新しい年が明けました。
あけましておめでとうございます。
たくさんたくさん残しておきたいことはあったのに、全然追いつけなかった去年。
新しい年が明けたこの時に、残しておきたいこと。
息子は、年が明ける少し前に
”たぶん、帰って来たら年明けてると思うから。あけましておめでとう、て言うとくわ”
そう言って、近所の氏神様の所へお参りに。
1人残った私は、見るともなく、ジャニーズカウントダウンを見ていました。
1時間程前、
”もう、起きておれんかも知れん。えらい眠たくて仕方ない今年もありがとう、まお。来年もよろしくね。じゃあ、おやすみなさい。”
そう言って電話を切った彼。
テレビの中で、ジャニーズのお兄ちゃん達がカウントダウンを始め、
3、2、1、、、
𝖧𝖺𝗉𝗉𝗒 𝖭𝖾𝗐 𝖸𝖾𝖺𝗋〜〜
その瞬間、隣の部屋で鳴る電話。
え?誰?
待ち受け画面に浮かんだのは彼の名前
”。。。”
一瞬、声が出ない私。
”はいはーい”
いつもの様に電話に出ると、落ち着いた声で
”おめでとう、まお。この瞬間の為に、頑張って起きてた”
もう、とっくに寝たと思っていた彼からのおめでとうの電話。
”ありがとう、ともちゃん。おめでとう。ほんとに嬉しい。”
”お前に1番におめでとう言わな、と思って。特別やで、お前は。特別やねんで”
その言葉に思わず、ウルっと来る私
”新年早々、こんな幸せな事ないな”
”そうか?あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします”
”はい。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。幸せな年にしようね”
”あかん、まお。もう限界や寝るわ。おやすみ。。。”
”おやすみ、ともちゃん。また明日ね”
年が明ける瞬間を待って、電話をくれた彼。
眠たかっただろうに、うとうとしながら必死で起きてる彼の姿が目に浮かぶ
幸せな年明け。
忘れないでおこう