第697話:NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ) | 中高年の中高年による中高年のための音楽

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朝ドラの視聴率
 
 NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)は、1961年の娘と私』から始まり、今年でちょうど半世紀を迎える。
 
 NHKの看板番組といわれ、平均視聴率が40%を越えるのは珍しくなく、1983年の第31おしん』は、平均視聴率が52.6%、最高視聴率は何と62.9%に達した。
 
 しかし、1986年のはね駒』の平均視聴率41.7%以来、40%を越えることはなくなった。特に2009年度は、つばさ』13.8%ウェルかめ』13.5%と、平均視聴率のワースト記録を連続して塗り替えた
 
 それでも昨年の紅白歌合戦の司会を務めた松下奈緒主演の2010年『ゲゲの女房』は近来にない高視聴率を上げたというが、平均は18.6%で、栄光の過去に及ぶべきもない。
 
 NHKは視聴率を上げるために腐心している。ヒロインをオーディションで選ぶのもその一つであるが、放送時間を前述のゲゲゲの女房』からこれまでの8時15分からの開始を15分繰り上げて、8時からのスタートとした。
 
 いずれにしても、その時間は自分の通勤時間帯と重なる。久しく朝ドラを見ていないはずだ。
 
心に残る朝ドラヒロイン
 
 朝日新聞2010925日付の土曜版beに、「心に残る朝ドラヒロイン」のランキングが載っていた。
 
 アンケート結果は次の通り。
 
 左より第1樫山文枝『おはなはん、第2位田中裕子『おしん、第3国仲涼子『ちゅらさん、第4位沢口靖子『澪つくし、第5位松下奈緒『ゲゲゲの女房』
 

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1970~80年代の番組
 
 この時期は朝ドラの最盛期だった。番組を見てみよう。
 
1970年代
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1980年代
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心に残る主題曲
 
 1992年のひらり』からヴォーカル付きの曲が使われるようになって朝ドラ主題歌も大きく変貌をとげたそうだがこれまで心に残る朝ドラの主題曲を集めてみた。【()は回数】 
 
春よ来い(52)1994‐1995 主演:安田春美、中田喜子 歌:松任谷由美
 

おはなはん(6)1966‐1967 主演:樫山文枝 歌:倍賞千恵子
 

藍より青く(12) 1972-1973 主演:真木洋子 歌:本田路津子
 

ちゅらさん(64) 2001年 主演:国仲涼子 歌:Kiroro Best Friend
 

純情きらり(74) 2006年 主演:宮崎あおい
 

最近の朝ドラ情報
 
ゲゲゲの女房(82) 2010年 主演:松下奈緒 歌:いきものがかり ありがとう
 
 ゲゲゲの女房』の主題歌、ありがとうを歌っているいきものがかりは、小学校時代からの同級生である水野良樹山下穂尊が男性2人組アマチュアバンドを結成し、1999(当時17)から小田急線相模大野駅周辺で路上ライブを開始、同年11月にボーカルの吉岡聖恵(当時15)が加わり、本厚木、海老名駅で音楽活動を行うようになった。
 
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 男性二人は共に厚木高校出身。水野さんは一橋大学、山下さんは法政大学、紅一点の吉岡さんは海老名高校出身で昭和音楽短期大学を卒業している。
 

 昨年末のNHK紅白歌合戦で歌ったのをはじめ、いきものがかりの地元、本厚木駅と海老名駅でSAKURA、YELL2曲が列車接近音として使用されており、3月23日に始まる春の全国選抜高校野球の入場行進曲ありがとうが選ばれ、今ノリに乗っているところだ。


てっぱん(83) 2010-2011 主演:瀧本美樹 音楽:葉加瀬太郎 ひまわり
 
http://www.youtube.com/embed/4MeiqdE_Nqs ストーリーは、2008年夏の高校野球の地方予選で、ヒロインが吹奏楽部の一員として球場のスタンドで野球部を応援する場面(結果はコールド負け)から始まる。
 広島県を舞台とした連続テレビ小説は1978年の『わたしは海』以来32年ぶり、大阪放送局及び尾道市では『うず潮』以来46年ぶりだそうだ。
 
 主演の瀧本美樹(19歳)(写真)は鳥取市出身で、まだ亜細亜大学在学中の学生である。


おひさま(84) 2011年 主演:井上真央
 
イメージ 10 2011328日から同年924日まで放映予定の『おひさま』は、連続テレビ小説が『娘と私』放送開始から数えて50周年となるのを記念する作品として位置づけられている。 
 
 これは、『ちゅらさん』シリーズの岡田惠和書き下ろし脚本によるオリジナル作品で、信州の安曇野市と松本市を舞台に、激動の昭和時代を生きた架空の人物・須藤陽子の半生を描いた物語だそうだ。主演は横浜市出身の俳優、井上真央(24歳)(写真)。


(Wikipedia参照)