心理カウンセラー教室7/お見合い相手がいい人だと嫉妬してしまう/その2 原因はどこに? | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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フラクタル心理学開発者がお答えします。ご質問をお待ちしております。

このブログの最近のテーマは、心理カウンセリング。

心理カウンセラーになりたいかた、

心理カウンセラーだけど、もっと勉強したいかた向けに、

フラクタル心理学のカウンセラー視点を解説しています。

 

 

フラクタル心理学は、関西学院大学大学院で、

「人材開発論」として、履修科目として

採用されています。

あなた自身の開発のためにも、ぜひフラクタル心理学を

本格的に学んでくださいね。

 

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今日は、

 

きのう出した課題の答えですね。

 

課題は以下です。

 

 

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相談者/ 

 

結婚したいと思うんですけど、お見合いクラブみたいなのに参加しているので、

紹介されて会うんですけど、

「いい人だな」と思っても、どこか欠点を探そうとしています。

欠点もあまりなく、「やっぱりいい人だ」と思っても、今度は嫉妬してしまうんです。

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こんな相談の場合、

 

心理カウンセラーとしては、どこに原因があるとみるか、

 

まずなにを疑うか、

 

という質問でしたね。

 

フラクタル心理学をすでに学んでいるかたならば、

 

答えは簡単だったと思います。

 

 

男性に嫉妬する

 

という場合、

 

まずは、兄弟がいないかを見ます。

 

姉、妹ではなく、男性の兄弟ですね。

 

 

 

お見合いの相手が優秀ならば、

 

本来、

 

「わあ! いい人が見つかった!」

 

と喜んでもいいのに、

 

「なによ、この人。私よりも優れているなんて…。

 

そんなの、なんだか許せない…」

 

と感じるのは、

 

 

 

自分が男の兄弟に嫉妬心を持っているということ。

 

 

 

とくに弟に対して、

 

ライバル意識を持っている、

 

ということを表します。

 

これは前も出てきたので、

 

すぐにわかったと思います。

 

 

 

なぜ弟かというと、

 

前に詳しく話しましたが、

 

普通は、弟には自分が勝って当たり前だと思うからです。

 

兄の場合、よほど問題があるか、

 

自分がよほど優秀か、

 

でないと、ライバルになりません。

 

特に、兄の年齢が高いと余計にライバルになりませんよね。

 

 

というわけで、

 

弟にライバル心を抱いていて、

 

夫となる人にも

 

「この人に負けられない」

 

と常に感じてしまい、

 

それで

 

結婚がめんどう、おっくうになるのではないか、

 

と予測できます。

 

 

実際、この相談者のかたには、弟がいましたので、

 

そこから修正することになります。

 

 

 

 

ところで、

 

私が、

 

「そこから修正することになります」と言っていますが、

 

これはどういう意味でしょうか。

 

「弟との体験に原因があるはずなので、それを修正します」

 

ではないのです。

 

 

 

一般的な心理学は、

 

「この体験が原因ですから、

 

ここで作られた思い込みを癒しましょう」

 

となります。

 

しかし、

 

フラクタル心理学はそうは考えません。

 

本当は、原因というのは、今ここにあるのです。

 

 

 

今ここにあるのに、それがあまりにも小さすぎてわからないために、

 

それとフラクタルな状況で、

 

幼児期をイメージして直すのです。

 

 

 

つまり、一般的な心理学のように、

 

「この体験があったから、こうなった」

 

と考えるのではなくて、

 

現在の状況になるための原因は…

 

「その原因は今もあるし、昔もありました。」

(テキストのどこかにこの言葉、ありますよね)

 

 

しかし、「今」といっても潜在意識の中。

 

だから、そこにアクセスするには、

 

「幼児期をイメージする必要がある」

 

と言うことです。

 

そして、フラクタルな状況をイメージして直すのです。

 

フラクタル、という理解は重要です。

 

 

 

実際の体験があるかないかは、

 

実はあまり重要ではなくて、

 

大切なのは、

 

感情です。

 

感情がリアルに出てくるならば、

 

それが単なる空想でも、思い出でも、効果は同じなのです。

 

それを引き出すための、「フラクタルな状況のイメージ」があればよいのです。

 

 

 

 

原因は、実は過去ではなく、現在にもあるならば、

 

この相談者の場合、

 

どんなふうに、現在の自分のそれがあるでしょうか。

 

これは、

 

そもそもなぜ、男性の兄弟に対して嫉妬心を持つか、

 

ということを考える必要があります。

 

 

では、今日の課題は、

 

男性に嫉妬する人、

 

夫に負けたくない人、

 

自分は女性だから、差別されていると感じている人

 

の、本当の問題点はなにか

 

を考えてみましょう。

 

このように、

 

体験から来るトラウマ的な思い込みではなく、

 

そもそもの心の癖や問題点を見つけ出そうとすることが、

 

現在の原因を知ることができる道です。

 

ではまた次回。

 

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