「ひとを変える魔法」 その35 土下座セラピーとは | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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急に暑くなりましたね。考えたら、あと1か月で夏至ですね!

では、今日も、コメントをご紹介します。

少しはしょらせていただきます。

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私は上司をいつの間にか怒らせてしまうことばかりです。

私の中では常に正直に取り組んでいることから

発言したり行動したりしたことでも、
いつの間にか上司を怒らせてしまっていて(1)
、その姿を見て

自分も怒りを抑えることができず、縁を切ってしまうことばかりでした。

家内から指摘されるとどうしても怒りがこみ上げてきて、

汚い言葉で罵ったり、切り口上で自分を下げてしまったりすることがよくあります。
完全に否定されていると思ってしまうのです。(2)
教えてもらったら、今度はそうならないようにしようとすればいいことなのに、
「これ以上言うな。もう黙ってろ」と怒鳴らずにはいられなくなるのです。(2)

振り返れば自分の判断でしてきたことは、大方失敗してきましたし、

常に経済的なことが不安でした。
人の成功話を聞くと、自分との余りにの違いに腹が立ってきます。
子供が3人おりますが、おそらく私は父親として満足な存在では

ないような気がしてなりません。(3)
私が絡んでいることで逆に子供たちの可能性を削いでしまっている

のではないかと思うこともあります。
ひとかどの人間になりたいのです。
家内を幸せにして、子供たちのどんな夢もバックアップして

「あなたと会うことができて本当によかった」と思ってもらえるには、
私は何をどうしたら手に入れることができるんでしょうか。

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はい、かなりいろいろありそうですね。

これは、次のように分析できます。

 

私の中では常に正直に取り組んでいることから

発言したり行動したりしたことでも、
いつの間にか上司を怒らせてしまっていて(1)

 

つまり、あなたから見ると、上司は良い提案も蹴とばして

否定する人ですね。

これはあなたの鏡ですから、

あなたもせっかくあなたのために言ってもらったこと、してもらったことを

蹴とばして、ないがしろにしたことが推測できます。

しかも、それは過去ではありません。

今現在も、あなたは、上司と同じことをしています。

それが、次の部分です。

 

家内から指摘されるとどうしても怒りがこみ上げてきて、

汚い言葉で罵ったり、切り口上で自分を下げてしまったりすることがよくあります。
完全に否定されていると思ってしまうのです。(2)

 

ほらね、上司にされた、と思っていることを、

あなたは奥さんにやっていますね。

 

普通の人は、こう考えます。

 

「俺は上司のために提案し、忠言したのに、否定され、怒鳴られた。

これは本当に馬鹿な態度だ。だったら、自分は絶対にしない。

自分にとって、耳障りでも、ちゃんと人の言葉を聞くようにする」

 

こうして、人は成長するのですが、あなたは、これができていないのです。

人からされたことを、奥さんにしているから、

自分が上司を呪うように、自分自身を呪っているのです。

 

これは、子どものころからそのようにしてきたので、

あなたはその癖が直っていないようです。

いったい誰にやってきたのでしょうか?

そのヒントが次の文章です。

 

おそらく私は父親として満足な存在では

ないような気がしてなりません。(3)

 

これは、あなたが同じことをお父さんに対してやってきたことを意味しています。

 

お父さんをだめな人、馬鹿な人、と思っていて、

それがまだ、ばかばかしい傲慢さだということが、理解できていません。

 

あなたは、反省しているように見えますが、残念ながらそうではなくて、

あなたが、過去、お父さんに「こう思え!」と思ったことを、今、自分が演じているのです。

 

つまり、あなたは子どものころに、

 

「俺がこうなったのはお父さんのせいだ! 謝れ!」

 

と思ってのではないでしょうか。

 

あなたが自分の父親に「謝れ!」と思っていたので、

現在、「お父さん」となったあなたは、子どもに対して、

「俺のせいで、子どもたちを〇〇してしまった。申し訳ない」

という気持ちになっているということです。

 

ですから、この反省は、あまり効果がありません。

 

今でも、こういう反応をしているのは、あなたの頭の中の子どもの部分なので、

必要なことは、子どもの自分の傲慢さを認め、

まずは、お父さんに謝る「土下座セラピー」をすることです。

 

なにも考えず、毎晩30分、お父さんを目の前にイメージして、

土下座しましょう。

 

何が悪いのか、考えないのがコツです。

 

考えると、あなたはまた、子ども脳を使ってしまい、怒りが出てくるからです。

何が悪いか、なにを謝っているのか、自分はそれさえもわからないほど、

馬鹿なのだ、と認めて、土下座するのがおすすめです。

 

ある意味、最初は機械的でいいので、やり続けるのです。

1週間くらい続けると、

面白いもので、体のほうが先に謝罪を覚えるので、

それから頭が付いてくるのです。

 

本当の意味で人が変わる、というのは、TAW以前は、とても難しいものでした。

しかし、TAWは今世紀の大発見の一つです。

変わる方法がわかったのですから、やるしかありません。

方法があるのに、やらなければ、

中世に生きているのと同じですね。

 

ですから、頑張りましょう。あなたは変われます。

この動画も、何度も何度も見てくださいね。

 

 

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