フラクタル心理学家族関係コース その5 自分の子どもだけは違う、という思いのもとは… | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

フラクタル心理学開発者がお答えします。ご質問をお待ちしております。

 

もう亡くなった義父ですが、義父はとても息子をかわいがってくれました。

 

しかし、もともと子どもは大嫌いな人でした。

 

ところが、自分の孫が生まれたとなると、

 

もうかわいくてかわいくてたまらない。

 

つまり、

 

よその子はちっともかわいくないけど、

 

自分の子は、目に入れても痛くないほどかわいい。

 

という心境ですよね。

 

まさか、こんなに自分の子や孫がかわいいなんて、

本人もわからなかったくらいです。

 

それは、母親とて同じ。

 

子どもなんかいらない、子どもなんか好きじゃない、

 

と言っていても、自分の子が生まれたら、

そのかわいさに感動です。

 

逆に、赤ちゃんを見てすぐに

 

「かわいい!」と寄っていく人も、

 

実は自分の子だとうまくかわいがれないことがあります。

 

つまり、赤ちゃんを見て「かわいい!」と言っていたのは、

 

ペットを「かわいい」と思う愛情と同じだったのです。

 

自分の子をかわいいと思う愛情は、それとはまったく別物なのですが、

 

これがわかっている人は意外と少ないです。

 

良くも悪くも、自分の子への思いは特別な反応を引き起こします。

 

仕事で子どもを育てる人が、

 

「どの子も同じようにかわいい」と言ったりしますが、

 

それは逆に言うと、

 

「どの子もたいしてかわいくない」

 

ということです。

 

つまり、自分の子と自分の絆はとても深いので、

 

かわいいときにはとてもかわいいし、

 

いとおしいし、

 

目に入れても痛くないのです。

 

絆が深いからこそ、

 

かわいくないときにはかわいくないのです。

 

なにしろ、自分がとてもかわいいと思って、

 

なんとか喜ばせてあげたいと真剣に思った。

 

そして、なにかをしてあげた。

 

そしたら、「こんなものいらない」

 

と言われた…。

 

それが何度も続くから、腹が立ってくるのですよね。

 

それは真剣さの裏返しです。

 

また、子どもがわがままを言ったり、

 

いうことを聞かなかった時には、

 

親だからこそ、とても腹が立つ。

 

それは、上の「真剣な愛」のほかに、

 

自分の過去の記憶に結びついているためです。

 

私たちにも過去、子ども時代がありました。

 

そこで我慢したこと、得られなかったことなどがたくさんあります。

 

 

たとえば、お母さんに抱っこをしてもらいたかったのに、

 

お母さんは妹を抱っこしていて、自分を抱っこしてくれなかった

 

…という思いがあるときに、

 

自分の子が「抱っこ、抱っこ」とせがむと、なんだかつらくなってしまうのです。

 

どうしてでしょう?

 

自分が我慢したことを、自分の子がしつこくせがむと、腹が立つ。

 

これは、親子間だから出てくる現象で、

 

保育園の先生などには出てこないものです。

 

これが、マニュアル通りにできない理由。

 

親子だからこそ感じるこのようなつらいことも、

 

ちゃんと、治し方があります。

 

それは、自分の過去の感情を修正すること。

 

癒すのではなく、「修正」です。

 

その方法はとても簡単ですが、

 

どの方向で修正するのかが大切。

 

家族関係コースでは、それを教えています。

 

愛情の深さ、絆の強さはそのまま。

 

そして、ネガティブな感情を引き起こす部分だけを修正します。

 

すると、子どもがいきいきと成長して、

 

聞き分けがよくなり、

 

親のいうことを素直に聞くので、

 

しつけ以上の教育も、しっかりとできていきます。

 

子どもを秀才にしたいかたには、

 

「フラクタル心理学家族関係コース」はとくにおすすめです。

 

高校生でも間に合います。

 

でも、行動は早めが肝心ですよ!

 

---------------------

各地のフラクタル心理学家族関係コースの開催スケジュールはこちら。

 

各地のフラクタル心理学講師たちのセミナースケジュールはこちら。

 

各地のフラクタル心理学マスターコースの開催スケジュールはこちら。

 

---------------------

フラクタル心理学講師、林浩子の動画紹介 

 

フラクタル心理学講師、磯部夏代子の動画紹介