オフィシャル・アルバム「The Dark Side Of The Moon (狂気)」のスタジオ・リハーサルとデモ音源を収録したもので，何時もの通り 2点購入して貰ったギフトCDRです． 確か2011年に配布されていたと記憶しています．
メーカー情報にもありますが，Track1の "On The Run" は，本当に初期バージョンで "The Travel Sequence" と呼ばれていた頃の演奏で，シンセサイザーを使用したオフィシャル・アルバムのバージョンとはかけ離れています．
Track2の "Time"は，歌詞が完成していない時点での録音でしょう．ロジャー・ウォーターズが「Time」等の単語を伸ばして歌のメロディーをスキャットしています．
その点を考えると，Track1～4は，おそらく1971年央か末のツアーの合間の録音でしょうか．
Track6-10は，当然の事ながら，殆ど完成形になっています．
Track8の "Money" は，アコースティック・デモではありますが，ロジャー・ウォーターズがアコースティック・ギターでベースのフレーズを弾いており「The Making Of Dark Side Of The Moon」に出てくるものです．またTrack6,11,12もディレクターズ・カット版「Live At Pompeii」の中に出てくるもので，特に目新しさはありません．
メーカー情報では
『1971年から72年にかけてレコーディングされた「狂気」のスタジオ・リハーサルを収録。近年突如流出した驚愕の音源で、ネット上でもその真偽について激しい議論が展開された注目の音源です。モノラル録音で、スタジオでマイクを立て録音したかのような質感ですが、十二分に極上と言えるサウンド。惜しくもどれも非常に短い断片的な内容ですが、聞けば誰もが驚きを禁じ得ないことでしょう。
演奏の内容からしてまさに「狂気」72年初頭のバージョンそのもの。Tr1はトラベル・シークエンスと言われている段階のもの。Tr2.Timeは初期ライブバージョン同様やたらムーディーなイントロの後、ここでは恐らくロジャーがボーカルのメロディーラインをスキャット調に奏でているようで、これにはちょっとビックリ（しかしすぐにフェードアウト）。Tr5はオフィシャルバージョンのOn The Runなどで聴ける笑い声やしゃべり声のもととなったと思しきもので、当時バンドのローディーだったRoger "The Hat" Manifoldによる笑い声やしゃべり声の断片素材。
後半は1971年から72年にかけて、ロンドンのアビーロード・スタジオでレコーディングされた「狂気」のデモ・トラックスを収録。全編まさにラフミックスと言った感じのサウンドで、最終形とは全く違う興味深いテイクを連続して聴くことができます。どれもオフィシャル級の素晴らしいライン録音で収録されており、DVD「Classic Albums: The Making of The Dark Side of the Moon」や、「Live at Pompei」のボーナス映像と合わせて聴くことで、当時の状況をより深く理解することが出来ます。ファンにはおなじみのデモ音源ですが、それぞれの曲でピッチを正確にアジャストしており、最良のテイクを聞くことができます。なお、Tr8.Moneyについては今回新たにロウ・ジェネレーションのニューマスターを使用し収録。以前のバージョンよりもヒスノイズの少ないナチュラルなサウンドになったほか、以前のバージョンよりも終盤部を5秒程長く収録しているのが驚きです。』
との事．
The Dark Side Of The Moon Studio Rehearsals & Demos (Gift CDR)
1. On The Run (Studio Rehearsals)：Unknown
2. Time (Studio Rehearsals)：Unknown
3. Breathe (Reprise) / The Great Gig In The Sky (Studio Rehearsals)：Unknown
4. Any Colour You Like (Studio Rehearsals)：Unknown
5. Roger The Hat (Outtake)：Unknown
6. On The Run (Outtake)：November 1972
7. Time (Demo)：June 1972
8. Money (Acoustic Demo)：Unknown
9. Us And Them (Demo)：June 1972
10. Brain Damage / Eclipse (Demo)：June 1972
11. Brain Damage (Demo #1)：November 1972
12. Brain Damage (Demo #2)：November 1972
6～7, 9～12：Recorded At Abbey Road Studios,London,UK
On The Run (Studio Rehearsals)
Time (Studio Rehearsals)
Breathe (Reprise) / The Great Gig In The Sky (Studio Rehearsals)
Any Colour You Like (Studio Rehearsals)
Roger The Hat (Outtake)
On The Run (Outtake)
Time (Demo)
Money (Acoustic Demo)
Us And Them (Demo)
Brain Damage / Eclipse (Demo)
Brain Damage (Demo #1)
Brain Damage (Demo #2)
[参考]
「The Making Of Dark Side Of the Moon」
「Live At Pompeii」(ディレクターズ・カット版)
メーカー情報にもありますが，Track1の "On The Run" は，本当に初期バージョンで "The Travel Sequence" と呼ばれていた頃の演奏で，シンセサイザーを使用したオフィシャル・アルバムのバージョンとはかけ離れています．
Track2の "Time"は，歌詞が完成していない時点での録音でしょう．ロジャー・ウォーターズが「Time」等の単語を伸ばして歌のメロディーをスキャットしています．
その点を考えると，Track1～4は，おそらく1971年央か末のツアーの合間の録音でしょうか．
Track6-10は，当然の事ながら，殆ど完成形になっています．
Track8の "Money" は，アコースティック・デモではありますが，ロジャー・ウォーターズがアコースティック・ギターでベースのフレーズを弾いており「The Making Of Dark Side Of The Moon」に出てくるものです．またTrack6,11,12もディレクターズ・カット版「Live At Pompeii」の中に出てくるもので，特に目新しさはありません．
メーカー情報では
『1971年から72年にかけてレコーディングされた「狂気」のスタジオ・リハーサルを収録。近年突如流出した驚愕の音源で、ネット上でもその真偽について激しい議論が展開された注目の音源です。モノラル録音で、スタジオでマイクを立て録音したかのような質感ですが、十二分に極上と言えるサウンド。惜しくもどれも非常に短い断片的な内容ですが、聞けば誰もが驚きを禁じ得ないことでしょう。
演奏の内容からしてまさに「狂気」72年初頭のバージョンそのもの。Tr1はトラベル・シークエンスと言われている段階のもの。Tr2.Timeは初期ライブバージョン同様やたらムーディーなイントロの後、ここでは恐らくロジャーがボーカルのメロディーラインをスキャット調に奏でているようで、これにはちょっとビックリ（しかしすぐにフェードアウト）。Tr5はオフィシャルバージョンのOn The Runなどで聴ける笑い声やしゃべり声のもととなったと思しきもので、当時バンドのローディーだったRoger "The Hat" Manifoldによる笑い声やしゃべり声の断片素材。
後半は1971年から72年にかけて、ロンドンのアビーロード・スタジオでレコーディングされた「狂気」のデモ・トラックスを収録。全編まさにラフミックスと言った感じのサウンドで、最終形とは全く違う興味深いテイクを連続して聴くことができます。どれもオフィシャル級の素晴らしいライン録音で収録されており、DVD「Classic Albums: The Making of The Dark Side of the Moon」や、「Live at Pompei」のボーナス映像と合わせて聴くことで、当時の状況をより深く理解することが出来ます。ファンにはおなじみのデモ音源ですが、それぞれの曲でピッチを正確にアジャストしており、最良のテイクを聞くことができます。なお、Tr8.Moneyについては今回新たにロウ・ジェネレーションのニューマスターを使用し収録。以前のバージョンよりもヒスノイズの少ないナチュラルなサウンドになったほか、以前のバージョンよりも終盤部を5秒程長く収録しているのが驚きです。』
との事．
The Dark Side Of The Moon Studio Rehearsals & Demos (Gift CDR)
1. On The Run (Studio Rehearsals)：Unknown
2. Time (Studio Rehearsals)：Unknown
3. Breathe (Reprise) / The Great Gig In The Sky (Studio Rehearsals)：Unknown
4. Any Colour You Like (Studio Rehearsals)：Unknown
5. Roger The Hat (Outtake)：Unknown
6. On The Run (Outtake)：November 1972
7. Time (Demo)：June 1972
8. Money (Acoustic Demo)：Unknown
9. Us And Them (Demo)：June 1972
10. Brain Damage / Eclipse (Demo)：June 1972
11. Brain Damage (Demo #1)：November 1972
12. Brain Damage (Demo #2)：November 1972
6～7, 9～12：Recorded At Abbey Road Studios,London,UK
On The Run (Studio Rehearsals)
Time (Studio Rehearsals)
Breathe (Reprise) / The Great Gig In The Sky (Studio Rehearsals)
Any Colour You Like (Studio Rehearsals)
Roger The Hat (Outtake)
On The Run (Outtake)
Time (Demo)
Money (Acoustic Demo)
Us And Them (Demo)
Brain Damage / Eclipse (Demo)
Brain Damage (Demo #1)
Brain Damage (Demo #2)
[参考]
「The Making Of Dark Side Of the Moon」
「Live At Pompeii」(ディレクターズ・カット版)