かかってこーい
彼からの電話を待っていると、
”プルプル”
しばらくして、着信音がなりました。
”ともちゃん、ごめんねー電話くれたんやね”
”許さんばーい”
声を聞いたらすぐ分かる。いつものともちゃんや。なんも変わらん
”今日は何するの?”
彼に予定を聞いてみる。洗濯して、トイレ掃除して、晩御飯はカレーにしようかな。
彼の姿が目に浮かぶ。
”ほんまはね、ともちゃんとこに行こうかと思っててん。会いたいから。会いに行こうかな、て”
素直に伝えてみる。何て言うかな。
”え?そうなの?いいよ、構わんよ。俺は、まおが来るんやったら拒まんよ”
なんや、こんな簡単なことやったんか。
”じゃあ行く。もうお化粧もしてるし。洗濯物も干したし。すぐ出られるから。”
”おう。何時に着くかだけ教えて?それに合わせて俺も買い物に行けばいい、てことやろ?”
急に元気が湧いてきたやっぱりともちゃんは私の元気の素なんや
大急ぎで家を出て、乗る予定の電車と到着時間を彼に伝えます。
”これに乗ります”
”〇〇駅まで迎えに行きます!
気をつけて来てね❤️
ありがとう😊❤️”
心がポカポカ
待っててね、ともちゃん。
すぐ会いに行きます。1時間半掛かるけど