●投稿のペースが戻らない
今年も、のっけから投稿のペースが元に戻らない。気が付けばもう2月。これが今年最初の記事である。このままでは、足掛け15年になるブログライフは今年が最低の年になりそうだ。(図)
前回でもお知らせしたが、パソコンの不調がその主因であるが、記事を書く気力や集中力が衰えていることも歴然としている。
●病気のデパート
身体中が悲鳴をあげている。どこから手を付けたらいいのか分からないまま時が過ぎていたが、ようやく重い腰を上げ、いくつかの病院を訪れてみた。
①内科 まずは、長い間胸の痛みを感じているが、胸部レントゲン検査をした。過去の他の病院での結果と同じく、問題はないとのこと。症状はいまだに続いているので何とも割り切れない。
ところが、これには続編があり、その十日後、風邪の症状で再度通院したが、帰宅して念のため新型コロナの抗原体検査をすると、何と陽性反応。幸い重症は免れたが、1週間蟄居する羽目になった。これで感染は2度目だ。
②耳鼻咽喉科
青洟(あおばな)と呼ばれる、黄色い鼻水が出る。子供のころに患った副鼻腔炎(蓄膿症)だとは思ったが、その通りの診断だった。
③整形外科
足の裏とふくらはぎが痛い。どうやら血流が足に行き渡っていないようだ。
この3医院から処方された薬が7錠。今も続けている10年前に手術した心筋梗塞のリハビリ薬の4錠と合わせ11錠もいっぺんに飲んでいて、正に薬漬け。病気よりその方が身体に毒のようだ。(今は8錠)
●団塊の世代
自分はいわゆる団塊の世代。今年の3月に75歳、もうすぐ後期高齢者となる。上述の通り、60代では気がつかなかった身体の異変をひしひしと感じている。
団塊の世代とは、戦後第一次ベビーブーム、1947年(昭和22年)~49年(昭和24年)に生まれた日本人を指す。その間の出生数は毎年260万人以上だった。1947年生まれは267万8792人、1948年生まれは268万1624人、1949年生まれは269万6638人で日本史上最多の出生数。3年間の合計出生数は約806万人にのぼる。
学校は生徒の急増に対応できなくなり、プレハブ校舎(写真)の教室で授業をした思い出が今では懐かしい。
ところが、これもまた今は昔。あれから75年後の2022年には統計のある1899年以降で初めて「80万人割れ」したが、2023年は、推計で72万6千人程度になり、さらに過去最少を更新する見通し。少子化に歯止めがかからない状況にある。
●仕事事情
昨年末の記事★第385話:歳末のご挨拶で、「実はこのところ仕事も忙しかった。10月から仕事が変わり、バタバタして時間的余裕もなかった。仕事が優先になり、プログを書く気になれなかったことも事実である。この正月は久しぶりの休みが取れたので、パソコンが言うことを聞いてくれたら再開したいと思っている」と書いたが、こんなに遅くなってしまった。
図で示してみたが、現在ダブルワークをしていて、1週間に3日をI社の巡回指導員、2日をⅡ社のマンション管理人(代行)として働いているが、とりあえず順調に推移している。68歳から始めた同系の仕事でもうすぐ7年目を迎えるが、その間会う人の大半は同世代で、共通の話題が多く、この歳でこんなことは滅多に経験できることではないので、本当に有意義な歳月だったと、思いがけない幸運に感謝している。
●同世代の死亡記事
昨年から、同世代の有名人の死亡記事が多いのが気になっている。自分も他人ごととは思えない。独断と偏見で、当ブログで紹介したことのある6名を選んでみた。
写真左から鮎川誠(1/29、74歳で没)、坂本龍一(3/25、71歳で没)、谷村新司(10/8、74歳で没)、大橋純子(11/9、73歳で没)、伊集院静(11/24、73歳で没)、八代亜紀(12/30、73歳で没)。(敬称略)
当ブログを検索してみると、この中のベストスリーは第一位・八代亜紀の49件、第二位・谷村新司の28件、第三位・伊集院静の27件である。このご三名は近いうちに改めて当ブログのタイトルにして紹介したいと思う。
ここでは、演歌の女王・八代亜紀の名曲を1曲だけ。
八代亜紀/舟歌(1979年)
「舟唄」といえば、もう大分前に亡くなったが、故郷の広島県呉市のスナックで義兄と3人で飲んだ時、義父が歌ったシーンと、次の歌詞を今も思い出し、しんみりとしてしまう。
義父の歌を聴いたのはこれが最初で最後だった。お酒が好きで、妻の実家に帰るたび、いつも朝から酒盛りだったが、とてもいい義父だった。
<歌詞>
お酒はぬるめの燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な人がいい 灯はぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟歌を
沖の鴎に 深酒させてョ いとしあの娘とョ 朝寝するダンチョネ
店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている