神奈川県のおきて【その10】神奈川のラーメン | 中高年の中高年による中高年のための音楽

中高年の中高年による中高年のための音楽

10年続けたYahoo!ブログから移転してきましたが、Amebaのブログライフも4年を越えました。タイトルは当時と同じ「中高年の中高年による中高年のための音楽」です。
主にオールディズが中心の音楽を紹介しています。よろしくお願いいたします。

 「神奈川のおきて」と題したシリーズも、
 
 
 と、【その7】が3回あったので、都合11作も作った。
 
イメージ 1 元は、「神奈川のおきて(2004年、神奈川県地位向上委員会編、泰文堂、写真)(副題:カナガワを楽しむための49のおきて)を読んで、それを参考にしたものだが、相当逸脱してしまった。
 
 まだ書き足りない点がいくつかあるが、次のネタもあるのでそろそろクロージングにしたい。
 
 最後は、神奈川県のおきて【10】神奈川のラーメン
 まず先にお断りしておきますが、ラーメンは大好きだが、フリークとまでは行かないので、見落としていたり、味もあくまで自分の好みなので、その点はお許し願いたい。
 
全国・世界のラーメンを味わう
 
 神奈川県は全国世界のラーメンが味わえる場所がある、凄いところである。
 
 それがかなえられる処は、新横浜ラーメン博物館(ラー博)や、ゴールデンウィークをどう過ごしたか【その1】レジャーに載せた、みなとみらい・カップヌードルミュージアムである。
 
 ラー博では全国の、カップヌードルミュージアムでは世界のラーメンを食することが出来る。
 そして、それから見るとマイナーかもしれないが、川崎駅前のアトレ川崎のB1Fの一角は「ラーメンSymphonyと名づけられ、有名ラーメン店が集まっている。
 
イメージ 2
イメージ 5
 
 いずれも営業時間は11時~22時半。禁煙。
 
2.らぁめん 大山
3.麺屋 徳(つけ麺)
神奈川のご当地ラーメン/サンマーメン
 
イメージ 3 サンマーメン(写真)神奈川県ご当地ラーメンであり、当地で広く浸透しているラーメンの一種である。名称の読みからサンマが入っている」と誤解される事が多いが、全く関係がない。
 
イメージ 4 漢字で「生馬麺」と書き、「生=サン 馬=マー」広東語の読み方で、調理法もやや甘めの広東料理に属している。
 
 (サン)は「新鮮でしゃきしゃきした」と言う意味。 (マー)は「上に載せる」と言う意味がある。(写真)
 
 戦前当時、調理人達のまかない料理で、とろみを付けた肉そばが原形になったと言われている。
 
イメージ 13イメージ 14 発祥は伊勢佐木町玉泉亭(写真左)とされているが、横浜中華街聘珍楼(写真右)という説もあり、メニューにこれら発祥を記載する店舗もある。
 
 細麺を使った塩ラーメンもしくは醤油ラーメンの上に、歯ごたえが残る程度に炒めたモヤシ入りあんをかけた麺料理である。Wikipedia、かながわサンマ―麺の会参照)

家系ラーメン
 
イメージ 6 家系ラーメン(写真)は、1974以降に登場した豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメンで、新杉田駅近くでオープンし、今は横浜駅近くに移転した吉村家を源流とする。(下地図)
 
イメージ 7
 
 
 
 豚骨や鶏ガラから取ったダシに醤油のタレを混ぜ、鶏油を浮かべた「豚骨醤油ベース」のスープ、コシのある太麺と、ほうれん草、チャーシュー、海苔のトッピングで構成される家系ラーメンを出す店は、国内とアジアを中心に約1000店舗あり、そのうち、横浜市内には、約150店舗あるという。
 家系ラーメン店では、客の要望に応じて、醤油味の濃さスープの脂の量麺のゆで加減を調整して作るサービスや、卓上の調味料(おろしにんにく、豆板醤、ショウガ、ごま、胡椒、酢など)を客が自由に使えるサービスが行われていることが多い。
 
 家系は、総本山を自称する「吉村家」の直系や、西神奈川の「六角家」、都筑区・北山田「横濱家」の姉妹店など数多い。
 
 赤い地に黒い毛筆体等で「○○家」と書かれ、カウンターが赤く塗られている店が多い。大部分の店が全面禁煙である。食券制を採る店が多い。
 
 
イメージ 12 一度、新杉田にあったときの「吉村家」に行ったことがあるが、当時は店は小さくボロく、冬になるとすきま風が入って来るような状態で、あまりいい印象は持っていない。(写真は現在の吉村家
イメージ 9 今、家系というと、横浜市緑区の「ラーメン大桜 十日市場本店」の常連だ。
 
 いつもはねぎラーメンで、麺かため、中ジョッキのビール付きである。締めて1,370円。(写真)
 
イメージ 8
イメージ 11
 ラーメンについて語るとキリがなさそうだ。最後はこの映像を。
 
おいしいラーメンの食べ方
 
映画タンポポ」(1985)
 
イメージ 10 今は亡き伊丹十三(1997年、64歳で没、写真)の作品で、売れないラーメン屋が「行列のできるラーメン店」をめざして奮闘する物語。主演は伊丹十三シリーズではおなじみの、山崎努宮本信子
 
 映画のモデルとなったラーメン店は、東京荻窪の「佐久信」で、故・愛川欽也探検レストラン(テレビ朝日、1984年)でのストーリーを下書きにしたとされる。
 
 なお、「佐久信」は1990年代後半の荻窪駅北口駅前整備工事に伴い、店舗所在地がタクシー乗り場となったことに伴いすでに閉店している。
 
 このシーンは、大友柳太朗(1985年、73歳で没、「タンポポ」が遺作となった)扮する老人(先生)が、ガン(渡辺謙)にラーメンの正しい食べ方を教示するところ。