「6/3 ★レッド・ツェッペリン「LOS ANGELES 1977 4TH NIGHT」は予約完売致しました。

 ダイカンプラザ 9F の 某店 にて,店頭販売前に 予約完売状態となった,マイク・ミラード(:Mike Millard)が収録し,彼の 1st Gen カセットを,JEMS がトランスファーした音源を使用してリリースされた,1977年の北米ツアー終盤の一連のザ・フォーラム公演シリーズ.

 ザ・フォーラム公演は,6月21日,22日,23日,25日,26日,27日 と 6公演行われており,本 CD はその 4日目に当たる 6月25日公演を収録.
 
 マイク・ミラード(:Mike Millard)が収録していた公演日は,6月21日,23日,25日,27日で,それぞれ同店から

 6月21日 : 『Los Angeles 1977 1st Night (No Label)
 6月23日 : 『Los Angeles 1977 3rd Night (No Label)
 6月25日 : 『Los Angeles 1977 4th Night (No Label)
 6月27日 : 『Los Angeles 1977 Final Night (No Label)

としてリリースされていました.

 初日ほどの切れは無いものの,全体として平均以上のまとまった演奏を披露.

 "In My Time Of Dying" では,終盤部での "You Shook Me"以外にも.中盤にリトル・リチャードの "Rip It Up" も飛び出し,続く "Since I've Been Loving You" でのペイジのギターは素晴らしく,プラントのヴォーカル含め,まとまっている感じが強い印象です.
 "No Quarter" は,曲全体で29分に及ぶ関係もあり,中間部のキーボードとギターのインプロヴィゼーションは相応な演奏を披露しているのですが,聴く方は,中弛み感を持ってしまうのは致し方ないでしょう.

 アコースティック・セット,特に "Going To California" では,プラントのハイ・トーンヴォイス健在と言ったところでしょうか.

 本公演日は,前 3公演終了後に,1日のオフ日があり,休養を取っている関係か,"Over The Top" は,29分弱と言う,長いドラム・ソロを披露しているのも印象的です.

 またアンコールで "Communication Breakdown" を演奏しているのが非常にレア.

 メーカー情報では
 『エディの日こと1977年6月21日のLAフォーラムのライブを録音したマイク・ミラードの音源は彼の録音キャリアにおいてベスト3に入るであろう名録音となりました。ところが次に彼が録音を行った23日のライブでは序盤の録音に失敗するというハプニングに見舞われてしまいます。何と皮肉なことでしょう。ミラードがこよなく愛すZEPのライブを録音し損じることなど、彼のプライドが許さないはず。
 その失敗からミラードが次に参加した25日のライブでは同じ過ちを犯すまいと、見事にライブの完全収録に成功しています。この日の彼の音源は他の日と比べて少し薄皮をかぶせられたような独特の質感がありますが、相変わらずのオンな音像はさすがのミラード・クオリティ。今回のリリースに当たってはいくつかの曲で発生する微弱なノイズを修正した以外に手は加えず、ここでもミラード音源そのものを忠実にCD化しています。
 一方でこの日のライブですが、77年LA6公演が最初の三回を終え、一日のオフを挟んで行われた休み明けのライブでありました。だからでしょうか、77年LAにおいてはキレキレ、飛びまくりの印象の強いボンゾがここでは通常営業ともいうべき雰囲気で叩いているのです。中でも「Nobody's Fault But Mine」では入るタイミングをフライングするなど、すわサンディエゴの再来か?と不安がよぎりそうになるほど。
 しかし幸いなことに、ここでのボンゾはプレイがまったりしているだけで、サンディエゴのような乱調や不調へは陥りません。
 ボンゾだけでなく77年のLA公演といえばバンド全体に疾走感がある演奏と雰囲気がミラードの高音質音源によって広められたイメージが強いですよね。ところがこの日は77年LAの中でも異色な雰囲気で、まったりボンゾを中心として意外なほど落ち着いた演奏が聴かれるのです。しかもエディの日のハイパー・ボンゾの印象が強いのもLA公演の特徴ですので、むしろLAでこうしたまったりとした演奏が聴かれるというのが非常に新鮮に映るから面白いもの。

 この独特なグルーブ感はボンゾのソロ・タイム「Over The Top」の前でプラントによって明かされます。そこで彼がボンゾを紹介した時の呼び名、それは「ジョン“ハイネケン”ボーナム」、そうこの日のボンゾはLAならではのコーク・ハイではなく、ハイネケンでまったりモードへと向かっていたようなのです。その割にこの日の「Over The Top」はLA公演中最長の30分近い展開を見せたというのが面白いですよね。こういったテンションの場合、落ち着いたテンポの「Ten Years Gone」がいい感じで演奏されるかと思いきや、あらあらペイジが台無しに…これはサウンドボードで聴きたくない出来でした。
 しかしペイジの乱れが目立つのはこの曲ぐらいで、全体的にはむしろ彼も77年の中では滑らかなプレイを聴かせてくれるのだから許せます。もちろんこの日のライブで一番好調なのはプラント。彼の陽気なふるまいと77年ならではの力強いシャウトが随所で輝きを放っています。
 そして77年のLAでは連日名演が披露された「Stairway To Heaven」からはLAらしいハイパー・ボンゾへと覚醒し、ライブ終盤を素晴らしいテンションで締めくくっています。その極め付けが77年ツアーにおいて唯一の演奏となった「Communication Breakdown」。かつてのようなスクリームができなくとも力強く歌い切るプラントと、ここでも意外なほど滑らかに弾きまくるペイジによって見事な77年バージョンが披露されました。いい意味で77年LA公演のイメージとは違うもう一つの名演をミラードが捉えた名演をここでも忠実にCD化してみせました!』

Los Angeles 1977 4th Night (No Label)
 
 Live At The Forum,Inglewood,CA,USA 25th June 1977
 Mike Millard Unmarked 1st Gen Cassettes Transfer

 Disc 1
  1. Intro
  2. The Song Remains The Same
  3. Sick Again
  4. Nobody's Fault But Mine
  5. In My Time Of Dying
  6. Since I've Been Loving You
  7. No Quarter
  TOTAL TIME (74:06)

 Disc 2
  1. Ten Years Gone
  2. The Battle Of Evermore
  3. Going To California
  4. Black Country Woman
  5. Bron-Y-Aur Stomp
  6. White Summer
  7. Kashmir
  8. Trampled Underfoot
  TOTAL TIME (63:15)

 Disc 3
  1. Over The Top
  2. Guitar Solo
  3. Achilles Last Stand
  4. Stairway To Heaven
  5. Whole Lotta Love
  6. Communication Breakdown
  TOTAL TIME (73:54)

 Nobody's Fault But Mine
 
 Ten Years Gone
 
 The Battle Of Evermore
 
 Stairway To Heaven
 
 Communication Breakdown
 

 本商品の初回ナンバー入りステッカー付きに限って,ザ・フォーラム公演 2日目(:6月22日)の 8mmカラー映像を約 7分収録した 『Los Angeles 1977 2nd Night:8mm (Special Bonus DVDR)』 が付属しています.
 特に目新しいものでは無いのですが,音源と同じ時期の映像を観ると感慨深いものがあります.

 メーカー情報では
 『1977年6月22日のLAフォーラム2日目のステージを高画質 8ミリフィルム映像で、細切れのショットながら7分収録したボーナスDVDR。音声は別マスターをシンクロさせてあります。
 アングルはステージ向かって右サイドからのショット。暗めの映像で鮮明さには欠けますが、映像の色合いははっきりしており、ディテイルまでは掴めないながらも、画素がしっかりしているのでメンバーの動きもスムーズに見れ、演奏のカタルシスは存分に味わえます。
 音声は、ミラード音源程ではないにせよ、十分に良質なオーディオテイクをシンクロさせているので、ストレスなく見入ることが出来ます。細切れの不完全収録ですが、意外にワンショットずつの長さが長めに捉えられているので、良好ダイジェストとして、最初から最後まで楽しめます。こちらもネットで容易に視聴可能な映像ですが、是非この機会にお楽しみ下さい。』

Los Angeles 1977 2nd Night:8mm (Special Bonus DVDR)
 
 Live At The Forum,Inglewood,CA,USA 22nd June 1977
 COLOUR NTSC Approx.7min.

 The Song Remains The Same
  - Sick Again
  - Over The Hills And Far Away
  - Achilles Last Stand

 


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For Badge Holders Only (No Label)
 
San Diego 1977 (Gift CDR)