被害者になって、人を謝らせたいという心理の裏は… | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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ロサンゼルスに帰ってまいりました。

相変わらず、ロサンゼルスは暑いです。
風は冷たくなりましたが、部屋の中にいると、汗ばみます。

さて、アイダホ旅行のレポートです。
ロサンゼルスには、5つの一般人用の空港があるそうです。

そのうちのひとつ、ボブ・ホープ空港からまずワシントン州シアトルに飛びます。
ここは、スタバの聖地! 空港にもやはりスタバが。

$人生乗り換えの法則…望み通りの人生を創り上げるTAW理論

ここから乗り換えて、小型機でスポーケンへ。
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コンビニでおなじみの「マウントレーニア」コーヒーの、マウントレーニアって、本当にあったんですね…。飛行機から見えました。

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空から大地を見ると、きれいに直線で、区画に分かれています。日本ではできない分け方ですね。ここはどうやら海底が隆起した土地らしい。高さはありますが、上は平らです。
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そして、水を撒く機械の関係で、畑は丸いものも。
ナスカの地上絵みたいですね。
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(つづく)

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      質問コーナー
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芦屋で上級まで学びました。

近所の子供が禁止されているのにマンションにある空き地でキックボードに乗って遊んだり
野球やテニスをしたり庭の石を投げて遊びます。
我が家は被害に遭ったことはないのですが、車や通行人に石やボールが当たったりして被害も時々あり、看板で注意喚起をしたり、見つけた管理人や大人が注意したりしているのですが子供は辞めません。
そういう子供をみかけると危険を感じ、私はイライラして物凄いストレスになります。
一度小さい子供に注意した時「うちのママが6時まで遊んでもいいと言った」ときょとんとした顔で言われたのが印象的でしたが、凄く腹がたちストレスになりました。
お隣がマンションで禁止されている犬を買っている事に関しては全然イライラしないのに、家の共有部分に禁止されている自転車を置いていたり
通路でキックボードに乗る子供には凄く反応してしまいます。

これは自分の無知にイライラしてるという事なんでしょうか?

ルール違反をしている子供に般若面のような顔で反応してしまう自分が嫌になります。
どうぞ宜しくおねがいします。
(とも様)

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回答の前に…
上級まで学んだかた全員にお伝えします。

上級まで学ぶと、現象がどのように起きるかという理論はすべて学ぶので、
本来は、これがなにを意味しているのか、すぐにわかるはずです。

それでもわからないとしたら、それは、

a.まだ心の中の抵抗が外れない。→ 初級をもう一度学びましょう。被害者意識の修正が足りないようです。

b.まだ十分に学べていない。→ テキストをもっとよく読みましょう。理解が不十分のようです。また、LDPのワークに参加しましょう。

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さて、答えです。

1.

ともさんの心の中に、自分のしたいことを優先するチャイルドがいるために、
自分の安全を守れないのです。

そのために、自分か誰かが怪我するかもしれないのですが、それを人のせいにしています。
(よくあるのは、幼児期に自分の愚かな失敗を、お母さんが守るべきだったのに、と責めた)

2.

それから、もう一つ、それに続いて生じた「決めたこと」があります。

ともさんは「被害者になって、相手を責める」というやり方をしています。

だから、「誰かが怪我をするのに!」と思ってしまうので、イライラするのですが、

これはもともと、1.のあとに、自分が「被害者になって、相手を謝らせたい=自分が勝ちたい」と「決めた」ことから生じています。

「人を謝らせるために、誰かや自分自身を犠牲者にしたい」という心理はありふれたもので、社会にあふれています。

3.
そして、ともさんは人に謝らせたいと感じているのですが、実はそれは、自分が謝るべきときに謝っていないからです。

おそらく、親が守ってくれていないと八つ当たりして腹を立てた自分がいるのではないじょうか。それを謝るときです。

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さて、では、直し方です。

まずは、次のアファメーションから始めましょう。

「被害者になって、相手に勝とうとするのはやめた!!」

これを毎晩100回言って寝ましょう。7日続けます。

そして、毎晩、次の修正文を言います。
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あなたは、自分がしたいことを優先してしまって、自分が人や自分を怪我させてしまうかもしれないと思ったときに、「まわりが不注意なのが悪い!」と思ったんだね。

そして、こんどは自分だけがまわりの安全を守ろうとする人だと思い込んだんだね。

そのために、いつも人の安全ばかり気にしてしまうんだよね。

それだと疲れるね。

それに、それだといつも危険と隣り合わせだって、気づいたんだよね。

そして、いつも悪者を作らなければならないし、
悪者を改心させるために、どこかに犠牲者をつくらないといけないよね。

ばかばかしいね。
もうやめようね。それはもう必要ないんだよ。

あなたはちゃんと、自分の身体を自分で守れるんだよ。

もっと自分の身体に配慮しなさい。
次にどうなるか考えて、安全を保ちなさい。

それをしようとしないのは、ただ、したいことを優先しているだけで、能力がないわけじゃないんだよ。

これからは、あなたは自分の安全を自分で守りなさい。
なにをしたいかを考えるのではなく、自分の安全のためになにをすべきかを考えなさい。

すると、自然にあなたは安全に生きられるよ。
そしたら、まわりにはあなたを傷つける人はいないとわかるよ。

もう大丈夫だよ。あなたは安全だよ。

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そして、自分が謝るべきことはなにかを考えながら、
寝る前に一人で土下座して、次のように謝りましょう。

「もうしわけございませんでした。
私が不注意でした。自分のしたいことばかり考えて、安全を自分で守ろることを怠っていました。そして、安全じゃないのを人のせいにしていました。申し訳ございませんでした」

これを10回言って、寝ます。

以上です。

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この質問コーナーは、TAWを学んだかたのための、
さらに勉強する場です。

まだTAWを学んでいないかたは、まずは入門から学んでください。
学べばすぐに解決することがたくさんあります。

エネルギーを出さずに解決はできません!
本を読んだだけではわかりません。
本には、当然ですが、すべては書いてありません。

各ステーションで、お待ちしております。

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