1972年6月25日,6月27日の公演のライブ音源として,過去に発売されたオフィシャル「How the West Was Won
 今回は,そのオフィシャル盤のトリートメント前の音源という触れ込みで発売された,その名も「How The West Was Redone (No Label)」.
 これはハッキリ言って素晴らしいの一言に尽きます.音の輪郭がハッキリしていて,自然な音質となっています.またジョーンジーのベース音もオフィシャルに比較して前面に出ており,グルーブ感がたまりません.オフィシャル盤は音を弄りすぎていますので,コレクターで無くても買いなおした方が良いかも知れませんね.(笑)

 曲の演奏日の選択,2日間のミックス,また "Stairway To Heaven" の冒頭のリコーダパートを,翌1973年1月22日のサウスハンプトン公演のものでMIXしている点等.元音源は既発のオフィシャル盤と全て同様で,音質のみが変更され,聴きやすくなっています.

 メーカー情報では
 『公式版で聞けた、過剰なまでにラウドに、そしてブライトに造りこまれ(過ぎ)たその音は、時代の音の好み・流行を反映していたとは言え、リリース当初から、マニア間では議論の対象でありました。このたび、「ウィンストン・リマスターズ」は、ベストテイクを作製すべく、DVDオーディオファイルから6チャンネルを元にリマスターを施し、最適なサウンド・ヴァージョンを作り上げました。特に本盤で聴けるよりグルーブ感に優れたジョンジーのベース・サウンドには大いに驚かれると思います。
 どっちのテイクが好きか?良いか?この2つの質問に、「公式版がベター」と言う人は絶対にいません。音にうるさいコレクターの皆様なら、なおさらです。あの公式版は「ミックスがうるさすぎて大音量では聞けない」「耳に痛い」という感想をお持ちの人は多いと思います。「良いものだ」と思い込まされて聞いている人も多いと思います。
 本盤は、音の達人が造り上げたファンサイドからの「究極のHTWWWファン・エディション」です。過剰なイコライズを施す前の、自然でダイナミックな音の質感を存分にお楽しみ下さい。本盤の良い所。。。「この音なら爆音で楽しめる」 これにつきます。
 「大元はこうであっただろう」と思わせる、耳に優しい自然な質感とバランスで聴ける、最良のヴァージョン。』
との事です.


How The West Was Redone (No Label)
 $cinnamonの音楽ときどき競馬予想-How The West Was Redone
 Live At L.A. Forum,Los Angeles,CA,USA 25th June 1975
      & Long Beach Arena,Long Beach,CA 27th June 1975
  

  Disc 1
   1. L.A.Drone
   2. Immigrant Song
   3. Heartbreaker
   4. Black Dog
   5. Over The Hills And Far Away
   6. Since I've Been Loving You
   7. Stairway To Heaven
   8. Going To California
   9. That's The Way
   10. Bron-Y-Aur Stomp

  Disc 2
   1. Dazed And Confused
   2. What Is And What Should Never Be
   3. Dancing Days
   4. Moby Dick

  Disc 3
   1. Whole Lotta Love (Medley)
   2. Rock And Roll
   3. The Ocean
   4. Bring It On Home

 オフィシャル音源はアップできませんので,本盤の音源のみを以下に貼り付けておきます.オフィシャルをお持ちの方は,是非とも比較して聴いてみてください.

  Immigrant Song
  
  Since I've Been Loving You
  
  Stairway To Heaven
  
  Bron-Y-Aur Stomp
  
  Dancing Days
  
  Rock'n Roll
  
  
[参考]

How The West Was Won