悩み相談/ 男性関係に嫌悪感 その3 | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

フラクタル心理学開発者がお答えします。ご質問をお待ちしております。




フラクタル心理学マスターコースは全国各地で開催しています!
宮崎、帯広、栃木などの新しいエリアに注目ですよ!

全国のスケジュールはこちら。

さて、今日は悩み相談の回答ですね。

悩みの内容はこちら。



男性関係が怖い、とか、恥ずかしい、というのはどういう心理でしょうか。

それは、

前回も書いた、


祖父は幼馴染の女性と不倫していたようで、

祖母は祖父がいま愛人の家に行っているなど、

女友達に話すように私に言っていました。




というところにヒントがあります。



フラクタル心理学では、

このように話しているおばあ様は、自分の深層意識ととらえます。

「思考が現実化する。100%例外なく!」なので、

すべての人は自分の深層意識の鏡だからです。



しかも、どれだけ密接に過ごしたかで、

深層意識にある、自分の思考の量がわかります。


相談者様はおばあ様と一緒に暮らしていたのですから、

これは「思考量が多い」ということになります。



次に、この会話の内容ですが、

「おじい様が長年浮気をしている」

ということですよね。


おじい様は、なぜ浮気をしているのでしょうか。


これは、男性側に立ってみなくてはいけません。

誰だって、本当は家族が大切です。


それなのに、浮気をするとしたら?



一般的には、

浮気される女性は、「男は女とみると、浮気したがるものだ」

くらいに思っているのですが、

それは間違いですよね。


妻がかわいくないときに、

男性は浮気するのです。


ですから、おばあさまは、

自分が、夫にとってかわいくない女性だ

ということを認めなくてはいけません。



反省すべき点、直すべき態度、

などがあるにもかかわらず、

それを直そうとしないから、

男性が腹を立て、

復讐のかわりに浮気をする、というわけです。



さて、もう一人の登場人物は、

愛人です。

おばあさまは、この愛人をどう見ているのでしょうか。



「男に取り入るバカ女」なのです。


おばあさまにとっては、

この愛人は自分の深層意識の鏡ですから、

おばあさんはもともと、男性を、自分を甘やかしてくれるべき人、見ていることがわかります。



プライドが高いので、男性の機嫌を取ることができないのですが、

○ックスはそのエサだと心得てはいるのです。



もう一度、相談者様の別の説明を読んでみましょう。

-------------------


また小さいころから、結婚する前に男性と仲良くしている
女性の悪口をよく家で言っていました。

近所の祖母と同年代の人で
いわゆる出来ちゃった結婚をした人が
いてふしだらとか、



-------------------



ここから、おばあさまは

プライドが高くて、男性の前で素直になれない人だということがわかります。


だから、男性と関係を持つのがぎこちないのです。


ですから、男性の前では受け身でいて、

自分は男性にリードされたフリをしたいのです。


その引け目を、「ほかの人はふしだら」と言ってごまかしているのです。


---------------------

親戚の女の人はまだ高校生なのに

勉強そっちのけで色気を出し、電車の中で男といちゃついている、

など批判していました。



-------------------



勉強する、


というのは、ここでは、本来の本分を果たす、ということです。


それができていないことを批判しています。


自分が批判している対象は、

「過去の自分」です。


つまり、おばあさまは、


もともと、

「男は女を甘やかすべき」

「男は女を養うべき(ただ女だからという理由で)」



と思う人なので、


もし、そんな男を自分に与えてしまうと、


するべき仕事をしないような甘えた人なのだ、


ということです。




かといって、実際には、男のご機嫌を取ることができず、


結婚しても○ックスで満足させることもできず、


それが大きな引け目なのです。





そんなにプライドが高いならば、


本来だったら、自分の生き方をすればいいのですが、


それをするには依存的すぎるのです。





さて、これは、実際にはおばあさまのことではなく、


相談者様の深層意識となります。


早い話、


男性が怖いのは、

深層意識の潜むもう一人の自分が男性に依存的すぎて、

男性から奪おうとするタイプだからなのです。



性的な関係さえ与えれば、なんでもやってもらって当然!


というような、「ふしだら」な自分がいるので、


逆に投影され、


「男性が、性的なものを理由に自分を支配するかも」と


と思い込んでいます。

さらに、

「自分は男性を満足させられないかも」

という不満もあります。




そんな自分をコントロールすることに、長年はまってしまって、

コントロールすることだけが定着してしまいました。





本当は、もう幻想なのですが、


スタートの思いというものはおそろしいもので、


これから発して今の自分ができあがっているので、

なかなか変えられないのですね。




さて、ではどうしたら解除できるでしょうか。


続きは次回。






--------------------------

全国のフラクタル心理学講師たちのセミナー情報はこちら