遅ればせながら、先週発売されたチョロQzeroの新作を紹介します。
Z-81c Nissan GT-R50 by italdesign【濃緑】
GT-R誕生50周年を記念して、同じく50周年を迎えたイタルデザインとのコラボで製作された記念車です。
nismoGT-Rをベースに作られていますが、エクステリアはGT-Rをモチーフにしながら、ほぼ別物になっているのが面白いです。
チョロQzeroではすでにテストカーが発売されていますが、やっぱりプロダクションモデルが欲しいと待っていたところ、遂にバリエで発売されました。
複雑な造形を見事にデフォルメして、チョロQに落とし込んでいます。
青みの強いグリーンメタリックのボディにゴールドのラインが印刷されており、綺麗な仕上がりです。
後部の複雑な造形も見どころです。
このカラーと後部の73の数字からも判るように、ケンメリレーシングがモチーフとなっています。
フロント
通常のGT-Rより平べったくなったグリル周りもリアルに再現。
GT-Rのエンブレムもちゃんと印刷で再現されています。
俯瞰のアングルから
4本のスリット状になったヘッドライトは印刷で再現。
リア
複雑な造形のリアビュー。
ディフューザーの造形もキッチリ再現されています。
コインホルダーシールは最近多い縦が短めタイプで
車名のロゴとなっておりいい感じです。
俯瞰アングル
GT-R伝統の4灯テールランプながら、車体側がえぐれており、筒が長い造形なのがこの車のデザインとして面白いところでもあるのですが、一応このチョロQでも控え目ながら再現されています。
あとリアウインドウ周りの造形もうねうねしてるのが再現されていてGOODです!
可変式リアウイングの複雑な造形も見事に再現されているのも見どころです。
あとセンターのフィン(アンテナ?)の末端が白く塗られているのが芸コマです。
サイド
金色のラインが映えますね。
サイドビューもカッコイイ!!
意外とタイヤとボディとのクリアランスは多めだったりします。
色々とやり過ぎなホイール(褒め言葉)
大きく抜けている上に基部もリアルに再現。
強度が気になります。数年後に経年劣化で砕けるって事はないよね?
ベース車のnismoGT-Rとツーショット
エクステリアが全く別物となってしまっているのが良く判りますね。
GT-R50 by italdesignはnismoGT-R2017年モデルをベースに作られているらしいのですが、チョロQzeroのnismoGT-Rは2017年モデルらしいので、たまたまながらホントのベースマシンと並べる事ができました。
カラーのモチーフとなったケンメリレーシングとツーショット
このケンメリ、「幻のケンメリ」と呼ばれ、時代背景が悪くてオイルショックと排ガス規制のあおりを受けて、レースに出る事が無かった悲運の車なんですよね…。
Cピラーのとこのラインのパターンなどトリビュートされていますよね。
GT-R50の方もボンネットとドアに73のゼッケン入れれば良かったのに。
あとホイールはモチーフ通り金色の方が良かった気がします。
GT-R50 by italdesignですが、実は私、去年末に大阪モーターショーで実車を見ました。
メーカーブースでは無く、企業ブースの方だったんですが、まさかこの車を見れるとは思っていなかったので、ある意味一番興奮したかも?
やっぱりこの車はリアビューですよね。
複雑な造形にほれぼれします。
って事で、締めの写真もお気に入りのリアビューです。
待望のプロダクトモデルの商品化でほんと嬉しかったです。
造形も塗装も期待以上の出来で満足な一台でした。
しかしトミーテックさんはひねくれてるので通常カラーは出しませんね。
金が多めの通常カラーも塗り分けが好きなんだけどな~。
まあ次のカラバリのJPSっぽいカラーもカッコイイので楽しみですけどね!