドの最後の演奏であり、この日のAtom Heart Motherはこの「MISSING PIECES」でしか聴けないテイクです（便宜上、これを「Source #3」としました。）この位置でAtom Heart Motherを聴くことで、初めて、札幌公演を完全な形で一気に聴くことができるという利点があります。
ディスク3には、過去に「Memories Of The East」(Sigma 24、廃盤）に収録されていた高音質テイクをOne Of These Days冒頭の欠落部分を補填しリマスター最長収録（本盤では「Source #2」としました。）。古くは「Cold Front」としてお馴染みの音源ですが、本盤は数年前出現したマスターリール→DATとコピーされたヴァージョンが元になっています。
本盤は、リマスター前の素の状態の音マスターを使用しており、既発に比べると、若干ヒスノイズがうっすら聴こえますが、ノイズリダクションを施して、正しい然な音色と質感で収録されているのが特徴です。今回の「Sapporo 1972」のテイクでは、若干音像右寄り（左チャンネルが気持ちコモリ気味のトーン）を適宜補整し、ベスト・ヴァージョンに仕上げてあります。1972年札幌公演を3種のマスターよりそれぞれを最良の形で収録した、コレクターズ・タイトルが3枚組プレスCDで登場です。
★注目はディスク１と２。「狂気」「吹けよ風、呼べよ嵐」「ユージン」「エコーズ」そして激レア「原子心母」と札幌公演を2時間以上に渡ってプレス盤に完全収録したのは後にも先にも本作のみ。50セット・オンリーです。』
Sapporo 1972 (Guft CD：Sigma 82)
Live At Nakajima Sports Center,Sapporo,Hokkaido,JAPAN 13th March 1972
Disc 1
Source #1
[The Dark Side Of The Moon]
1. Speak To Me
2. Breathe (In The Air)
3. On The Run
4. Time
5. Breathe (Reprise)
6. The Mortality Sequence
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
TOTAL TIME (48:10)
Disc 2
1. Tuning
2. One Of These Days
3. Tuning
4. Careful With That Axe, Eugene
5. Echoes
6. Atom Heart Mother (Source #3)
TOTALTIME (70:01)
Disc 3
Source #2
[The Dark Side Of The Moon]
1. Speak To Me
2. Breathe (In The Air)
3. On The Run
4. Time
5. Breathe (Reprise)
6. The Mortality Sequence
7. Money 8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
12. Tuning
13. One Of These Days
14. Tuning
15. Careful With That Axe, Eugene
TOTAL TIME (72:31)
新たに音源は貼り付けませんが 後述する [関連記事] から過去ブログを参照可能ですので，そこから辿り，聴いてみて下さい．
[参考]
1972 Japan Tour Dates
March
06 Tokyo Taiikukan, Tokyo, Japan
07 Tokyo Taiikukan, Tokyo, Japan
08 Festival Hall, Osaka, Japan
09 Festival Hall, Osaka, Japan
10 Dai-Sho-Gun Furitsu Taiikukan, Kyoto, Japan
11 Kenmin Hall, Yokohama, Japan (Cancelled)
13 Nakajima Sports Center, Sapporo, Japan
Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 184/185)
Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 137)
Sapporo 1972 (Sigma 82)
Memories Of The East (Sigma 24)
[関連記事]
「Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 184/185)」
「Tokyo 1972 2nd Night (Sigma 161)」
「Sapporo 1972：Direct Reel Master (Sigma 137)」
「Tokyo 1972 1st Night：New Tape Transfer（Gift CDR)」
「Eclipse Of The Sun (Sigma 84)」
「Sapporo 1972 (Sigma 82)」
「Osaka Triple (Sigma 44)」
「Missing Pieces (Sigma 34)」
「Memories Of The East (Sigma 24)」
「Dark Music (Sirene 118)」