「頭が悪い」?人の深~い心理とは。 | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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日本に帰ってきて、ネットがつながらない間に、本屋さんに行って本を買いました。

アメリカには本屋さんが少なく、

なかなか本を見るということがありません。

そして、みつけたのが、

山口真由さんの、「東大首席弁護士が教える七回読み勉強法」です。

これはいいですね~。

みなさんは、勉強が出来る人って

「生まれつき頭がいいんだな~」と思っていませんか?

でも、この本を読むとわかります。



頭がいいとか悪いとか以前に、

ここまで勉強に熱心に取り組めるか、ということが大切だと。



「頭が悪い」

つまり、学校の成績が良くない、

試験に受からないなどの問題があるとしたら、

それは「頭が悪い」のではなく、

やる気がそもそもない、ということが問題だということです。

生まれながらの頭の良さなどは関係がないのです。



山口真由さんは、

「勉強は楽しくない」と

はっきり言います。

頭がいい人、悪い人がいるわけではなく、

楽しくないからやらない、という人と、

楽しくないけどやる、という二種類の人がいるだけですね。



でも、一度も根性を出したことのない人は、

これがなかなか理解できません。

根性を出すのは自分が決めるだけのことなのに、

「生まれつき集中できない性格」

と言い訳して、

生まれのせいにしたまま改善しないのですね。



世の中には「楽しいことをすれば成功する」とか、

「好きなことをすれば成功する」という本が出ていますが、

それは、まず

仕事そのものが自動操縦でできている人の話。

仕事がなかなかできず、

やる気が出ない人が、

「好きな仕事ならばやる気が出るのに」と

思って、そのような本を買って読んでも、意味がありません。



遊びのような気分で仕事ができるのか「楽しい」のではなく、

つらくても続けて、眠りたくても根性を出して続けた後、

結果を出したときの達成感が「楽しい」「うれしい」なのですね。

つまり、スタートではなく、一番最後に「楽しい」があるのです。



もし、あなたがまだ、こんな根性を身につけていなければ、

それは、まだ脳が「子ども」なのです。

子どもは、遊び感覚でしか動きません。

大人は、楽しくなくても、ラクでなくても、

やるべきことやります。



それをずっと勘違いして、

自分がやる気にならないのを

「好きでないから」

「自分に合っていないから」と言いわけするのをそろそろ辞めにしましょう。


ぜひ、大人仕様の脳にしてください。

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