エッジの酸化皮膜をゴシゴシする | 板面舎[いたづらしゃ]のHandmade ski

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ハンドメイドテレマークスキー工房、ワイオミングとコロラドの友人の工房で学んだノウハウを生かし木製芯材を使ったWoodenなテレマークスキーを作っています。注文主様と一緒に滑ってから作るのがオイラ流

 本日のお仕事はエッジの酸化皮膜をワイヤーブラシとサンドペーパーで落とすことです。 スキーをしている方はご存知のとおりシーズンが終わって錆止めをしておかないと次のシーズンはワックスがけの前にエッジのサビ落としを滑走前にした経験は誰でもあると思います。

 エッジは工場出荷時には焼きが入った状態ですのでトップのRに合わせるために焼きなましをします。また、滑走面の仕上げの時にグラインダーでPtexとエッジをサンディングしますので焼き鈍すことができるのです。

 工作前のエッジは黒い酸化皮膜がありますのでこれをサンドペーパーやワイヤーブラシで擦って皮膜と共にサビも落とします。



上のエッジがブラッシング前で下がブラッシング後です。ブラッシングまたはサンディングすることによってエポキシ接着剤との接合もしっかりとできますので、手間をかけてしっかりと磨きます。